こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
オーストラリアに来て一番に感じたことは、
- みんな笑顔
- みんな優しい
という点でした。
車の運転手も、必ず歩行者に向けて笑顔で「先にどうぞ」と言ってくれますし、店員さんもいつも笑顔で対応してくれます。
それはオーストラリアが移民の多い国だからこそだと感じています。
と言う気はサラサラありませんし、今までの東南アジアと比べてみても、
と言いたいわけではありません。
今日は「いつも笑顔でいること」について書いていきます。
笑顔でいる人が多いと嬉しい
街を歩いていますと、基本的に「笑顔でいる人」が多いです。
僕も日本人の中では、
と言われます笑。
街を歩いていて笑顔の人が多ければ、僕自身も「笑顔でいよう」と努めたくなります。
街全体もハッピーですし、その笑顔が連鎖して、より良い空気感が広がるようになりますしね。
そのためには「まず自分から」というのは鉄則です。
ただ、オーストラリアではそんなことをしなくても、彼らはいつも笑顔でいてくれます。
だから特別な力を必要としなくても、彼らのおかげで自分でもより笑顔を意識できるようになりました。
これは日本にも必要なことなのかもしれません。
みんながみんなそうではありませんが、どうしても「日本人は堅苦しくてあまり笑わない」といった偏見があります。
オーストラリアに来た日本人である僕が、
と感じるのですから、ある程度は間違っていないのかと。
ちなみに彼らが「笑顔でいる」のは、親しい友達と話している時だけではありません。
街中で知らない人同士が「笑顔でやり取りをしていた」からこそ、僕は驚いたのです。
中には事務的にやり取りを進める人もいますが、基本的には笑顔で対応してくれます。
日本の接客やサービスはトップレベル(というか断然トップ)ですが、そこに「表面上のやり取り」が垣間見えてしまうあたりがもったいないです。
別に僕ら他人同士は友達ではありませんが、こうして明るくハツラツとやり取りのできる文化は、ぜひ取り入れたい部分ですよね。
多様性が生み出す認め合い
オーストラリアは移民を受け入れている国だからこそ、認め合うことが大前提となっているのかもしれません。
日本はどうしても何かと「受け入れること」に時間のかかる国ですが、島国でしかも鎖国もしていたわけですから、それも最もだと言うこともできます笑。
そんな日本でも、
- ダイバーシティ(多様性)
- インクルーシブ(包括的)
など盛んに言われ始めていますが、僕は国内にいた時から、
と感じていました。
それは、実体を伴っていなかったからだと思っています。
今でこそコロナが収束に向かい、海外の人たちがまたこぞって日本にやってきていますが、やはり基本は日本人のコミュニティであり、日本語しか話しません。
海外から来て生活に密着している人の数は、オーストラリアと比べてしまうと天と地の差です。
もちろん比べる必要もありませんし、
- 国の位置関係の影響
- 歴史から現在まで繋がっている部分
など、その国にとっての事情は様々あります。
ただ、こうして様々な人種が混ざり合い、背景の違う人たちが集まることで、摩擦どころかお互いを認め合っている状況となっているのが、僕にとっては新鮮なことだったのでした。
そんな空気感は、一朝一夕で生まれたものではなく、長い歴史の中で培われたものなのだと思います。
僕自身も「旅人」であり、多くの人に気を遣ってもらうことがありました。
こうした現状から、
- 相手を認めること
- 常に笑顔でいること
が密接に関わってくるのでしょう。
相手を認めることができていれば、笑顔なんて自然と出てきます。
それは「優しさ」でもありますが、その前に「理解」があるのです。
お互いしんどいこともありますし、時に生活に困窮することもあります。
僕も海外生活2ヶ月目は、相当切り詰めて生活していました。
それでも、彼らの優しさに元気をもらったことは事実です。
しんどい時こそ笑っていきましょう。
僕も今しんどいからこそ、少しずつ笑顔でいられるようになったのかもしれませんね。
笑顔でいる人ほど助けたくなる
以前、僕は「貧困」について記事を書きました。
街中でお金を乞うている人。
あれは一種の「見せかけ/パフォーマンス」であり、「いかに自分が惨(みじ)めか」を伝えようとしていると感じています。
中には平気で「もっとくれよ」と舌打ちをしてくる人もいるそうです。
僕はその「惨めさ」で人の心に訴えることは、誰も得をしないと思っていました。
一方でオーストラリアの人たちは、笑顔の人たちが多いです。
すると、
と思うことのほうが多かったのです。
逆も然りで、
- 僕自身が一所懸命旅を続けて
- みなさんに元気を分け与えることができたら
みなさんもついつい応援したくなってしまいますよね笑。
カメラの回っていないところでは泣きそうになったものですが(大ウソ)、基本的には旅は楽しいですし、特に人と会う時は笑顔でいられることのほうが多いです。
オーストラリアに来てから活気が満ちあふれてきたのは、
「発展途上の国とは、また違った発展の仕方」
をしていると感じたからだったのだと思います。
いろんな人を受け入れながら発展しているような、そんな感覚です。
- お互いを認め合っているからこそ、しんどさがわかる
- しんどさがわかるからこそ、自分も頑張ろうと思える
- 頑張って笑顔でいる人ほど、応援してもらえるようになる
僕には、まだ旅に対してどこか不安があったり、
と感じてしまうことがあります。
でも大切なことは、僕がありのままの自分でいることであり、街で会う人たちに元気を与えていくことです。
そんな時、
と、周りの人が思ってくれるのではないかと。
だから常に笑顔を絶やさずに、一所懸命前に進んでいくことが、誰にとっても必要なことなのかもしれません。
時には泣きたくなる時だってあるでしょう。
でもそんな時も、きっと自分の周りに「笑顔でいてくれる人」がいるはずです。
またそこから力をもらいながら、歩き始めればいいのではないでしょうか。
おわりに
海外で目にする、とびきりの笑顔。
僕も少しずつですが、「海外での笑顔」が身についてきています笑。
日本にいた時も顔がぐちゃぐちゃになるくらい、毎日笑っていたものですが、こちらに来るとよりいっそう、笑顔が大きな武器となります。
助けてもらいたいからではなく、相手に笑顔になってほしいからこそ与える笑顔。
辛い時もありますが、約2ヶ月、ここまで楽しく旅を続けることができました。
これからもその勢いで進んでいきますね。
それではまた!
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