こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
カナダやアメリカなど、欧米諸国を歩いていますと、多くの人と関わるようになります。
日本(や韓国)ですと別れ際に、
と言いますよね。(これもまた好きですが)
海外では、
- Enjoy your trip!
- Have a good day!
など、今あなたのしていること、あるいはあなたの一日を楽しんでねと言います。
僕はそう思いました。
今日は「一日を楽しく生きること」について書いていきます。
会う人会う人が笑顔でいること
以前にも、すれ違う人たちが笑顔でいることについて記事を書きました。
笑顔でいることは、たとえ日本であろうと大切なことです。
海外に来てからより、
と思うようになりました。
誰だって笑顔で接してもらえれば嬉しいものですからね。
というからには、こちらも笑顔でなければなりません。
義務ではありませんが、笑顔でない人はそんなことは言えませんからね笑。
特にアメリカでは、店員さんと会話した後、ほとんど最後に挨拶として「良い一日を!」と言う習慣があります。
つまり、
- 笑顔でいなければ
- 「良い一日を」とは言えない
という公式が成り立ちます笑。
この習慣があるからこそ、みんなが笑顔になれるのかもしれませんね。
「良い一日を!」と言う習慣自体は、悪いものではないはずです。
それで笑顔になれるのであれば、むしろ最高の習慣と言っても過言ではありません。
ふとそう思った僕は、
と思いました。
やはり笑顔で溢れる場所とは、どこにいても気持ちが明るくなるものです。
それぞれしんどいことや苦しいこともあるでしょう。
それでも笑顔で「良い一日を!」と言われたら、一日の残りを一所懸命生きようと思いますよね。
そう思うアメリカ生活です。
一日を生き抜くこと
この言葉の意味するところは、とてもシンプルであるがゆえに、僕らが忘れていることなのかもしれません。
僕がここ数年、必死で生きるように徹してきたのは、
と感じるようになったからでした。
どこの単位で「一瞬」と区切るのかは人それぞれですが、「一日」という単位もまた大切な区切りです。
僕はそれからというもの、
- 数日間の連休
- 休日のフリーな時間
- 平日の学校での勤務時間
と、それぞれの日々でできる範囲内で、できる限り追い込みました笑。
ただ「追い込む」というのは、
というよりも、
といった感じでした。
- 仕事
- 健康
- 遊び
をバランスよく保ちながら、良い意味で毎日を淡々と生きること。
「良い一日を」過ごすことは、実はそこに「努力」が伴うのです。
良い一日にしようとするかどうかは、本人次第だからですね。
だからこそ、
という言葉には、
という意味が含まれていると思っています。
ということなのかもしれませんしね。
欧米では当たり前のように「口をついて出てくる言葉」なのかもしれませんが、アジア人の僕にとってはとても響いた表現でした。
と。
30代に入ってから、毎日があっという間に過ぎてしまうと感じている人は多いはずです。
だからこそ、毎日を必死に生きるのですね。
その積み重ねの先に「人生の終わり」があるはずですから。
その「最期」に向かっていくまで、たくさん時間があるようですが、実は一瞬で終わってしまいます。
いえ、何も知りませんが、あっという間に過ぎていく日々にハッとしたことだけは、間違いないことなのです。
「人生2回目」というわけではありませんが笑、ここ数年で必死に生きるようになったからこそ、
と、より強く思うようになりました。
良い一日を。
良い一日を過ごせている人は、どれだけいるでしょうか。
日本にいても海外にいても、毎日の積み重ねを大切にしていこうと思っています。
相手にも良い一日を過ごしてもらうこと
笑顔で「良い一日を!」と言えることは、まず自分に余裕がなければ言えないことです。
あるいは余裕がなくても、
という意味も込められているのかもしれません。
お互い頑張りましょう、と。
特にこの言葉をかける意味としては、
という意味が含まれていることです。
社会が良くなっていくためには、自分一人の力では難しいことがたくさんあります。
それを知っていれば、他人にも「素晴らしい一日」を過ごして欲しいと思うこともまた、大切なことですよね。
この「相手にとっても良い一日」という概念は、僕はとても大切な考え方だと思っています。
僕は「言葉」にはとても力があると思っていまして、会う人たちに「良い一日を」と言い続けることで、だんだんと、
と、心からの「願い」が込められるようになっていくと思っています。(もちろん、最初からそう思っている人もいます)
以前の僕は、他人の幸せを喜ぶことができない「貧乏(貧困)マインド」の持ち主でした。
だからこそわかる、この言葉の持つ「大きな」意味。
誰もがみんな、毎日を一所懸命生きています。
僕だけではありません。
お互いに声を掛け合いながら、社会をいい方向へと導いていくこと。
この「相互扶助」的な考え方は、以前の僕にはありませんでした。
決して「日本にそのような文化がないから」ではありません。
一方で、日々そういう言葉を発しているほうが、この考え方が根付くようになるような気もしました。
たったこれだけの一言に、少なくとも「相手を思う気持ち」があるのだと感じる欧米諸国。
この一言を、
- たかが一言と見るのか
- この一言の積み重ねが大事だと思うのか
感じ方はそれぞれで構いません。
ただ僕は、とてもいい気持ちになったことは間違いなく、アジアとの違いも感じました。
いいものは受け入れて、自分の糧にしていくこと。
この旅でまた、新たな発見ができたのでした。
おわりに
Have a good day.
たった一言の言葉から感じた、深い意味。
- 今を一所懸命生きている人にも
- 一日を大切に過ごせていない人にも
どちらにも深く刺さる言葉だと思っています。
どう感じるかはその人次第。
僕は改めて、一日一日の重さを感じるようになりました。
さぁ、今日も良い一日にしていきましょう。
それではまた!
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