こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
カナダの友人宅で過ごしている時、子どもに絵本を読み聞かせているところを見ました。
僕はネイティブではありませんので、こうした「子ども用の単語」にめっぽう弱いものです。
しかし、子どもに向けて可愛らしく英語を教えている姿を見ていますと、
と、改めて思ったのでした。
今日は「やはり僕のやりたいこと」について書いていきます。
大学時代に培ったメソッド
大学生の頃、僕は英語を一切しゃべることができませんでした。
もちろん、知識としては豊富にあったのでしょうが、今と比べれば天と地の差がつくくらい、全くと言っていいほどしゃべることができませんでした。
典型的な「日本の英語教育」にさらされた一人であり、自分の努力のなさも相まって英語が話せないことがコンプレックスでした。
そんな中、横でペラペラと話している帰国子女の子たち…
半ば英語を話すことを諦めかけていたものでしたが、ひょんなことから「ITC」と呼ばれる「英語集中演習」というプログラムに出会いました。
最初は日帰りなどから参加してみるようにし、
「怖がらずに英語を話してもいい」
という環境があることに驚きを隠せませんでした。
そして忘れもしない、大学3年生の夏に、僕は「1週間英語だけで話す」プログラムに参加してしまったのです。
- 自分がしゃべれないこと
- しゃべれないことでバカにされること
など、いろんな不安が募っていたのですが、参加してみたら本当に温かい場所であり、感動して最後は号泣するまでにいたりました笑。
それからというもの、ダンスを続けていく中でも「大切な研修」として、必ず毎年そのキャンプに参加するようになりました。
内容はシンプルで、「英語で話す」だけのこと。
しかしその中にもスキット(=劇)があったり、ちょっと子どもじみた内容があったりしたのが、また良い雰囲気に繋がっていました。
先日、子どもに英語を教えている家族の姿を見て(旦那さんはネイティブですが)、
と、改めて感じたのでした。
大人向けにやりたい英語合宿
大人たち(というよりも全ての英語学習者)に向けてどうしてもやりたいのが、この「英語だけでしゃべるプログラム」でした。
実は友人たちと一緒に、社会人になってからトライしてみたり、それに近いプログラムにお金を払って参加したりしたこともありました。
それくらい、英語教師になってからも、なんとなく「その環境」を求めていたのだと思います。
実はその感覚とは、少しだけズレがあります。
大切なことは、僕が「教育者」という立場にいるということです。
- 自分が英語をしゃべれるようになって
- 結果的に世界に羽ばたくことができるようになった
そんな思いが、僕には強く残っていました。
今の自分の立場も踏まえれば、日本の人たちにこの経験を広めるまたとないチャンスです。
しかも当時は、僕はダンスに集中し過ぎていて笑、プログラムの運営側に回ることがありませんでした。
ゆえに、その「お返し」ではありませんが、自分が今まで享受してきたこの経験を、今度は「与える側」として提供していきたいのです。
その試みはすでに去年、挑戦していました。
- 毎週2回の英文法講座
- 毎週末の英会話の時間
など、今後に繋げるために積極的に「実験」をしていました。
やはりそこには「需要」がありましたし、少しずつ実力をつけていく人たちを目の前にして、
と、胸が震えるような、熱くなるような、そんな印象を持ちました。
今回の旅の途中でも、ふと先のことを考えることが何度かありましたが、
と思いました。
久しぶりに感じた、ワクワクするような、懐かしいようなこの感覚。
まさかこの旅が、こうして未来を形作る準備になっているとは思ってもみませんでした。
「いつかやりたいこと」は、すぐに挑戦すべきですね。
楽しみ過ぎてワクワクしています。
英語を使って自信をつけてほしい気持ち
当時の僕は、「英語をしゃべりたい」というシンプルな気持ちしかありませんでした。
今でこそ偉そうにお伝えしていますが笑、英語とはツールであり、70〜80点獲れればよく、あとは実践で鍛えてゆくしかありません。
それなのに当時は、「手段が目的になる」といった「本末転倒スタイル」でした笑。
結果的には、こうして「世界を一周してみたい」という夢を実現するための「ツール」となり、今の僕の大きな支えとなっていますけどね。
だから英語を教える立場としては、「僕のケース」とは違って、
「もっと英語学習に意味を持たせること」
をしていきたいと感じています。
という、昔の僕の気持ちと一緒でも構わないと言えばそうなのですが、やはり「その先」を見据えて教育をしていきたいのです。
- 英語をしゃべれるようになったおかげで…
- 英語というツールを使っているおかげで…
という声を聞くことができたら、それは最高なことですよね。
僕にはその「手助け」をする必要があると思っています。
それは僕のように、
「全くの海外経験がない人」
が、こうして自信をつけることができるようになったという経験を、多くの人に感じてもらい、その人たちの自信にしてほしいからです。
そういう人たちが増えることで、日本人がまた「海外志向」を持てるようになります。
もちろん、若い子たちがそういったマインドを持てるような手助けもしていきたいですが、それは年齢に限ったことではありません。
どんな人にでも自己実現をしてもらうこと。
僕の使命は、僕の経験以上に素晴らしい体験をしてもらうことなのです。
そのための1つが、英語の合宿だったり、そういった環境だったりするのだと信じています。
英語はあくまでツールに過ぎません。
しかしそのツールが目的になっている人は、日本に多く存在しています。
根っこから変えることができるかはわかりませんが、少なくとも僕はこの経験から、
- 英語をしゃべれるようになり
- 世界一周の旅に飛び立つこと
ができました。
そう思うからこそ、僕はやってみたいのです。
多くの人の夢を実現するための布石。
未来の僕がやるべきことが、だんだんとクリアになってきましたね。
おわりに
旅の途中でふと感じた懐かしさと熱さ。
僕の夢は変わらず、ブレることなく心の中で燃え続けています。
「教育者」という本能もまた、僕を幾度となく奮い立たせてくれるのです。
少しでも多くの人が夢を実現できるように、これからもサポートしていきたいと思います。
それではまた!
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