僕が言語学習で辛かった時の話をしようか【しゃべれない悔しさ】

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こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

先日、生徒さんと話していますと、

どうやら私、スランプっぽくて、もうしゃべれない自分がイヤなんです

と言って涙を流していました。

なるほど。

勉強とはいつになってもしんどいものです。

僕は今でも毎日、英語の勉強をしています。

ネイティブではありませんから、

これってなんていうのかな?

ということなんてザラですし、毎回調べています。

  • 帰国子女だろうと
  • ネイティブだろうと
  • バイリンガルだろうと

結局は練習しなければ、その言語は伸びていきません。

僕ら日本人も、気になった日本語を常に調べるクセをつけておかなければ、日本語という言語能力すら下がっていくことでしょう。

今日は「僕がツラかった時の話」をしていきます。

全然しゃべれなかった時は本当にツラかった。何度も涙を流したものだ。

純ジャパ100%の英語

僕が英語(スピーキング)を始めた当初は、本当にコンプレックスのカタマリでした。

  • ついていけないスピード
  • 言おうとしても言えない言葉

などにずっと苦しみながら、毎日、

どうやったらスピーキングは習得できるのだろうか?

と、書店に行っては多くの書籍を手にして試してみました。

  • 留学も
  • 英会話スクールも
  • ネイティブの友達も

経験がなかった僕にとっては(お金がなかったもので)、参考書が全てでした。

かといって、スピーキングに関してはどうしようもなく、

読んでできたらおーわり!

といった、リーディングやライティングとは違います。

リスニングも生のスピードは段違いに速いため、

これ、どうしろっていうんだ?!

と、太刀打ちできない状態になってしまいました。

しかし、それを重ねていった大学時代には、ようやくポツリポツリと話せるようになってきました。

一方で、「話すこと」それ自体に抵抗があった僕は、学校の先生になっても、

生徒の前で英語を話したくない

という、英語の先生としてあるまじき行動をとっていたものです笑。

それでもここまで来られたのは、大学時代に出た英語合宿のおかげだと思っています。

  • 自分がいかにできないか
  • 毎日やらないとどれだけしゃべれないか

を、直接「肌で」理解したのです。

あぁ、だからダメだったんだ

と、圧倒的なスピーキングの量の足りなさを実感しました。

英語に関しては、もうすでに知識は全て入っていたのに。

だから僕は、ただただアウトプットが少なかったというだけだったのでした。

当時はテキストブックだけを信じて英語学習を進めていた。その知識をもとに参加した英語合宿。そこで僕はいろいろなことを学んだのだ。

悔しさから自分なりに飛び込んだ

僕はもともと数学が大好きでしたが、心のどこかには、

いつか英語がしゃべれるようになりたい

といった、漠然とした気持ちがありました。

なぜそれがなかなか叶わなかったのか。

それは先述した通り、単純に僕がコミットしていなかったというだけのことでした。

練習が足りなければ、しゃべれるものもしゃべれないに決まっています。

よし。さすがに英語合宿に出よう

当時、一日や二日で終わるようなものには参加していたものの、「一週間丸ごと英語だけの生活」という合宿には、さすがにたじろぎました。

こんな僕にできるのだろうか

と。

友人のいない中、早速行ってみた合宿。

初日の夜からコテンパンにやられ、

もう僕は出たくない

と言い、自室に戻って悔しがっていました。

それでもなんとか一週間をやり切った僕は、ツラい中でいろんな友人先輩たちの支えがあったおかげで、最後には大号泣してしまいました笑。

それは苦い思い出でもあり、僕の英語スピーキングのスタートでもありました。

悔しい思いはその時に限らず、多くの場面で「純ジャパ」の壁が立ち塞がりました。

日本で英語を話すなんて、不可能なのだろうか…

当時はオンラインレッスンもありませんでしたので、もう自分で開拓するしかありませんでした。

毎日必死に、

  • 音読
  • スピーチ
  • シャドーイング

など、何が正しいのかわからないまま、いろんな手法を試しまくってみました。

いろんな英語イベントに飛び込んでは、”もっとすごい人” を目の当たりにしては凹んでいたものです。

つまり僕の英語は、基本的に「悔しさ」から来ています。

たくさん悔しい思いをし、たくさん涙を流しました。

だから僕は、

  • できない人の気持ち
  • 諦めたくなる気持ち

が痛いほどわかります。

でも諦めるかどうかを決めるのは、やっぱり最終的には「自分」でした。

どんなに悔しくても、ある意味自分が諦めさえしなければ、ゴールに必ず到達できるということ。

こうして僕は「英語を話す」とは何なのかを、少しずつ学んでいったのです。

僕は英語を話す機会に多く触れるようにした。最初はツラくて泣いたこともあったけど、その気持ちが僕を上へ上へと押し上げたのだ。

諦めず、必ず戦い続けること

現在も僕は言語学習を続けており、実は英語を一番勉強しています笑。

教える側に立つということは、いつまでも劣化させてはいけないということですからね。

ある意味、この「学習マラソン」に小〜中学生の頃から “ハマってしまっていた” 僕は、一生勉強し続ける運命を背負うこととなりました笑。

他の言語学習も、最初に「Duolingo」というアプリを始めた時には全く意味が理解できず、歯が立たなかったものでした。

しかし帰国後、すぐさま僕のバイブルである「テキストブック」を購入したところ笑、1周してからみるみるうちに理解が進むようになってきました。

英語もそうやって、ずっと戦い続けてきました。

留学すればよかったじゃん?
英会話教室に行ってたほうが伸びたよ

こんな声も聞きましたし、実際に効率を求めるのならば「現地で勉強すること」が最適解です。

ただし、「現地に行くこと」だけでは成長しません。

現地で “勉強” することが、最適解です。

これを理解できたのは、日本に帰国してから劇的に英語力が落ちている帰国子女や、向こうに留学しても全然伸びなかった大学生たちを目にしたからでした。

そうか。やっぱり自分で学び続けなければ、言語であろうが何だろうが、ダメになっちゃうんだ

これは真理であり、僕自身も経験したことです。

理系だった僕も、久しぶりに数学や理科を解こうとするとなかなか時間がかかるように、人間は続けていないと「劣化」します。

だから今でも、英検に通ろうがTOEICで高得点を取ろうが、英語は英語でそれなりに勉強を続けなければいけないと思っています。

他言語に関してはまだまだ初心者ですので、続けるのはもはや「マスト」以外の何ものでもありません笑。

諦めずにずっと継続すること。

これ以外に方法はなかったのでした。

当然のことながら、その中で悔しさを覚えることはたくさんあります。

それでも、

これを成し遂げたいんだ

と思い、ちゃんと戦い続けるかどうか。

冗談ではなく、死ぬまで一生、僕は学び続けるのだと思います。

最初なんてできなくて当然だ。諦めずに続けることが大事であり、どんなにトップになっても、続けていなければできなくなる。

おわりに

僕は勉強を始めた当時、つまり中学生や高校生の時にもたくさん泣いていました。

まるで頑張ったことが報われなかったようで、本当に悔しい思いばかりをしてきました。

でも悔しいと思えるのは、それだけコミットしたからなのです。

コミットできていなければ、その悔しさなんて半減どころか、悔しさすら感じないことでしょう。

今日も明日も、勉強を続けていくのです。

みなさんも一緒に、頑張っていきましょう。

それではまた!

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