学歴で差別することに対して思うこと【教育者としては断固拒否だが…】

人間関係

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

先日、こんな投稿を見ました。

かなりの物議を醸(かも)してしまった投稿でして、反応としては、

学歴主義で見下す議員はダメ
あなたの有権者をもバカにしている

と、批判の声が相次ぎました。

今日は、僕なりの「学歴」についての意見を書いていきます。

学歴を語る人ほどコンプレックスのカタマリだ。でも批判するだけでなく、投稿の先にある意図についても考えていこう。

学歴コンプレックスの末路

以前にも、学歴については記事にしました。

僕は先生ですから、

自分は小中高大、大学院まで国公立だったんだ

という事実が会っても、あまり言いません。

もちろん聞かれたら答えますし、別に言ったからといって、

はぁ…それで?何か聞きたいことでも?

と思ってしまいます。

なぜか。

そんなことはどうでもいいからです。

ある意味、フラットだからこそ抵抗なく言えることでもありますし、マウントを取りたくてわざわざ学歴を言うことなんてありません笑。

と言うより、仮に僕が東大や京大を出ていたとしても、それらの大学がマウントを取れるほどの大学ではないですとは思っています笑。

世界基準で見れば、日本の大学はどこも大したことはないと知っていますし、特に私立の大学は「あまり意味がない」とすら思っています。(私大のみなさんごめんなさい)

何度も言いますが、

  • ディスりたいとか
  • マウントを取りたいとか

ではなくて、その程度の話でしかないということなのです。

むしろ、

  • あなたは今まで、何をしてきたのか?
  • 今現在は何を学び、どこに向かっているのか?
  • 人として大切なことを志に持ち、誰かのために生きられているのか?

こういったことを問うほうが、よっぽど重要じゃないでしょうか。

だからこの議員さんの発言は(どんな意図があったにせよ)許されるものではなく、むしろご自身の学歴に非常にコンプレックスがあるのだということを露呈しているに過ぎません。

上を見上げれば、上には上がいることくらい、誰だって知っていますしね。

あえて挑発するような投稿だったとは思いますが、だとしても「品を欠いた発言」だと感じましたね。

学歴にコンプレックスがある人ほど、学歴を語りたがる。そうしているうちは、ずっと三流のままなのだ。

実は意図がある

ここで気をつけなければならないのは、

なぜこんな投稿をいきなりしたのか?

と疑問を持ってみることです。

この方は議員さんですが、そこまで目立つ方でもありませんでした。

ただ、急に特定の政党を叩き始めたのには、何か理由があるはずなのです。

その前後のポストを見てみますと、なんと、

自分の推している政党はもっと〇〇で、もっといいことを言っている!

といった内容の投稿でした。

そしてそれに呼応するように、この方が推されている党の議員さんも、同じ政党を叩き始めたのです。

なるほど、合点がいきました。

  1. 他人を貶(おとし)める発言を投稿
  2. 釣られた支持者や一般層から注目されれば
  3. 自分の推している政党に注目が集まるようになる

と言った、いわゆる「炎上商法」みたいなものでした。

「学力」というみんなが突っ込みやすいことを投稿することによって、注目を集めようということだったのですね。

こうした「意図」についてわかるようになれば、わざわざ「反応しなくていい」ということがわかります。

感情に訴えて炎上をさせる手法とは、いつの時代でも “注目を集める分には” うまく行くものです。

一方で、こうした発言にはリスクが伴います。

その人の本質が見えるものでもありますから、その本質が汚かった場合、もうどうしようもなくなってしまいます。

  1. 炎上を狙ったはいいものの
  2. そもそもの芯や軸がブレている

こんな人について行こうという人は、残念ながら出てきません。

発信者の意図があることがわかっていて反論している人は、簡単にあしらっているだけなのでしょうけれど笑、ただ感情的になって反応してしまっている人は要注意です。

それは発信者の思うツボなのですから。

炎上を狙った投稿とは、実はその裏に何かを伝えたいという意図がある。それに気づかないまま感情で反応することはやめにしよう。

挑発に乗らない

僕はこの前もこの手の記事を書きました。

感情的になって言論で戦いますと、議論になりません。

そもそも、こういう発言をする人たちの意図とは、裏があるにせよないにせよ、

  • とにかく炎上させたい
  • 何かしら注目を得たい
  • 理論なんていいから文句を言いたい

という人がほとんどです。(どうしようもない笑)

僕らができることとは何か。

先述した通り、「反応しないこと」なんですよね。

反応したって、会話なんてできないのです。

スタートが「なんでもいいから叩きたい」だからですね。

そういえば僕が学校の先生をやっていた頃、よく退学した子たちがバイクをブンブン言わせて学校の前を走り抜けていました。

僕は正門で警備をしていましたが、放課後だったので生徒たちとくっちゃべってました。

でも僕がやったこととは、「圧倒的な無視」でした。

これがとにかく「堪(こた)える」んですよね笑。

こういう人たちとは、とにかく「構ってほしい」のです。

悪名も無名に勝る」とはよく言ったものでして、悪名でも名が通るのだと考えれば、無視されて誰にも見られないほうがよっぽど悲しいのです。

僕は「圧倒的な無視」を決め込みました。

もし正門から強引に入ってきた場合には、警察を呼ぶなり対応をしますが、相手はそういう強行突破をしたいわけではないのです。

  • 構ってほしい
  • 相手にしてほしい
  • なんとか気を引きたい

と、とにかく僕らを巻き込みたいのです。

だから僕は「無視」をしたのです。

そんな挑発に乗ってしまったら、どうでしょうか。

僕はそれこそ、良くないと思っています。

漫画ワンピースには、主人公のルフィが自分の夢をバカにされた時に、ケンカを買わないという名シーンがあります。

それは自分が相手より強いことを知っているからであり、こんな弱小海賊のケンカを買っていたら、自分が目指すべき「海賊の高み」に行けないと思ったからです。

僕も批判を受けることや、馬が合わない人と出会うこともあります。

しかしどこまで行っても、ここは「ネット」です。

前回、実際に街頭演説を聞きに行ったら、「生(ナマ)」のものすごい声援を目の当たりにしました。

この「うねり」に抗うことはできないのですね。

実際に会ってみれば、ネットでイキっている人も、

  • ただのイケてないおっさんだったり
  • 人生に失敗して嫉妬してるだけだったり

と、残念なことが多いです。

リアルでもカッコよく生きていれば、こんなことは書き込まないものです。

それを知っていれば、リアルで「人としての高み」を目指すことだけが、僕らのやるべきことです。

どんな誹謗中傷でも、僕はもう何も思わなくなりました。

わかった。じゃあリアルで会ってみようぜ

と。

その日のために僕は鍛え、勉強しています。

でも大抵「イキっている人」とは、リアルで会っても所詮、何もできないのです。

僕らは、そんな「人としての高み」から落ちてしまってはいけないのです。

ネット上ではいろんなケンカをふっかけてくる人がいる。しかしリアルでどれだけ戦えるかが本来目指すべきところ。僕らは、人としての高みで会おう。

おわりに

ネット上では、そんな誹謗中傷がみなさんを、

ムッ!怒

とさせることでしょう。

僕は中学生の頃からネットを使ってきましたから、もはや20年くらい使っています。

「学歴差別」に関しては確かに異論を唱えさせてもらいますが、こんなことは正直、大したことではありません。

でも基本は無視で大丈夫。

反応したら負けですし、そうしてしまったら人としての高みから落っこちてしまいます。

気をつけたいところですね。

それではまた!

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