こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
生徒さんたちと毎日話していますと、ちょっと変な先生もいるようで、
という話を聞いたこともありました。
僕は教員として長年(と言っても9年だけ)やってきましたが、やはり「自分が偉そうだった時」ほど生徒が離れていってしまったことを覚えています。
これは「逆の立場」に立てないとわからないことですよね。
今日は「偉そうにすることで起こるデメリット」について書いていきます。
立場が人を作る
今は政界やマスメディアにおいても、コメンテーターが偉そうに発言していることがあります。
「学校は社会の縮図」とはよく言ったものでして、
と、偉そうにしている先生方も散見されます。
僕が先生になって一番に痛感したことは、

ということでした。
それは威厳を捨てろとか、立場を無視しろとか、そういう意味ではありません。
それくらい、
を問われているということなのです。
- 偉そうにしている上司
- 偉そうにしている先生
- 偉そうにしている有名人
って鼻につきますよね笑。
彼らはただ立場を使って、他人を支配したいだけなのです。
もちろん良い方々もいらっしゃいますが、決まって「嫌われる人」というのは偉そうにしている人が大半です笑。
立場上、守られているかもしれませんが、他人からの信頼は「0」でしょう。
僕自身も気をつけなければならないことですが、「ある程度の立場」に立ってしまいますと、人はどんどんその権力欲しさに好き勝手やり始めます。
今の日本がそうであるように、学校でも「先生」という立場を与えられることで、勘違いしてしまう人もいますね。
ある立場に立てるからこそ言えることもありますが、勘違いしたら最後、もう周りの人からの信頼は二度と戻ってきません。
だから「ある程度の立場」に立った場合には、十二分に気をつけておきましょうね。
謙虚な人は好かれる
謙虚に生きていますと、
と思われるようになります。
それは接しやすいという点が一番でしょうけれど、
と思わせられるからでしょうね。
調子に乗っている人とは、人の話を聞こうとすらしません。
と思い込んでいるからです。
と思われ、人が離れていってしまうのです。
一方で、謙虚であればあるほど、
そう思われて、人は集まってくるもの。
僕が教員をやっていた時も、偉そうにしている先生に生徒が集まってくることはありませんでした。
確かに何人かの先生に実力はあったかもしれませんが、「人として」尊敬できない先生も、中にはいました。
僕は今でもオンラインで「講師」という立場に立ち、教育に携わっています。
2022年頃から始めた無料での文法の授業にも、多くの人が参加してくれました。

僕はそう思っています。
若かりし頃の自分の「勢い」もキラいではありませんでしたが笑、やはり今こうして授業ができているのは、多分に「偉そうに教えずに、謙虚に教えること」を守ってきたからでしょう。
どんな立場になったって、人はいつまでも未熟ですし、学びながら生きています。
命が尽きるその直前まで、そうなのでしょうね。
その事実を受け入れた後のほうが、本当に人から好かれるようになりました。
もちろん、英語の実力や経験も大切です。
でもそれ以上に、
- 態度
- 考え方
は、もっともっと大事です。
謙虚であれば人は寄ってきます。
ただ、人が寄ってきたからと言って、また図に乗らないこと。
いつまでも変わらずに謙虚であることが大事なのです。
人の話を聞いて意見すること
特に変な先生やコメンテーターといわれる人たちは、基本的に人の話を聞こうとしません笑。
一方で、謙虚な姿勢を持っている人は、よく人の話を聞こうとしています。
横柄な人の特徴としては、
- 自分が正しいと思い込んでいる
- 高圧的でなんとか丸め込もうとしてくる
- 人のことを考えず自分が得をすればいいと思っている
という、悲惨な状況です笑。
特に教育現場ですと、そういう人はどうやら一定数いるようですね。
いわゆる「勘違い野郎」とは、大体このような性質を持ち合わせていると言ってもいいでしょう。
よく聞く「迷惑な人たち」にならないようにするためには、
- 自分で自分の言動に気づき
- 見聞を広めて姿勢を改めること
これに尽きます。
僕がまだ若かった頃は、本当に全く何もわかっておらずに、ただただ、

という意見の一点張りでした。
生徒の話も碌(ろく)に聞かず、保護者の声にもなかなか耳を傾けることができなかったものでした。
しかし自分のあり方を見つめ直し、たくさん本を読んだことで、

と考えるようになりました。
寄り添えるようになってからというもの、

と感じるようになりました。
自分自身の中でも、
- どういう時にちゃんと話を聞き
- どういう時にはっきりとものを言うか
が定まってきたと思っています。
謙虚であったとしても、
- 何も言わない
- 適当に合わせる
- ご機嫌をとってるだけ
では、逆にその人に対する「マイナスのイメージ」がつきかねませんからね。
人の話を聞きつつも、しっかりと自分なりの意見を発すること。
それができれば、
と思われます。
それこそが「寄り添うこと」だと思うのです。
なんでもかんでも「肯定しかしない人」なんて、みなさんだって「そんなやついなくていい」と思うに決まっています。
自分の意見がないからです。
人の話をしっかりと聞いた上で、自分の意見をしっかりと述べること。
それこそが寄り添える人であり、謙虚な人なのです。

僕はそう思っています。
おわりに
どの界隈においても、「偉そうな人」とはいるものです。
しかし残念ながら、そういう人たちは失脚していきました。
信頼がないからですね。
どこまでいっても、コミュニケーションとは人と人です。
そんな人たちにならないよう、謙虚かつ芯を持った人になっていきましょう。
それではまた!
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