こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
毎日いろんな生徒さんと話していますと、人間関係についても相談を受けることがあります。
僕はたくさん本を読み、多くの人と議論を重ねてきたことで、「確固たる自分」を作り上げることができました。
いつでも帰る(返る)べきところは『自分』であり、他人に流されてしまったら最後、他人の時間を過ごすことになってしまいます。
今日は「自分の軸と幸せ」について書いていきます。
自分を優先することができているか?
多くの人と話している時に感じることは、
あるいは、
という「他人依存型」の姿勢でした。
誰もがそうした「願望」を持っているかと思いますが、これは完全に自分を見失っている状態だと言うことができます。
なぜか。
相手に嫌われたら終わり(好かれたら成功)と言うように、相手に全てを委ねてしまっているからです。
以前の僕は、他人の顔色を伺ったり、他人からどう思われているかを気にしたりしていたものでした。
これは本当の意味で「自分を大切にすること」ができていません。
言うなれば、
と言っているようなものだからです。
- 好かれればそれでいい
- 嫌われなければそれでいい
という考え方だということ。
「自分がどうなってもいい」という意味でもあり、僕は絶対に持ちたくない姿勢ですね笑。
本当に自分のことを大切にしている人は、人から好かれようとは思いません。
嫌われてばかりであればちょっと問題ですが笑、いい意味で「嫌われることもいとわない」ことは、逆にその人の魅力を生んでくれます。
みなさんは、
と、言うことができますか。
誰かのために無意識的に従って、機嫌を取ろうとしていませんか。
いつだって自分が最優先です。
それはいい意味での「自己中心的な考え方」なのです。
自分の幸せをわかってあげられているか?
友人といる時間ももちろん、僕にとっては幸せな時間です。
サービスを受けている時だってそうですから、他人なくしては自分の幸せはないような気もします。
ここで大きな違いは、依存ではないということ。
お金を払ったり時間をかけたりして、ちゃんと「自分も身を切っている」からです。
人に頼りすぎている人は、
などと言い始めます。
本当に「その人」がいなければ幸せになれないのならば、
とはっきりと言ってしまいますね。
自分の幸せは、自立できて初めて感じることができるからです。
人から幸せをもらうことも、もちろんあります。
僕だって結婚していた時は幸せでしたし、生徒たちから教えられたこと、友人たちから祝ってもらったこともありました。
でもそれが成立するのは、どこまで行ってもお互いに自立しているからなのです。
一見すると、
なんてロマンティックな響きですが、僕はそんな人は典型的な「自立できていない人」だと思っています。
だって、全てを相手に委ねるということですよね?
「彼/彼女」がいなくなったらどうするんですか。
はい。
旦那だろうが奥さんだろうが親だろうが、「その人頼み」で生きている人は、自分の人生をそのまま相手(他人)に任せていると言っていることと同じだからです。
そんな状態では、本当に自分が一人になった時に何もできなくなります。
もちろん、
- 誰にも頼るな
- 一人で頑張れ
と言っているわけではありません。
協力やチーム体制だって必要な時はありますからね。
ただしベースが「〇〇依存」だと、いつまで経ったって幸せな生活は送れません。
この考え方はとても厳しく聞こえますが、大切な考え方だと思っています。
自分の幸せを自分でわかっている人は、いつまで経っても人に依存することがありません。
「どうやったら自分で自分を幸せにできるか」という術(すべ)を知っているからです。
そこが「他人ベース」である人は、自立もできていないですし悪い意味での「弱い人間」です。
自分で取りに行ってこそ、本当の幸せです。
他人に頼るのは「その後の話」なのです。
困ったら自分に戻れ
そんな相談を受けることもよくありますが(先生ですので)、基本的にその根底には、
という気持ちがあるということを意味していると思っています。
もちろん、人間関係は良く保ったほうがいいでしょうけれど、
と思うことがあります。
「その人がどんなものじゃい!」と思うのです笑。
その人に頼らなくたって、自分で生きていけばいいじゃない。
と言うより、
と。
僕はもう、人から好かれようと思わなくなりましたし、
とすら感じています笑。
リンク
人間的にダメなことばかりをして嫌われたらそれは良くありませんが、普通に生きていて「馬が合わない」となったら、それ以上を求める意味はありません。
それでいい。
以前の僕は、
- 恋人に対しても
- 友人に対しても
この「嫌われたらどうしよう?」マインドを持っていました。
今だからこそ「そんなもんクソ食らえ」と思えますが笑、他人の敷いたレールの上を生きていた時は、戦々恐々としていたものでした。
自分の幸せは他人によって定義づけられ、人に誘われなければ自堕落な生活をするような、そんな人生でした。
その現状を変えてくれたのは、他でもない「自分」でした。
たくさん考え行動してみて、お金の勉強をし、人間関係について学びを深めました。
決して簡単なことではありませんでしたが、自分の中で何年も議論を深めていったことで、
- 今自分が幸せであること
- これから何が自分にとって必要か
を絞ることができました。
皮肉なことですが、コロナ禍の僕は今までで一番本を読み、一番自分と対話をした(向き合った)と思っています。
自分を確立できますと、帰る場所が他人ではなく「自分」になってきます。
人を気にしなくなればなるほど、人から好かれるようになるのですから不思議なものです。
自分の人生を生きるようになってから、生き生きとするようになります。
困ったら自分で考え、自分を大事にすること。
人のことで頭がいっぱいになっていたら、要注意です。
おわりに
人に頼ることはいいことです。
ただ、根本から「誰かに頼って自分では何も解決するつもりがない」と言う姿勢は、自分も相手もダメにします。
かのルフィは「人に頼ること」を良しとしていますが、それは彼が誰よりも血を流し、先陣を切って戦う姿に感化されるからです。
だからルフィは強いし、愛される。
人の評価も気になるかもしれませんが、そんなことしていたら人生はあっという間に終わってしまいます。
自分の幸せを自分でつかみ取れるよう、自立して歩いていきましょう。
それではまた!
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