こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
先日、巷(ちまた)で話題の「Blue Giant」を観にいきました。
原作もジャズもわからなかった僕ですが、
と激推しされましたので、早速行くことにしました。
結果、わかっていたことでしたが号泣しました笑。
しかし、泣かせにかかっているというよりも、主人公たちの「アツさ」に胸打たれたといった感じでした。
今日は、僕が常に持っている「アツさ」について書いていきます。
ただ熱くなればいいというものではない
僕は「熱血教師」というわけではありませんが、胸の中は熱いほうだと思っています笑。
今回見た映画では、10代の子たちが「本気でジャズに向き合う」というもので、
- 応援してくれる人がいたり
- 評価したり認めてくれる人がいたり
- 自分の未熟さについてはっきりと言ってくれる人がいたり
と、人間模様がうかがえるような、そんな映画でした。
ただその「アツさ」とは、表面上に出るものだけとは限りません。
彼らも本気でジャズと向き合うのですが、
- 黙々と練習したり
- ずっと孤独に練習していたり
- 筋トレやランニングを始めたり
と、その裏にいろんな苦悩や戦いがあったからこそ、表面に滲(にじ)み出たと言っても良いでしょう。
僕が思う「アツさ」とは、
- 真剣さ
- 泥臭さ
- ひたむきさ
といった男臭いような、ガムシャラな姿がイメージとして浮かび上がります。
ひたすらに練習に打ち込んでいる生徒や、仕事に一所懸命な大人は、誰であっても魅力的に映ります。
結果的に、
そう思わせれば、何かに一心不乱に、なりふり構わずに取り組んでいる証拠です。
僕は「ビジネス」に関しては全くもってダメなのですが笑、「人生というゲーム」においては、毎日を一所懸命生きるようになり、誰よりも熱く生きていると思っています。
以前はなかなか趣味や仕事に熱くなることができずに、中途半端な人生を過ごしていましたけどね笑。
「アツさ」とは、表面に出せばいいと言うものではありませんでしたね。
アツいと思わせられるような「裏付け」。
これが必要ということです。
人によっては、とても静かな人もいますしね。
と叫んでいれば「=アツい」というわけではありません笑。
大切なのは、内に秘めている気持ちやそれに伴う行動なのです。
孤独でも戦い抜くこと
劇中では、主人公の友人が大学でサッカーサークルに加入するも、
と、先輩に一蹴されてしまうシーンがあります。
僕自身も、ダンスサークルに所属していましたが、
という意気込みがありました。
それは以前まで適当に器械体操をやっていた、いわゆる劇中の先輩みたいな「気楽にいこうぜマインド」しか持ち合わせていなかったからでした。
ド素人で初心者、そしてとても下手くそでしたが、毎日10時間以上の練習を繰り返しては、数え切れないほどのショーケースに出演してきました。
もちろん、「今のプロのダンサーたち」と比べられるほどではありませんが、ここまで一所懸命になれたのは、人生で初めてのことだったと思います。
そう思えたのが、一番の収穫でした。
なんだかんだで15年続けていますが、当然周りの友人や先輩たちはダンスを辞めていきました。
もちろん、ダンスを辞めたことがダメだと言うつもりはありません。
僕だって、いつまで続けられるかはわかりませんからね。
ただ、サークル時代でも今でも、僕が変わらずに持っている気持ちは、
「どんなことがあってもダンスと向き合い、ずっと恩返しをしていくこと」
です。
人生が変わり、これほどまで熱く一所懸命になれたのは、ダンスがあったからこそでした。
周りがどう思おうが、僕はただダンスを続けていく。
「Blue Giant」に出てきた主人公の友人も、「何か熱くなれるもの」を必死で探していたのかもしれません。
あとは周りが辞めようが何と言おうが、好きなものに必死になるだけ。
それだけなのです。
彼らのアツさがひしひしと伝わってきたのは、当時の自分と重ね合わせていたからかもしれません。
大学最後の卒業公演では、僕が初心者から始めて4年間、必死で練習していたことを知っている友人や後輩たちが泣いてくれました。
劇中でも最後のシーンで、今まで応援してくれた人たちが、涙ながらに演奏を聴くシーンがあります。
だから、熱く一所懸命、一人でも続けていきたいのです。
そこには必ず人が集まり、涙を流して感動してくれます。
僕はそのために、何ごとにも熱く取り組んでいくのです。
熱くなれる仲間を引き寄せること
劇中では、主人公を含めた3人が熱く激しくぶつかり合います。
それぞれがそれぞれなりの、「アツい想い」を持っているからこそでもありますね。
先ほどは、
と言いましたが、やはり極寒の体育館で練習している時なんかは、孤独を感じることがありますね笑。
それでも僕が続けてきたのは、いつか出会うはずの仲間がいると信じているからです。
YouTubeを見ればすごい人たちがいるように、僕の周りにたまたまいなくても、世界中には僕以上の熱い思いを持って練習に取り組んでいる人がごまんといます。
そんな人たちと出会った時に、恥のないような自分でありたい。
これもまた、ダンスに対する恩返しに続く「僕がダンスを続ける理由」でもあります。
特にダンス部顧問としてやっている時は、どんな生徒が入ってきても、
と言われないように、ずっと鍛え続けていました。
その姿こそが、彼らに「熱く映るはずだ」と思っていたからです。
そう思って練習していました。
「Blue Giant」の主人公の宮本大も、ひたすら一人で練習していました。
映画を見ながら、僕は「彼のアツさ」にじんわりとしてしまいました笑。
結果的に彼には「仲間」が集まり、大きな舞台で熱い演奏をする夢が叶いました。
僕の初心者の頃のダンスなんて、見せられたものではありません笑。
それでも必死に一人で練習していれば、その熱は必ず伝わっていきます。
するとその「熱」を求めて、また人が集まります。
仲間を見つけようとするのではなく、自分が熱い存在であり続けること。
自分が「火種」となり、その「熱」を伝え続けていくのです。
わかりやすい「アツさ」なんてなくても大丈夫。
ただ好きなことに全力を尽くしていれば、それだけで人は寄ってくるのです。
おわりに
「青春」という意味では、そこら辺のスポコン漫画と同じか、それ以上のレベルの作品でした笑。
- 音楽だろうと
- 勉強だろうと
- スポーツだろうと
熱くなった者勝ちです。
いつの時代も、暑苦しいやつらというのはどこか煙たがられます。
でも僕は逆に、いつの時代であろうと熱くあっていいと思っています。
それが涙を、感動を誘うのは、間違いないのですから。
これからもダンスだけでなく、何ごとにも熱く向き合っていきたいと思います。
それではまた!
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