こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki)
僕の大好きな漫画「ワンピース」の主人公ルフィは、こんなことを言います。
おれは 助けてもらわねェと 生きていけねェ 自信がある!!!
また、先日から読み始めました「夢をかなえるゾウ0」でも、
人が生きる上で一番大事なことはな、
本当につらいときに『助けて』と口に出して言えることやねんで
とありました。
「今まで自分ひとりの力で生きてきた」
と勘違いしていた僕ですが、多くの人と出会い、その強さや優しさに触れていく中で、
と、感じるようになりました。
今日は「人に頼ること」のメリットを書いていきます。
人に頼る前の大前提
一見すると「人に頼る人」ほど、とても弱い人のように見えてしまいますが、人に頼ることができる人ほど、この世界を生きていく上で強い人はいません。
ただ、
と言うとかなり乱暴ですので、僕なりの人に頼る前の前提条件を揃えておきたいと思います。
人に頼ることを良しとすることは素晴らしいことですが、その分その人自身が、
- ある程度自立しており
- ある程度の強さを持ち合わせていること
が必要だと思っています。
いつでも人に頼ってばかりですと、さすがに相手からも鬱陶しがられますし、何より本人からのGIVEが一切ありません。
海賊王を目指すルフィも、
- 彼の強さやまっすぐな心
- 大きな夢と野望を持っている
- 船長なのに自分が一番血を流す
という「リーダーの資質」があります。
だからこそ、仲間たちは「命を預けてもいい」と思うわけです。
人に頼ると言うことは、どこかで誰かに頼られる場面もあるということ。
その前提条件もないままに、
と、人に助けを求めてばかりいては、それは単なる「クレクレ星人」でしかありません。
僕が人に頼れる条件として「自分自身に課していること」は、まずは自分が精一杯努力して、できる限りのことをやってみることです。
- 何もしてない
- そもそもやる気がない
ような人には、周りだって助けてあげたいと思うことはありません。
結局、まずは自分から努力する姿勢を見せること。
その上で、周りの人に頼っていきましょう。
人に頼ることのメリット
そんな前提条件のもとで人に頼れば、たくさんのメリットがあると思っています。
強い人ほどそのメリットに気づき、人に頼ることを厭(いと)わないのです。
自分の弱さを知る
「なんでも自分でできる」と勘違いしていた僕ですが、人に頼り始めることを覚えたのは、自分のできないことがわかるようになってからでした。
ブレイクダンスや英語をしていますと、何かと「すごい!」と言われますが、実はそんなことはありません。
できないことや苦手なこと、あるいは初めて挑戦することなどにおいては、人の力に頼らざるを得ないからです。
- 車のこと
- イベントの企画
- アウトドア(BBQ)
- ランニング(マラソン)
などにおいては、できる限り周りの人から情報をもらったり、得意な人や経験豊富な人に聞いたりしました。
そうして人に頼っていますと、
と、自分の弱さに気づくことができました。
こうして「自分のできないこと」に気づけると、もっと社会を生きやすくなります。
一度きりの人生において、1人の人間がなんでもかんでもできるわけではありません。
だから、餅は餅屋。
「得意なことはその人に任せる」が、吉なのです。
すると周りにも「その道のスペシャリスト」が集まってくるのです。
人の強さを知る
自分の弱い部分やできない部分を知ると同時に、常に自分は周りの人から助けられて生きていることを認識できるようになります。
確かに、僕は英語を教えたり、ダンスショーケースを作ることはできますが、
- サウナに入ることができたり
- 美味しいスイーツを食べたり
- 綺麗な街を歩くことができたり
することができるのは、その道の方々が仕事してくださっているからなのです。
意識的に「誰かに頼っている」自分を想像しますと、どうしてもネガティブな印象を受けますが、僕らが当たり前に生きているこの世界も、決して自分1人で作り上げたわけではないということを肝に銘じておかなければなりません。
すると、
- 他の人の強み
- 人のありがたさ
を感じることができるようになります。
誰かに頼ることとは、
「自分の弱さを理解し、人の強さを知ること」
だと思っています。
だからこそ、人に頼ることは大切なことだと思うのです。
意識的に自分ができないことを露呈し、その人の強みを尊敬して仕事を頼むのですから、無意識のうちにやってもらっている感覚とはわけが違います。
そうやって意識的に人に何かをやってもらうことで、己のことも相手のことも理解できるようになり、さらにはより感謝できるようにもなるのです。
頼られると素直に嬉しい
誰かに頼ることは、人間関係も円滑にします。
誰だって、頼られたら嬉しいものです。
それはつまり、自分の力を認めてもらっていることであり、必要とされているという気持ちにさせてくれるからです。
「1人でなんでもできそうな人」から、何かを頼まれたら、
と思いますし、
という達成感や充実感も受け取れます。
それでいて最後には、
と感謝されるのですから、これほど嬉しいことはありませんよね。
と思われるのですから、それだけでも頼んだ側は味方(あるいは仲間)を増やしたようなものなのです。
ここでも「頼り過ぎるかどうか」のバランスは大切ですが、基本的に頼まれた側は嬉しいものです。
人間関係の構築にも一役買ってくれますので、自分にはできないことや無理そうなことにぶち当たったときは、カッコつけずに素直に人に頼んでみましょう。
そこから築き上げられる信頼関係は、きっと強固なものになるはずです。
おわりに
僕にもこう思っていた時代がありました笑。
それは世界のことを全くわかっておらず、誰にも感謝もせずに、イキがって1人で突っ走っていたからでした。
実は、
- ヘルプを出したり
- 自分の弱さをさらけ出したり
することは、自分のことを「完璧ではない」と言っていることに他なりません。
そのように「弱さ」を出せることは、逆にその人の「強み」となります。
それは周りを巻き込んだり、仲間にしていく強さです。
ルフィの強さも、仲間を巻き込んでいくところにあるのですね。
みなさんも、もし行き詰まってしまったら、ふと誰かに頼ってみてはいかがでしょうか。
きっと力になりたいと思ってくれますし、嬉しいとも思ってくれるはずです。
もっと口に出して、助けを求めていきましょう。
それではまた!
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