こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
先日から読み始めた「幸せになる勇気」。
このブログを書き始めて、多くのことを考えては書いてきて、
と思いながら、本書を読んでみました。
「嫌われる勇気」を読んだのは2年前の2020年8月。
本書はこの本に続く「第2弾」です。
あれから2年が経ち、僕は一体どのように変わったのか。
本書を読みながら、自分が感じた変化を書いていきます。
深く理解できる内容の数々
最初に「嫌われる勇気」を読んだ時は、どうも理解が追いつかず、なんとなく「課題の分離」のことしかわかりませんでした。
しかし今回「幸せになる勇気」を読んでいますと、なぜかとても共感できる内容が続くため、自分でも心底驚いています笑。
以前の僕では、ちっとも理解できなかったはずなのに。
まさに登場人物である「青年」さながらに、「哲人」の言っていることが理解できませんでしたからね。
今となっては、
というように、一章一章を深く理解しながら読み進めることができました。
例えば、
- 愛
- 尊敬
- 信頼
- 与えること
など、どれも本書を読む前に幾度となく書いてきたことでした。
どうしてもスピリチュアルな内容に寄ってしまいがちですが、
そう見つめ直して考えてきたことだったので、なんとなく自分の道が間違っていなかったのだと安心もしました。
本書で出てくる「アドラー心理学」では、
すべての悩みは、対人関係の悩みである
と説いていると同時に、
すべての喜びもまた、対人関係の喜びである
と書かれていました。
人との摩擦は避けられないのが世の常ですが、それと同時に、
- 感動したり
- 喜びを分かち合ったり
できるのも、対人関係があるからこそなんですよね。
他者を無条件に信頼して愛すことは、自分自身が傷つくことにもなりかねません。
しかしアドラーは、そんな不完全な人間を全力で愛すことに決めました。
僕も最近は悟りを開いたかのような、穏やかで波風の立たない気持ちが続く毎日となりました。
アドラーのように、人を信じながらも課題を分離して、
- 仕方のないこと
- 変えることのできないこと
と、割り切れるようになったからです。
人間関係も劇的に改善され、人と出会う喜びを本当の意味で知ることができました。
こうして僕が行なった「答えあわせ」は、自分が今までしてきた思考とほぼ一致したのでした。
幸せの境地にたどり着くまで
僕がこの考え方にたどり着くまでには、非常に長い道のりが必要でした。
もちろん、まだまだ発展途上ではありますが、1〜2年前に比べればだいぶ心穏やかになったと思います笑。
「悪い意味で」感情的になることも少なくなり、仮にそうなったとしてもすぐに沈静化できるようにコントロールができるようになりました。
特に僕の思考を整理し、強固なものにしてくれたのは、間違いなくこのブログでした。
- 読書をして
- 人と出会って
- 行動をし続けて
それらをすべてこの「ブログ」にブチ込みました笑。
自分が何を思い、どう感じているかは、実は「わかっているようでわかっていない」ことが多いものです。
人に伝えて初めて、自分の思考がわかったりするものですからね。
このブログは、「その手助け」をしてくれたと思っています。
特に、
「自分が幸せに思うもの」
を中心に記事を書くことが多くなったことで、ブログの言動が現実世界の自分の行動と一致するようになりました。
あるいは行動それ自体を、自分が幸せに思うことに寄せていったこともありました。
どちらが先と断言することはできませんが、ブログタイトルにあるように、
「幸せを求め続けて生きてきた」
その数年間に、僕なりの最適解があったのでした。
またこのブログで書いた内容を、多くの人とシェアしたことも大きかったです。
本から「人生の全ての正解」がわかるわけではありませんが、相当な冊数を読んだことで、僕の思考は、本書と似たような「自分なりの解」に収束していきました。
幸せになるには、すでに幸せになっている人に聞いたほうがいい。
自己啓発本が、まさに僕の道しるべとなったわけです。
あとは実際に行動してみることで、自分の感じ方を大切にするようにもなりました。
好き嫌いは人それぞれですからね。
こうして「幸せになる勇気」を引っさげ、ここまでくることができたのです。
ようやく手に入れた幸せ
「幸せのカタチ」はそれぞれが見つけるものであり、努力なしに得ることはできません。
来年の2023年から新たな道を歩み始める僕ですが、実はもうだいぶ幸せな状態になることができています。
例えば、
- 家族ができたとか
- 巨万の富を得たとか
- 地位と名声を手に入れたとか
これらのこともまた「1つの幸せ」ですが、もっと根本的な「生」に対する悟りと言いますか…
自分の生まれてきたことに対する答えのようなものが、やっと見つかったようでした。
「そんなものは存在しない」と言ったこともありましたが笑、いろいろ込み込みで自分なりの解にたどり着いたと思います。
本書でも「他者貢献」という言葉が使われており、
- 誰かの役に立ちつつも、
- 見返りを求めたり、競争したりしない。
という、とても微妙な按配の、それでいて自分が追い求めていた境地が書かれています。
我ながらその「小さな隙間の部分」に入り込むことは非常に難しかったのですが、突き詰めていく中で、
と「納得できる境地」でもありました笑。
年月をかけた潜伏期間は、どうしても「その隙間」に入り込めず、イライラしたり考えあぐねたりしたものでした。
しかし、
- 経済的
- 精神的
アプローチを試みて、自分の納得できる場所までくることができました。
- 他人に固執せず、
- 自分の人生を生き、
- それでいて社会資本を育て、
- 一度きりの命を燃やし尽くす。
もう僕には「縛り」や「しがらみ」はなく、本当の意味で自立できたのだと思います。
本書に書いてある多くのことは、僕自身が考えてきたことであり、ズレはありつつも大体一致していました。
それまでに僕がしてきたことは、本書のタイトル通り、
「幸せになる勇気」
を振り絞り、自分を変えようと懸命に考えて、努力してきたことだと思っています。
「365歩のマーチ」という曲に、
幸せは 歩いてこない
だから歩いてゆくんだね
というフレーズがあるのは、みなさんもご存知ですよね。
- 考え抜いて
- 行動して
- その先にあるのが「幸せ」
なのです。
その勇気を出すことができるのは、他でもないみなさん自身であることを、いつまでも忘れてはいけません。
おわりに
ここまで納得しながら読めた本と出会えたのは、初めてのことでした。
自己啓発本を読むことは、以前の僕ならバカにしていて、
と一蹴していたものでした。
実際は、先人たちの様々な価値観に触れることで、人生の大切なエッセンスを自身の人生に取り入れることができるようになりました。
そう思って再スタートした人生は、結果的に心が豊かで幸せな人生となりました。
もう2年前の迷走していた僕とは違います。
本書をなぞりながらも、より豊かで自分なりの新しい人生へと、歩を進めていきたいと思います。
それではまた!
コメント
こんばんは。お忙しい中、返信ありがとうございました。
先ほども、流暢な英語の発音がうらやましかったです😊
過去に何度も挫折した英語、久しぶりに勉強しようと思ったので、またよろしくお願いします。
今日の記事もすごく心にささりました。名前に「幸」の文字が入っているので、ちょっとした幸せコンプレックスみたいなのがあります笑
『考え抜いて
行動して
その先にあるのが「幸せ」』
とありましたが、「幸せは自分で掴みにいく。そこまで自分で歩いていく。」その勇気を行動にして踏み出すか踏み出さないかなんですよね。
実は、私、離婚経験がありまして、その当時は相手に幸せにしてもらう意識がほとんどで「自分で」という視点がなかったことを思い出しました。「幸せにしてもらう」「自分は何もしない」ではダメですよね。価値観の違いも大きいですが😅今は、以前よりは自分で考えて行動できるようにはなったかなとは思いますが、まだまだ成長できるように頑張りたいと思いました。
人生いろいろありますので、うまくいく時は、幸せへの一歩を踏み出すことがそれほど難しく無いのですが、うまくいっていない時はなかなか踏み出せないことが多いです。でも↑の言葉を忘れず行動するぞ!!と思いました。私もこの本読んでみます。ありがとうございました。
お!英語の勉強を再スタートされているのですね✨
一緒に頑張りましょう💪
そんな過去をお持ちでしたか。
自分も何度か書いたりお話ししたりしているように、離婚歴がありますが、今では本当に彼女に出会えてよかったと思っていますし、自分がいかに未熟だったかを思い知らされました。
僕もしっかりとTAKERでしたからね💦
僕は最近、いたって穏やかな心で毎日を過ごしています。
あまり「悪いこと」はなく、イライラすることもなくなりました。
この本は、僕が今までやってきたことを集約しているような、そんな気もします。
人生にとって大切なことが書いてありますね✨
他にもオススメの本は、「夢をかなえるゾウ」「大富豪アニキの教え」などでしょうか。とても感動して、僕は涙を流しました。
ミルクレープさんも変わろうと努力されているかと思います。
その努力は決して裏切ることなく、必ず自分に返ってきます。
僕もまだまだ未熟ですが、一歩ずつ踏みしめながら歩いていきたいと思っています😊