こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki)
夢をかなえるゾウの1巻では、毎日主人公に課題が課されていきます。
その中でも「会った人を笑わせろ」というものがあり、しかもこれが2巻となるとお笑い芸人を目指す主人公のお話になります。
山里亮介の天才はあきらめたを思い出さずにはいられませんね。
すずきは見ての通り始終ふざけ倒している毎日ですので、「どこかでボケることができないか?」と常にストイックに「ボケのタイミング」を虎視眈々と狙っております。
以前にもお笑いの記事は書きましたが、改めて人を笑わせることの意味と、メリットをあげていきたいと思います。
明るい雰囲気で生産性をあげる
誰しも、重い雰囲気や暗い空気の中で仕事ってしたくないですよね。
果たして僕のような「ふざけきったキャラ」がどこまで許されるのかどうかと言いますと、当然非難に次ぐ非難、集中砲火を受ける毎日です。
しかしこれも、生まれ持っての宿命。
中学3年の時に「人とはズレた発言をしなければならない」と理解に苦しむ天命を授かったすずきは(後天的な宿命)、ボケを磨いていくことに生涯を費やしていくこととなります。
職場では「とにかく明るいすずき」として、
- 話しかけやすい人である。
- 何かと笑いを挟もうとしてくる。
- 常に笑顔である。
- 隙をついて笑いを挟もうとしてくる。
- 明るい口調である。
- なんとかして笑いを挟もうとしてくる。
と言った印象を与えられるよう、普段から洗脳活動を行なっております。
特に「この人ってあんまり怒らない人だな」「柔らかい人だな」と思わせることはとても大切です。
それだけでも話しかけやすさがグンと上がります。
また話の端々に「オープンさ」を垣間見せるように心がけることで、周囲に敵を作らなくなります。むしろ味方でいっぱいです。
「すずきさんと話してると笑っちゃうんですよね」
と女性から言われたことは今までありませんし、ただの妄想なのですが「この人と話してると楽しいな」という時間を提供するのが僕の役目です。
それに失敗した時には、家で粛々と「反省会」が執り行われることとなります。
そうした明るい「場」を作るには笑いが不可欠であり、それは僕自身から提供しなければなりません。(謎)
ありがたいことに、そのような場では僕自身も笑ってしまいます。
悲しいことに決して自分の話が面白いからではないのですが、お話ししている同僚や友人が笑ってくれれば、それだけで僕も幸せになることができるのです。
人間関係が良くなることはもちろん、職場にも明るい空気感が生まれますよね。
人それぞれのキャラクターがあっていいとは思いますが、僕は全く苦にならないですし失うものも(探してみたのですが)これと言ってありません。
身を切りながらでもお笑い活動に励んでいこうと思います。
笑わせる=GIVE
最近「与えること」に躍起になっているすずきですが、ふとお笑いを考えてみますと、GIVEの精神だなということがわかります。
僕は無理をしてやっているわけではないですし、むしろ息をするようにボケ倒すようになっております。
大切なことは、こちらからアクションを起こすということです。
笑わせようと気張るのではなく、自然体でいられるようにする。
これが身につきますと、常に自然と笑わせようとする姿勢が定着します。
つまり「GIVEの精神」を身につけることができるのです。
話している相手や周りの人たちに、
- 楽しんでもらいたいな
- 明るい気持ちになってほしいな
- 笑ってほしいな
と思えることは、何かモノをあげるといった有形のGIVEとは異なり、目に見えない無形の資産が、自分に貯まっていくことを意味します。
GIVEをする人ほど、求めているものが自然と集まるようになるからですね。
- この人と話したいな
- この人に協力してあげたいな
- 一緒にご飯に行きたいな
- 何かイベントで一緒に仕事したいな
と思わせられるでしょう。
もちろん、見返りを求めたGIVEは押し付けがましく、下心が透けて見えてしまいます。
純粋に「楽しい雰囲気を作り上げたい」と思えるようにすれば、きっとポジティブな場が生み出されることでしょう。
そのためなら、自分の小さなプライドや恥ずかしさなんて安いものです。
そんなものかなぐり捨てて、とにかくたくさん相手を笑わせにいく意外に選択肢はありませんよね。
どうしても「笑わせる」行為とは、芸人や特別な力を持った人がやるように思えてしまいますが、僕はそうとは思いません。
だって普段お茶している時だってみなさん自然と笑っているでしょう?
特別な力なんて要りません。
「自然と生まれる笑い」も心地良いものですし、さらに僕は相手を幸せにしたいなと願う笑いも求めていきたいと思っています。
何より自分が一番気持ちよくなれる
サウナやカフェで自分の幸せを求めていたすずきでしたが、雑談や会話の中で生まれる「笑う」という行為によりいっそう幸福を感じられたことが多々ありました。
「俺が笑わせたのだ」というドーパミン的な感じ方ではなく笑、ただ単純に面白くておかしくて笑うという空間と時間がとても幸せな状態なのです。
しかし基本的に「面白い空間を作り上げよう」と思って話を始める変態は僕くらいなものですので、やはり僕のほうから笑える・楽しい空気感を仕掛けなければならないことが多いですね笑。
それでもいいんです。むしろそのほうがいいのです。
結果その場がとっても楽しくなれば僕はハッピーになりますし、もし相手や周りの人が笑ってくれたらさらに嬉しいものです。
話している時に自分の笑顔を見ることはできませんが、相手の笑顔はしっかりと見ることができます。
その笑顔を「自分が生み出せるのだ」と思えたら、それはとても素晴らしいことです。
テクニックは要りませんし、相手を思う気持ちだけで十分です。
ただ、多くの芸人さんやラジオのパーソナリティさんたちが訓練を積んでいるように、面白い人の研究をすればよりその人の面白さが増すと思います。
- 「間」の取り方
- 強弱のつけ方
- 抑揚のつけ方
- 話すスピード
- 話す口調
- 声の大きさ
- 激しさと穏やかさ
など、今の時代であれば様々な媒体から勉強することができますよね。
僕は以前からサンドウィッチマン、パンクブーブー、かまいたちなど、漫才を聞き流して寝ることもあり、常に「自身のセンスのない笑い」を磨くトレーニングをしています泣。
プロや上手い人から真似て実践してみますと、効果があることが多いものです。
これもまた1つの投資。
それによって誰かを笑わすことができれば、僕はもっともっと幸せになれるような気がしています。
おわりに
「常に笑いを意識すると、消耗してしまうのでは?」
と聞かれそうなのですが、大丈夫です。
消耗するくらいであれば、最初からやっていません笑。
中学校3年生の時から決断して「ボケ倒す練習」を重ねて(特殊な訓練を受けて)いますので、常人では至れないほどの鋼のメンタルの境地へと到達しております。
また一種のすべり芸としてもその名を確立してしまえば、いくら滑り倒してもこちらのものですね。
「人を笑わせる」ことは、最初こそ無理してやっていたことだったと思いますが、いつの間にか会話の中で「相手がどうしたら笑ってくれるかな」と思えるようになってきました。
相手の求めているものを察知し、それを満たすようにすること。
笑いの中からでも「相手の欲を満たす行動」が身につくのであれば、僕はいつまでも笑いを追い求めていきたいと思っています。
この姿勢は、いつか必ずどこかで繋がってくると信じているからです。
特別な体験から得られる幸せにばかりこだわらず、日常生活の中から幸せを獲得していきましょう。
それではまた!
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