こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
英語を教えていますと、
という人がたくさんいらっしゃいます。
自分の経験が浅ければ、話すことも特にありませんからね。
いろんなことを経験していれば、それだけ話す内容に事欠きません。
と言われることもありますが、僕は公務員時代にもいろんな話をすることができました。
それはなぜか。
今日は「何を話すかが大事」ということについて書いていきます。
何も言えない日本人
決してディスりたくて言うつもりはないのですが、英語の指導をしていますと、
という声を聞きます。
これにトレーニングが必要かと言われれば、
と言えます。
ご自身にたくさん経験がある場合、そこまでトレーニングしなくてもポンポンと言いたいことが出てきます。
一方で、
と言って黙ってしまう人が多いのは、
- インプットが足りない
- アウトプットしていない
という2つの面でのスキルが足りていないのだと思っています。
後述しますが、そもそも何も経験していないのであればアウトプットすることは至難の業(わざ)です。
ただ、僕が公務員時代にアウトプットできたのは、仕事に真正面からぶつかっていたからでした。
教育という分野でもありましたから、誰とでも仕事の話題で話せましたし、
で、話題を作ることができました。
「話題作り」という面では、地方に行ってはいろんな景色を見たり、サウナや美術館を巡っていました。
アウトプットは言うまでもなく、
- このブログ
- 友人との会話
で「話すチカラ/書くチカラ」を身につけました。
要は「ちゃんと話のネタを作っている」のです。
それを普段からしている僕に対して、
と言われますと、
と言えるでしょう。
小手先のテクニック(話し方やジェスチャー)などは、先生としての経験が生きているのかなと思っています。
実際はそこまで大切なことではありませんけどね。
何も言えないのは、インプットもアウトプットも足りていないから。
これに尽きます。
大切なのは英語ではなく「何を話したいか」
英語をどう話すか。
- 過去形なのか
- 完了形なのか
- 使役動詞なのか
など、これらの「英語の作り方」を「how to(ハウトゥー)」と言うのに対して、「何を言うか」を「what to(ワットトゥー)」と言います。
僕はこちらの「後者のほう」が大切だと思っています。
どんなに英語がしゃべれても、言うことが何もなければ意味がないからです。
実はこれは、日本語でも起こっていることなんですよね。
と、仮に僕がみなさんに聞いたとしましょう。
みなさんは、数分間、昨日のことについて答えること(話すこと)ができますか。
おそらく多くの人が、
と言い、「特別何もなかった」で終わることでしょう。
これは何を意味しているかと言えば、「何も考えずに昨日を生きていた」と言い換えることができます。
厳しい言い方かもしれませんが、そういうことです。
本当は、
- 仕事で何かあったり
- 自己投資として何かを学んでいたり
していたはずなのに、
として、何もなかったことにしてしまっているケースがほとんどなのです。
- 家族とこんな話題になった
- 仕事でこんなことがうまく行った
- 新しい単語を覚えた(覚えようとした)
など、話そうと思えばいくらでも話題は作れます。
こうした「小さなこと」にも意識を向けられるようになれば、人との話題で事欠くことはなくなります。
さらに「昨日」からフォーカスをずらして過去を思い出せば、
- 友人から聞いた面白い話
- ここ最近で改革していること
- ハマっているドラマやオススメ
- 積極的に取り入れている運動や食生活
など、長期的に取り組んでいることや、過去の大きなイベントについても話すことができます。
大切なことは英語が上手くなること以上に、こうした「普段生活を話せること」です。
- 昨日頼んだコーヒー
- 天気や街、人混みの状況
など、何でも話題が出る人と話していますと、いつまで経っても飽きませんよね。
ぜひ「何を話すか」にフォーカスを当てて、トレーニングをしてみてください。
たくさんインプットをすること
特に僕がポンポンとどんな話題でも話せるようになったのは、たくさん本を読んだからでした。
こうして毎日アウトプットしていることも強みではありますが、本を読んだりあるいはYouTubeで意見を聞いたり討論番組を見たりしているだけでも、
と勉強になります。
生徒さんからも、
と、たくさんアドバイスをいただけて、
と納得することも多々あります。
- 本
- 動画
- 友人
- 経験
など、お金を払ったり払わなかったりしながら、いろんなことをどこからでも学ぶことができるのです。
特に「本や学び」から得られることはたくさんあります。
インプットしたことを、そのまま話題にあげればいいだけだからです。
それができなかったとしたら、
と思えますし、そこから、
- 学び方
- 進捗状況
など、話を膨らませることもできます。
インプットだけしていますと、
と、アウトプットの時に詰まってしまいますから、やはり少しずつでもアウトプットをすべきですね。
大切なのはバランスであり、「どちらか一方だけ」で会話のネタが増えたり話が上手くなったりすることはあり得ません。
ただ、何かを生み出すには取り入れなければならないのは間違いのない事実です。
仕事中でも意識をすればインプットできますし、
と、思ったり感じたりしたことを書き留めておけば、どんどん話したいことは増えていきます。
僕も思い立ったらすぐにスマホのメモ帳に保存して、話のネタや授業のネタをストックしています。
最近はもっぱら、
- ビジネス
- マーケティング
について考えることが多いですから、
と思いながら、いろんなお店に行ったり人の意見を聞いたりするたびに、それを友人との会話やブログでアウトプットしています。
まずは取り入れること。
そこから「出す練習」もしていきましょう。
おわりに
そんな人がごまんといることに驚きつつも、
と感じることもあります。
普段からインプットとアウトプットをしていなければ、自分の経験や見聞、知見は忘れ去られてしまいますからね。
いかに取り入れ、それを出すことができるか。
ある程度の訓練や努力は必要です。
その繰り返しをすれば、きっと話すことも楽しくなることでしょう。
それではまた!
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