こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
と言われることがあります。
結論から言えば、僕はそんなことないと思っています。
僕らに必要なことは、決して「勇気を持つこと」ではないからです。
大体行動の邪魔をしているのは、
- 不安
- 恐怖
だと思っていましたが、最近では、
と思うようになりました。
以前の僕がそうでしたからね笑。
今日は「勇気を持つこと」について書いていきます。
必要なのは勇気ではない
僕も「〇〇する勇気」みたいな記事は、幾度となく書いてきました。
ただ、「勇気」それ自体についてはあまり言及してきませんでした。
個人的には、
と思っているからです。
「勇気があるかどうか」がよく問われていることですが、実際はそんなもの関係ありません。
僕には勇気があったかもしれないし、なかったかもしれない。
でもそれ以上に、自分を縛っているものを、僕がたくさん捨てていったという事実を知っておかなければなりません。
別に僕は、勇敢だったわけではありませんでした。
そう思い、
という小さなプライドを捨てて、挑戦することにしたのです。
実は勇気があるかが大切なのではなく、その人が他人の目を気にしているかどうかが一番の問題なのです。
その感覚さえなくしてしまえば、あっという間に挑戦できるようになります。
大抵の人は、リスクを取りたがりません。
それが怖いからというより、失敗する自分がイヤなのです。
と、まるで「自分は現実的な話をしているのだ」と言いたがる人もいます。
でも個人的には、それはウソだと思っています。
「リスクをとって失敗する自分」を見るのが怖いのです。
なぜそう思うのか。
僕がそうだったからなのです。
プライドさえ捨てれば挑戦できる
昔の僕は「安定することが大事なんだ」と思っては、
- 投資をしなかったり
- 公務員に就いてみたり
したものでした。
それもまた1つの正解ですが、その根底にあったのは、
という小さなプライドが、強く根付いていたからでした。
実は「それを捨てること」のほうが、「勇気を出すこと」よりもずっと大事だったということに気がつきました。
悪い意味でプライドを持っている人は、その挑戦自体が怖いのではなく、失敗した後の「体裁(ていさい)」のほうが気になっています。
一見すると謙遜しているようにも捉えられますが、実はそうではありません。
自分の「見え方」を気にしているだけなのです。
「やる人」とは、その後のことなんて気にしていません。
失敗することで人から何か言われるのが怖くて、みんなやらないだけなのです。
「勇気の有無の話」ではないのですね。
人からの意見や発言を気にしなければ、何にでも挑戦できます。
別に勇気なんかなくたって、
と決めて、挑戦すればいいだけだからです。
もちろん、「リスクを考えること」も大事です。
「無謀な挑戦」を礼賛しているわけではありませんからね笑。
でも大抵のことは、「大したことのないこと」です。
多少なりともリスクを取るでしょうが、
なんて言う人は、
- その挑戦の程度もわかっていないし
- 自分には全く関係のないものだと思っている
のではないでしょうか。
やろうと思えば、人間なんでもできると思っています。
僕はオンライン講師として若い生徒さんにも会いますが、
と平気で言ってくる生徒がいます。(年齢が上の人だってそう言ってきます)
全員が全員ではありませんが、そんな人に会うたびに、
と言います。
彼らは「失敗」や「他人の目」を気にする以上に、自分のやりたいことにコミットしたいという気持ちのほうが強いのです。
一方でプライドの高い人ほど、挑戦を避けがちです。
特に「やりたいんだけどねー」と言って何も動いていない人は、注意したほうがいいです。
大抵の場合、リスクではなくて自分の見え方や失敗したくないという気持ちがあるはずですから。
まずはマインドセットから
ただし、マインドセットも大事だと思っています。
と思えるようになったのは、
- 小さなプライドを捨てて
- 自分の人生が一回しかないと思って
- 適切にリスクを取っていこうと思ったから
でした。
このマインドがないと、いつまでも「挑戦」することはなく、
と言い続けることになります。
僕はずっとそうでした。
失敗する自分を恐れ、恥ずかしいと思っていました。
勇気がなかったのではなく、自分を縛り続けていたのです。
- 自分にできるはずがない
- 安定こそが全てで投資なんてやらない
- 誰かに与える暇があったら自分の幸せを願う
という「Taker」かつ、夢も希望もない人間でした。
プライドだけ一丁前に高かったからこそ、何かに挑戦することを恐れていました。
でもそれらを捨てて、
と考え始めてから、人生が180°変わりました。
大切なことは、そうした「縛り」を捨てることのほうだったのです。
決して勇気を振り絞って、
- 退職し
- 世界一周をし
- 個人事業を始めた
わけではなかったのです。
と言われることがありますが、正直なところはやはり「勇気」ではありませんでした。
自分の肩に乗っていた「ムダなもの」を落とすほうが、もっともっと大切だったのですね。
そのマインドセットが持てない限り、
とか、
と、言い訳をするようになります。
そんなプライドや不安はかなぐり捨てて、やったらいいのです。
「決断したこと」は後からついてきます。
その時の決断に、勇気なんて要らない。
やってみてから無理そうだったらやめたらいいですし、やりたいならとことんやってみたらいいのです。
振り返ってみたら、
と思える程度です。
やってしまった者勝ち。
でも「えいやーっ!」と行くまでには、ちゃんと自分の考え方や生き方を設定しておく必要があります。
もともとプライドのない人は、正直一番強い。
さて、みなさんはどうしますか。
おわりに
僕には勇気なんてありませんでしたし、今でも別に「勇敢な漢」という認識はありません。
どちらかといえば、以前よりも周りを気にしなくなってから、どんどんと自分のやりたいことができるようになってきました。
大切なのは考え方です。
勇気なんてなくても挑戦できます。
挑戦していきましょう。
それではまた!
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