こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki)
本日はずっと前から気になっていた大磯プリンスホテルのTHERMAL SPA S.WAVEに行こうと決意しておりました。
ここはドラマ「サ道」の舞台にもなったので、俄然やる気に満ち溢れていました。
若干お高く4,000〜5,000円ですが、
「散財レベルをUPさせるためにも、これは行かねば!」
と思い、向かうことにしました。
そこで思わぬトラブルに会いましたが、結論から言うと最高の日になりました。
むしろ最高の日にしてやりました笑。
ことの経緯と、トラブルにどのように対処したかをお伝えしていこうと思います。
休日ゆったりプランが突然変更する
結論から言うと、施設に入れませんでした笑。
意気揚々と大磯プリンスホテルの大きな自動ドアをくぐったのですが、電光掲示板にチラリと赤文字で「日帰りの方は…」と書いてあるのを目にした瞬間「?!」となりました。
もう一度、掲示板にそのページが回って来るまで少し待っていますと、やはりしっかりと書いてありました。
「待て待て待て」と昨晩見たはずのHPを見直しても、書いてある箇所が見当たらない…
「あ、あるわ…
下のほうに小さく『コロナの影響により〜』って書いてある…
やっちまった…
全然気づかなかった…」
と思いガクッとうなだれるも、一応お話しようと思ってフロントのお姉さんに話をしてみました。
「お部屋を借りるプランなら…ただし少々お高くなってしまうかと…」
と、一所懸命探してくださいました。
そこまでして入るつもりはありませんでしたが、やはり空室もありませんからと言うことで「わかりました。それなら大丈夫です」と言いました。
お姉さんの対応は素晴らしく、どこの山から降りてきたゴリラかわからない一般人男性に対して、
「せっかくお越しいただいたのに、大変申し訳ありません」
と謝るという、100点満点の対応。
というより、悪いのはあなたじゃないのです笑。
おかげさまで、
「やっぱりこういう大きなホテルはしっかりしてるんだなぁ」
と、感心してしまいました。
「ちゃんと調べて来なかった僕が悪いんです」と、逆に申し訳なく思ったくらいです。
こうした丁寧かつ神対応を受けたことで、
「今度はちゃんと宿泊プランで予約して、またの機会に絶対行くことにしよう!」
と俄然やる気がでました。
ただ、これにて僕の休日プランが大きく崩れたという事実は変わりません。
しかし、なんてことはありません。こんな経験は再三しております。
ここからが腕の見せ所です。
こんなところでくたばる僕ではありません。
すぐに気持ちを切り替える
僕は、
- イヤなこと
- 上手く行かないこと
がありましたら、散々悩み倒しては、ぐるぐるとループの罠にハマってしまうことが多かったものでした。
しかし「今度またちゃんと準備して来よう」と思えたこと、つまりまた次回の楽しみが増えたと思えたことで、
「今日という1日を別のプランに変更しよう」
と気持ちを切り変えることに成功しました。
- マインドフルネスのおかげなのか、
- 動き回っていたことによって、柔軟な思考が築き上げられたためなのか、
真実は誰にもわかりません。
「こうなったらまずは、大磯駅付近のカフェを探してみよう」
と、「OPTION B」を検討しようと思い、大磯駅まで歩き始めました。
途中で旧吉田茂邸などもあったおかげで、散策も楽しみながら駅に向かうことができました。
調べて歩いていますと、ちょっとオシャレな和風のカフェ茶屋町カフェという候補があがってきました。
早速入り、とても美味しいご飯とコーヒーとプリンをゆっくりといただいたおかげで、
「もうすでに今日は最高の日だ」
と確信してしまいました笑。
大磯は神奈川でも南西のほうにあたりますので、「これから北東に向かうのは時間がかかるなぁ」と思い、近いところだと熱海のFuuaという高級なスパがあることに気づきました。
行くかどうか少し悩みましたが、少し検討した後、プランを変更することを決断しました。
東海道線に急いで飛び乗り、熱海へ向かいました。
シャトルバスのタイミングともぴったり合い、
- オーシャンビューを眺めながらサウナを3セット決め、
- アイスと抹茶ラテと熱海プリンを堪能し、
- お土産を買って帰る
と言う「代替プラン」が実を結びました。
自分でも驚くくらい綺麗に伏線が回収され笑、美味しいカフェも見つけられたし結果的に最高の1日になってしまったなと、自分で自分を褒めてあげようかと思いました。
この経験を思い返して感じたことは、失敗したことをいつまでも悔やまないことです。
まず第一に、「現地に行ったけど開いてなかった/やってなかった」という話は「失敗談の王道」であります。
この失敗談でまた雑談の引き出しが増えるとともに、大磯プリンスホテルのスパに行きたい人に対して、今後注意点を伝えることもできます。
今回、この時間を無駄だと思わなかったことが大きなポイントでした。
ネガティブに見ようと思えば、
- 「すずきは計画性がない」
- 「注意が散漫だったからだろ」
と、いくらでも悪いように捉えることができますからね。
そして第二に、僕は今回のことで「大きなダメージを受けたとは感じなかった」ことです。
失ったものといえば、ちょっとした交通費くらいじゃないでしょうか。
確かに、
- 「マジか…」と施設に入れなかったこと
- 自分のリサーチ不足
には一瞬だけ残念がりましたが、そんなことより早く次の行動に移さねばと思い、鬼の速さでリサーチしたことが、柔軟な対応に結びつきました。
せっかく来たのに、この時間がもっと意味のない時間になってしまうと思えたからです。
- 起きてしまったことをまずは正面から受け止めること
- 納得したらうなだれてる時間は要らないしもったいない
- 反省したら次の行動に「すぐに」移すこと
これらが大切です。
とても簡単なように見えますが、僕はそうした気持ちの切り替えができた経験がありませんでした。
ひとたび「失敗した」と思えば、思い悩んでは落ち込んで、涙を流していたものです。
自分でもこんなにうまくコトを好転させられるとは思っていませんでした。
少しだけ自分の成長を感じられて嬉しくもありましたね。
常に失敗を好転させる努力をする
今回の例は些細なことかもしれませんが、僕は離婚後もなんやかんやで人生を好転させつつあります。(と思いたい)
「幸せ」についても同じように、ものごとを好転させるようにはしてきました。
そのプロセスとは、まず失敗(と捉えた場合)した後に、それをどう受け止めてどう処理していくかが大切だと思っています。
「転んでもタダでは起きぬ」と言うのがまさにピッタリでして、
- 悪いことや嫌なこと
- 失敗やトラブル
が起こってしまった直後に、その意味をしっかりと考えることが大切です。
- この試練が、自分にとって何のプラスになったのか?
- このトラブルは、超えるべきものという立派なものではなくて避けるべきものだ
- ここから自分は何を学んだのだろうか?
と、自分なりの人生観・価値観・信念などに照らし合わせて、毎回考えてみることをオススメします。
常に失敗やトラブルと向き合うクセをつけておくと、今後自分の信念に基づいて判断がくだせるようになります。
今回の僕の判断のプロセスは、
- そこまで大した失敗ではなかったこと
- 失敗談として引き出しが増えたこと
- 「このホテルにまた来たい」と思えただけでも素晴らしい経験だったこと
- 以後、また気をつけて下調べをしようと気を引き締められたこと
そして次に、「今日」という1日について考えてみますと、
- せっかくの休日だし、まずは絶対に台無しにしないことが最優先
- 海辺だし手札にある「自然巡り」もいいかもしれない。
- 近くにある旧吉田茂邸に寄りながら海を眺めて歩いてみよう。
- 駅前にランチをとれるカフェはあるだろうか?
- お昼をいただきながら、ゆっくり午後の作戦を練ろう。
と、次の思考にすぐに移ることができました。
この思考のプロセスは、数年前にはできなかったことだと思います。
- たくさん1人で歩き回って考えて、
- インプットしてアウトプットして
と、繰り返した結果なのかなと思っています。(実際は何の影響か謎ですが)
少し成長した自分を感じることのできた1日となりました。
おわりに
ざっくり言えば「ポジティブ思考になった」ということかもしれません。
人生というマクロな視点(俯瞰した広い視野)で見れば、実際のところ1日1日は大したことのないことばかりです。
しかし、
「人生は1日1日が大切な日々の積み重ねだ」
とミクロに考えれば、毎日の日々を適当にあしらってしまうわけにもいきません。
この絶妙な考え方のバランスが、僕は大切だと思っています。
この前、埼玉県の東所沢にある角川武蔵野ミュージアム(YOASOBIが紅白で歌った場所)に行った時も、下調べをしていなかったおかげで事前予約のチケットを買い忘れていたことに、当日になって気づきました笑。
その瞬間は、
「大丈夫かなぁ…入れなかった時のプランを考えておこう」
と思い、
- 「当日券があるのかどうか」から、
- 別のプランまで
を、必死にリサーチしておきました。
当日券はなくならずに(朝イチだったので)普通に入れて結果オーライだったのですが、入れなくても僕なりに別のプランで楽しんでいたと思います。
行き当たりばったりで「なんとかなるでしょ」と思っていればいい、というわけではありません。
どちらかというと今の僕は「なんとか(楽しめるように)しよう」という考え方になっていますし、そう行動できるような思考になってきました。
カッチリとプランを練ることもしますが、とはいえ何が起こるかわからないのが人生です。
そんな時に対処できる力を持ち合わせていることのほうが、今後の僕には必要なのかなと思っています。
それは長く付き合う仕事や、人生でも同じですよね。
- 何が起こっても今の自分は対処できる術があるのか。
- そのために今準備できているのか。
常に自分に問いかけながら、実践しながら、成長ですね。
それではまた!
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