こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki)
先日、人生で2回目となるTOEICの試験を受けてきました。
結果は900/990点でした。
前回、初めて受けたのが2015年。
あれから僕は一体何を学び、TOEICに対してどのように思ったのか。
- 受検までにやったこと
- 受検を終えてわかったこと
などを語っていこうと思います。
TOEICを受けるまでにやったこと
英語教師として進学校にいた時は、生徒のレベルも高かったため、僕自身も、
- TOEICを1回
- 英検1級を2回
受けていました。
どちらも惨敗でして笑、TOEICの点数は770点でした。
と言ってくれる方もいらっしゃいますが、英語教師としてはまだまだです。
特に僕の周りの友人は、
という人がザラにいます笑。
と思って「ノー勉で挑んだ結果」がこれです笑。
当時、英検についても同じスタンスでした。
ある程度の勉強(単語の勉強や英語記事を読むこと)はしていましたが、本格的に参考書を買って取り組むことはしていませんでした。
もうわかりますね。
以前の僕は、完全に英語を舐めきっていたのです。
友人の武勇伝を聞き、
とタカをくくっていました。
でも今回は、きちんと準備しました。
ちゃんとそう思えていたからです。
ただ「準備期間が長ければいい」とは思っていませんでしたので、1〜2ヶ月のスパンで勝負することにしました。
「英検1級」の勉強からそのまま流していきましたので、TOEICに特化したのはほぼ2週間程度です。
おかげさまで英検1級の1次試験に合格し、TOEICも目標としていた800点を大きく上回る結果となりました。
つまり今回は「きちんと勉強した」。
これに尽きます。
当たり前のことなのですけれどね笑。
僕は本番までに、公式問題集を3つ解きました。
最初に購入した参考書は以下のものでした。
どうやら完全に間違えたらしく、なんと一番古いものを買ってしまいました笑。
大勢の人に笑われ、指摘され、悔しい思いをしました…(冗談です笑)
ただ、形式としては大きく変わっている様子もなく、とても勉強になりました。
- L 81/100, R 68/100
- L 83/100, R 81/100
1回目の結果はひどいものでした笑。
R( = Reading)パートが間に合わずに撃沈したのです。
やり方がよくわかっていなかったこともありましたが、「悔しい!」と素直に思えました。
その後はスピードを意図的に上げて挑戦すると、両方とも8割に到達しました。
次に解いたものは、最新のものでした。
- L 82/100, R 93/100
- L 93/100, 91/100
ここでだいぶ形式になれ始め、手応えをつかむことができ、やっと9割近くに。
その後、「試験直前にもう1冊!」と思って追い込みました。
- L 94/100, R 91/100
- L 91/100, R 81/100
最後は少し残念な結果でしたが、なんとか当日までに計6回、公式問題を解いたというわけです。
リスニングとリーディングは、分けて勉強したことが多かった(2日で各パート)のですが、きちんと時間を計りました。
実践ばかりであまり参考にならないかと思います。
僕はある程度英語を使っている人間でしたので、形式に慣れることをメインに据えて勉強しました。
何かの参考になれば嬉しいです。
時間管理を徹底する
特にしんどかったのが「時間管理」でした。
「本番の時間配分」という意味ではなく、普段の勉強の時間確保のことです。
TOEICは、
- リスニングパート:45分
- リーディングパート:75分
です。
本業の仕事を終えてからの模試(自宅)なので、夜はかなりタイトなスケジュールとなっていました。
リスニングとリーディングが一晩で解けなかったのは、1日の時間が足りなかったためでもあります。
また他の用事が入って問題を解けない日もありましたので、毎日勉強に集中できたわけではありませんでした。
しかしそれは言い訳となると思っていましたので、
という意気込みで、時間を捻出しました。
これはブログを始めてから身についた習慣ですが、何かやらなければならないことがありますと、
- その分、集中力が上がったり
- どうしたら時間を捻出できるかと考えたり
するようになっていたのです。
TOEICの勉強でも、土日は時間が取れるので一気に勉強をして、平日はタイトに、
と決めて机に向かうことができました。
もしみなさんが「英語を学び始めたての人」であるのであれば、もっと長期間で勉強していかなければなりません。
一方で帰国子女や普段から英語を使われる方は、僕よりも軽く問題を解くだけでよいでしょう。
それぞれに合った目標と期間を設定しましたら、あとは日々の時間管理ですね。
そうすれば、ある程度の目標に到達できると思います。
仲間とともに頑張る
僕が今回一番大切にしたことは、仲間とともに頑張ることでした。
そもそも「不要だと思っていたTOEIC」を受けるきっかけになったのも、
- 周りで英語を頑張っている初心者
- 僕より圧倒的な英語力を誇る人たち
のおかげでした。
まずは彼らに、
と宣言し、頑張ることに決めました。
以前の僕は、
という、非常にチキンでネガティブな考えを持っていました。
結局そのようなネガティブ思考だった頃のほうが、
- 頑張りきれず
- 不完全燃焼のまま終わり
- 結果的に点数も伸びなかった
と思っています。
驚きですよね笑。
実は今回も、
とは思ってしまいました。
しかしフタを開けてみれば、自分の予想をはるかに上回る結果を得ることができました。
1人で戦っていたときよりも、明らかに良い結果が生まれたのです。
必死に英語を頑張っている人たちと、ともに勉強ができたおかげでした。
- 受かる/落ちる
- 点数が良い/悪い
なんて、いい意味で誰も気にしてはいません。
その挑戦する姿こそが正しい姿であり、人を感化させます。
以前の僕は、
- プライドが高く
- 自分は失敗してはいけない
という防御体制に入っていました。
今は、
と思えるようになりました。
と思えている時ほど、勉強に力が入ることはありません。
それだけ周りを気にせずに、かつ周りを味方につけて戦いますと、驚くほど結果に現れます。
ぜひみなさんも恥ずかしがらずに、周りを巻き込んで戦ってみてくださいね。
おわりに
TOEICを勉強してみて思ったことは、
という印象でした。
つまり、
- ある程度の英語力があること
- ある程度の問題形式への慣れ
- ある程度の出題される語彙と内容の予想
のほうが求められており、受けてみて初めて、
と感じました。
でも意味がなかったとは思っていませんし、そうやって「受ける意味なんてない」と言い訳してきたのですから、受けてよかったと思っています。
とは思いつつも、
とも思います笑。
初回と違い、今回はしっかりと勉強したことが大きな収穫でした。
みなさんにオススメするほど「価値のある試験」ではないかもしれません。
ただ、何かに一所懸命ひたむきに努力することは、やっぱり楽しくてやめられないですし、何より誰が見ても応援したくなる姿として映るはずです。
以前の僕みたいに言い訳せずに、頑張って何かに取り組んでみましょう。
それではまた!
コメント