こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
先日からサッカーのW杯が始まっていたのですが、前回大会(2018年)までは僕も、
と息巻いてはテレビにくぎ付け状態となっていましたが、ここ1〜2年ほどずっとテレビを見ていなかったこともあり、
とてんやわんやしていました笑。
僕の友人たちも、時代の流れなのかテレビを見なくなっており、同じ現象に陥っていましたが笑。
しかし改めて試合を見てみますと、やはり興奮するといいますか、スポーツっていいですよね。(語彙力)
今日は「スポーツによって盛り上がる日本」について、僕が思うことを書いていきます。
素直になれた日本人
W杯での日本の躍進は、素晴らしいものとなりました。
【グループリーグ結果:1位通過】
- 1戦目:vs ドイツ 2-1の逆転勝ち
- 2戦目:vs コスタリカ 0-1で負け
- 3戦目:vs スペイン 2-1の逆転勝ち
という、まさかの大番狂わせをやってのけました。
ここまで日本代表が活躍してくれますと、薄暗い雰囲気が漂っていた日本にも、活気が湧いてきている雰囲気があります。
渋谷のスクランブル交差点は歓喜に包まれ、各居酒屋やバーではファンたちが大盛り上がりといった、まさに祝杯ムードです。
僕は思いました。
2019年のラグビーW杯も大盛り上がりを見せたように、やはりスポーツは国民を盛り上げてくれる、素晴らしい行事だと思っています。
しかし、コロナ禍で鬱々とし始めた各国。
そしてそれを代表するかのような、日本の闇(病み)堕ち感…
冗談ではなく、僕は本当にそう思いました。
自分自身も、精神的におかしくなっていましたし、誰もが辛い日々を過ごしていたと思います。
少しずつコロナの実態が分かり始めて、こうしてW杯を開催するまでに至りましたが、現地からの中継や喜ぶ人たちを見て、やっと日本の本来の姿が戻ってきたんだなと感極まってしまいました。
日本人だって、本当はもっとワイワイやりたいのです。
スポーツはそれくらい、「本能に訴えるもの」だと思っています。
そのおかげで、人として素直に感情を爆発させることができたのでしょう。
やっぱりスポーツは、ものすごい力を持っています。
そのことを再認識させられましたね。
もっとワイワイしたらいい
長友選手がインタビューで、
と叫んだシーンが印象的でした。
みんなそれくらい、気持ちが高ぶっているはずです。
僕も仕事が始まる前は、
とドギマギしていたものですが、なんてことはない。
いつも通り淡々と仕事をこなす日々となりました笑。
さて、日本独特の文化に「ハレとケ」というものがあります。
「ハレの舞台」のような言葉があるように、「ハレ」とは特別な日を表します。
一方で「ケ」とは、いわゆる日常を指します。
日本においては、この「ハレ」と「ケ」が異常なほどにきっぱりと分かれています。
今回の日本代表の勝利が「ハレ」だとすれば、僕らが仕事に戻った日常が「ケ」でしょう。
僕は職場で、
と冗談まじりに言いました。
いえ、もしそうなっても「日本って柔軟だな!」とは思いませんけどね笑。
それとこれとは違うといいますか。(本当に休みになったらそれはそれで面白い)
仕事は仕事としてきっちりやることも素晴らしいことですが、「ケ」に当たるいわゆる「仕事の時間」は本当に水面下にいるような、そんな生き方をしているように思えます。
日本では、「本音と建て前」もまた似た表現ですよね。
- いつもじっと内に秘めているような
- 誰からも何も言われないようにと黙っているような
そんな印象を受けます。
もちろん、
「ずっとふざけ倒して、モラルやマナーを守らないのがいい」
と言っているわけではありません。
居酒屋でやっと「本音」が出るように、日本にはどこか感情を出さないような、そんなイメージがあると思っているだけです。
ものごとには必ず「良し悪し」がありますが、僕としては、
と感じてしまいます。
それほど日本には、「ケ」であり続けようとしている印象がありますね。
ギャップを埋めてもいい
こう聞いて、みなさんはどう思うでしょうか。
こう思われるかと思います。
僕もそう思っていました。
というよりも、いつも「ハレ」のような気分でいますと、お金を使ってしまいそうだったので、
と、粛々と生きていたものでした。
倹約家という名の「貧乏マインド」を持っていましたので、お金をできる限り使いたくなかったんですよね。
しかしいざ、
と意識してみますと、その意識が行動に表れるようになります。
と、マインドが変わるようになりました。
確かに平穏な日々を過ごしたり、リラックスすることもまた大切です。
ただ、ハレとケをそこまで極端にぶった切って、分ける必要もないのだなと思いました。
サッカーW杯は4年に一度のお祭りでもありますが、それ以外の日々は何もなくていいということにはなりません。
そんな日が多くなってしまったら、人生つまらないからです。
自分のワクワクするような、一生に一度しかないことを、できる限り多く体験していくこと。
新しいことにチャレンジし、まだ見たことのない景色を見に行くこと。
日本はどこか「ハレ」の日が来るのを、じっと待っているようにしか見えません。
僕も以前はそうでした。
粛々と細々と貯金をしては、何もない日常を「平和」と呼ぶことにして、自分の人生を正当化していました。
でも本当は、そんな人生望んでなんかいなかったのです。
もっと刺激的で、日本代表が国を沸かせたような、あんな特別な日々をもっと多く送ってみたい。
そう思っていましたし、それは別に悪いことではないと思います。
日々自分のできることをやることは大切ですし、当然のことかもしれません。
ただそれを履き違えて、「そんな生活こそが正義だ」と思い込むことは、また違うのではないかなと思っているのです。
もっともっと、ハレとケの差を縮めていい。
心の奥底にある本心や本能に、もっと従っていきましょう。
おわりに
日本中を沸かせた日本代表。
それは「4年に一度のお祭りだから」と言い切ることもできます。
しかし僕らは、日常にもっと刺激を求めてもいいのかもしれません。
あまりにも自分の本能や本心を押さえつけ過ぎてしまいますと、人生があっという間に「日常」だけで終わってしまいます。
僕はもう、そんな生活をやめることにしました。
もっと刺激的な人生を送りたいと思ったのです。
さて、みなさんはどうしますか?
それではまた!
コメント