30代が20代を見て嬉しい気持ちになる【欠かせないエネルギー】

人間関係

こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki

1月の3連休といえば、成人の日を含む3日間ですよね。

先輩たちとサウナに行くために駅を歩いていたら、着物姿の女性がいたため「何かお祝い事でもあるのかな?」と考えをめぐらせていたところ、「そうだ!今日は成人式があるんだ!」と気付きました笑。

もう僕ら30代にとっては成人式は「いにしえの記憶」になりますからね笑。

ちなみに以前も若者について記事を書きました。

この記事においても、「成人式」について言及しております。

それくらい、毎年成人している若者を見ると元気が出ると言いますか、自分も頑張らなければならないなと思わされます。

今日は改めて「若者たちのエネルギー」について語っていきます。

20歳はスタートである

今、自分が30代に突入してからというもの、20代はまだまだ若かったなと思います。

それは言い換えますと「未熟」です。

別に上から目線で言っているわけではなく、振り返ってみれば本当にそう思うからです。

若い時は、

  • 今この瞬間が最高だ。
  • 俺が主人公だ。
  • みんなとわちゃわちゃできて楽しすぎる。
  • この時間が一生続けばいいのにな。

と、思っていたものでした。

社会人になって大人になるにつれて、僕らは絶望の海へと投げ出され…

と、言うのは冗談です。

社会人のほうが良い意味で学びが多く、今でもどんどん成長していることを実感できており、20代の自分よりもだいぶ大人びたなと思っています。

特に、以前読みましたLIFE SHIFTという本から、「人生100年時代をどう生き抜いていこくか?」と考え始めたものでした。

そう考えてみれば20歳とは本当に若く、人生を100年としたら5分の1にしか到達していないのです笑。

成人した当時、あるいは社会人になりたての頃といえば、成人式をいわば特別扱いしており、「僕は大人の階段を上っているんだな…」と謎の感慨に浸ってたものでした。

その後30歳を超えてから、巡り合わせもありここ1年でだいぶ勉強することができました。

すると20歳あるいは20代とは、人生のスタート地点に立ったばかりなのだなと思い直すようになりました。

右も左もわからずにスタートラインに立ち、ガムシャラに仕事をしては友人たちと教育について、未来について議論していたことが懐かしいです。

あの時間はあの時間でとても面白かったですし、今考えてみても貴重な時間でした。

だからこそ今の新成人たちには、そのスタートから全力で飛ばしてほしいと願うばかりです笑。

僕も下手くそな生き方・働き方でしたし、

  • もっと挑戦できたな。
  • もっとできることがあったな。
  • もっとリスクをとってもよかったかな。

と思うこともありました。

ただ、それに気づけなかったことを後悔する以上に今を全力で生きられていますので、結果的に全く後悔はしていません。

20歳のみなさんもわからないままで構いませんから、全力で駆け上がってほしいなと思っています。

「まだ人生のスタート地点だ」と思えれば、今後様々なことに挑戦してゆくことができるでしょうから。

人生を100年と考えれば、20歳は「大人」ではなく「スタート」でしかない。何事にも飛び込んで、多くのことを経験していこう。

大人のグチに耳を貸さなくていい

社会人になって肌で感じたことは、若者に対してよく思わない年上がいるということでした。

直接耳にしたわけではありませんが、ある一定数はそうした「やっかみ」と言いますか、若者が一所懸命頑張っている姿を素直に認められない大人たちがいます。

(ちなみに30代に向けてもそうした矛先を向けてくる人がいます)

それは、

  • 嫉妬
  • 羨ましさ
  • プライド

などからくるしょうもないものばかりです。教育者の風上にもおけません。

自分が汗水垂らして頑張ってきたことを、いとも簡単にひょいと超えられてしまうことが辛いのです。

  1. 自らの成長に投資せずに、
  2. 若者を攻撃して、
  3. 自分のポジションを確保しようとする。

こんな大人の下についてはいけません。でも大人にも2種類いまして、

  1. 本当にあなたの成長を願って厳しく接してくれる人
  2. ただただ妬みや自分の能力のなさをカバーするために、若者に八つ当たりする人

の2種類がいます。

2は論外としまして、1のような人に耳を貸すべきであり、しっかりとその技術や能力、会社での働き方を盗んで吸収して学び、次のキャリアへとつなげていきましょう。

基本的に多くの方々は、1のような素晴らしい先輩方です。

そうした先輩たちとめぐり合えば、「もっと仕事を頑張りたい」「より良い人生にしたい」と思えるはずです。

ただどうしても大人の中には、若者の悪い点ばかりを持ち上げて批判してくる人がいます。

  • はしゃぎすぎだよ。
  • 空気読めてなさすぎだな。
  • 失敗されるこっちの身にもなってくれよ。
  • これだから最近の若者は。

必ずこういう人がいるんですよね。

若者なんて失敗してなんぼですから、気にしないでズカズカと前に進んでいけばいいのです。

取り返しのつかないことや倫理や道徳に触れるものでなければ、僕はたくさん挑戦すべきだと思っています。

僕も「30代」を言い訳にせずにこれからも挑戦していきますので、若い人たちと切磋琢磨して上を目指していきたいですね。

上の先輩にも、あなたのことを本当に思ってくれている人とそうでない人がいる。失敗してもいいような環境を与えてくれる先輩の下で、たくさん挑戦していこう。

若者は現代のエネルギー源

SNS上でも各会社の社員さんでも学生さんでも、10代〜20代の方々はキラキラと輝いております。

もちろん、30代も負けておりません!笑

ただ、今という時代を作っていくのは若者だと思っています。少子高齢化が進む日本では、貴重な存在なのです。

良くも悪くも「精神的な未熟さ」とは、年齢を重ねていく上で自然と消えていってしまいますからね。

僕は30代ですが、

  • 会社の運営をしたことがない。
  • 世界を旅したことがない。
  • まだまだ経験したことのないものが山ほどある。

という意味で確かに「未熟さ」はあります。

しかし思いっきりリスクを取ったり、とりあえずいいから突っ込んでみたりといった「無鉄砲さ」みたいなものはもう失いました…(いや、どうでしょう?)

実は、何もわからないこその強さもあるんですよね。

  • とりあえずやってみる。
  • 流行っているので、自分もやってみる。
  • 楽しそうなので、乗っかってやってみる。

そうです。「行動力」が爆発的に高い世代なのです。

そのエネルギーが今後の日本を、世界を変えてゆくのです。だから僕は、

  1. 若者を応援し、
  2. 自分も若くあることで、
  3. 一緒にワクワクして楽しんで、
  4. 未来を切り拓いていきたい。

そういう気持ちが「教員という職」へと導いたのかもしれませんね。

コロナ禍で見えたのは、

  • 何もできずに右往左往する教員
  • スマホを使いこなしてアドバイスをくれる生徒

でした。

明らかに「新しいもの」への接触の速さや、順応性が違いましたね。

僕らも負けていられません。

そんな若者たちの目を摘むようなグチをこぼさずに、応援して指導して、ともにこの時代を戦い抜いていきましょう。

現代社会が必要としているエネルギーを最大化していくのです。

現代社会のエネルギーの源泉は、若者にあると言っていい。そこに上の世代も呼応して、社会のエネルギーを最大化していこう。

おわりに

成人式がくるたびに、駅で若者たちのきらびやかな姿を見ますと、「おめでとう!」と声をかけたくなります。

なぜかこちらが勝手にワクワクし、勝手に盛り上がり、勝手に励まされます笑。

それを、

  • 「今年の成人式も大荒れか?」
  • 「騒ぎ相次ぐ」
  • 「これだから若者は…」

と嘆くニュースが取り沙汰されるのが、どうもしっくりきません。(報道だからある程度は仕方のないことなのかもしれません)

それによって上の世代に悪いイメージを与えますし、毎年「また成人式でやらかしたのかよ…」と思ってしまう人がいるのが、本当に残念でなりません。

二十歳のみなさんは、ここまで生きてきた自分を誇っていいですし、ここまで育ててくれた親に感謝していいのです。

今後の社会では、あなたたちがエネルギーの源泉となります。

僕たち上の世代も、うまく融合しながら化学反応を起こしていくのがいいのではないでしょうかね。

毎年毎年、二十歳のみなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。

僕も負けずに30代を駆け抜けていきます。

それではまた!

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