こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
海外を周遊してて思うことがありました。
特にアメリカですと、家族を大切にしているようなイメージが強いですよね。
僕もこちらにきて1ヶ月ほどが経とうとしていますが、
と感じました。
- 土地
- 人口
はとても大切で、それらが物理的に影響を与えていることがわかりました。
今日は「アメリカの暮らし」について書いていきます。
生まれた疑問:なぜ日本と違うのか
僕だけなのかもしれませんが、ずっと抱いていた疑問がありました。
住んでみてわかったことが、
- 土地の広さ
- 人口密度の低さ
でした。
この2つの原因が、日本との大きな違いを生み出していたのです。
あくまで個人的な意見ですけどね笑。
土地が広大すぎる
とにかく感じたのは、アメリカは広いというシンプルな事実でした。
みなさんもイメージがあるかと思いますが、アメリカの自宅は、
- 前に庭が広がっていて
- 裏庭にはトランポリンや遊具がある
という状態です。
実際、兄の家もそういった構造になっており、最初に来たときは、
と感じたものです。
これだけ広ければ、人と会うことも少なくなるだけでなく、家族(自宅)だけでほとんどのことが完結します。
自宅自体がとても広いため、いわゆる「お隣さん」とも物理的に距離が空いてしまいます。
特に僕が感じたことは、「周りから見られている」という感覚が全くなかったこと。
自宅が別荘みたいなものなので、
- 庭
- 道
を挟んで近隣の家がある、という状態なのです。
もちろん、ボストンなどの都市部に行けばアパートメントもあるのでしょうが、アメリカ人からすればそこら辺は「高級住宅」にあたるわけでして、だからこそ「あえて少し外した隣の住宅街」に住むのです。
それは例外として、やはり基本はみなさんのイメージする「広い家」で間違っていないかと思います。
と感じました。
買い物もコンビニ等を積極的に使うわけではなく、スーパーを使いますから、頻繁に買い出しに行くわけではありません。
日本ほど「人と会うことがない」ということなのです。
どう感じるかは置いておいて、そういう事実があるということは、こちらに来て肌で感じたことでしたね。
人口密度が低い
先ほどの土地に関する言及とほとんど重複しますが、物理的に広いアメリカでは、都心部でさえ「人が多い」と感じることはありませんでした。
どこに行っても常に適切な距離が保てますし、基本的に「人混みによるストレス」はありません。
僕はこの点が、日本との最大の相違点だと感じています。
- カナダでも
- オーストラリアでも
- ヨーロッパ諸国でも
同じように感じた「違い」でしたね。(ベトナムやインドは例外笑)
日本でももちろん、田舎やローカルな場所に行けばそうなりますから、僕が住んでいた神奈川が都心部だから、さらに違いを感じるのかもしれません。
でもその事実を差し引いても、
と思っています。
特に日本は山が多くて平地が少ないこともあり、人口が一極集中してしまいます。
田舎に住んでいたとしても、どこかに行けば必ず人が集まっているような、そんなイメージがでてきます。
個人的には「人がいる」ほうが好きですし、活気がある場所にいたい派です。
ただ、この状態に「ストレスを感じてしまう人」は、少なからずいるだろうなとは思いました。
それに比べますと、土地にもよりますが「アメリカの人口密度の低さ」をありがたく感じている人もいると思います。
車社会でもありますので、公共交通機関で人と会うことも少ないです。
仕事や学校は日本と変わらないかもしれませんが、「そもそもあまり人と会わない」ということがスタンダードになっていますから、感じているストレスもまた違うことでしょう。
僕がアメリカにきて大きく感じたのは、この2点でしたね。
家族こそが第一のコミュニティ
こうした要因だけでなく、
という文化があることもまた、家族が最優先される理由の1つなのかもしれません。
どちらが先の要因なのかは判然としませんが、
- 物理的な背景
- 文化的な背景
の2つの要因が混ざり合って、アメリカの「家族第一主義」という文化が根付いているのだと感じました。
言い方は難しいのですが、こちらでは「家族以外に頼るところがない」と言ってもいいくらい、生活全般が家族内で完結しているため、家族を大事にする文化があるのだと思います。
僕がよくYouTubeで見るサプライズ動画の1つに、「妊娠報告」があります。
誰にとっても妊娠報告とは嬉しいものである(はずだ)とは思いますが、アメリカでのサプライズ報告で「みんなが飛び上がるほど喜んでいる理由」が、僕にはどうしても理解できませんでした。
僕には子どもがいないということも理解できない理由のうちの1つですが、こちらにきて感じたことは、それだけ「広い家の中が賑やかになる」ということが大事なのだと感じたのです。
一般化するつもりはありませんが、あくまで僕の肌感覚として、アメリカでは「自宅」を第一の場所として据(す)える傾向があると考えています。
だからこそ、「家族が増えること=精神的に豊かになること」なのかもしれません。
日本よりも「家族」にフォーカスが当たるのは、そうした背景からなのかなと思いました。
明らかに日本でのライフスタイルと違うのです。
どの家族も「自分の家族」がチームみたいにまとまっていて、よくも悪くもあまり外と関わらない(関わる時間がない)のかなと。
日本では「家族以外」ともいくらでも関われるほど、人が「すぐ近くに」溢れています。
だから、
と思えてしまうのかもしれませんね。
日本では「家族を大切にする」という文化は、そこまでポピュラーではないように感じています。
それはこちら(海外)にきて感じた、
- 土地の広さ
- 人口密度の低さ
- 基本は家族単位で動く
といった要素が、日本にはないからなのではないでしょうかね。
どの家族もそうだと言い切るつもりはありませんが、基本のライフスタイルが違い過ぎますので、
と思いましたね。
海外に来てからわかる「違い」。
僕なりの分析ですし、決して答えというわけではありません。
でもずっと謎だったことが(自分なりに)解釈できましたので、その文化の違いに面白さを感じたことは間違いありませんでしたね。
おわりに
大きなライフスタイルの違い。
それは土地や文化、人の住み方から表れてくるものでした。
こうした「ちょっとした差異」を肌で感じることができるのも、海外旅の醍醐味ですね。
移動ばかりの時もありましたが、こうして少し長めに滞在することでわかることもあります。
そういった意味では、長く滞在してよかったなと感じています。
また何か気づいたことがあれば、書いていきたいと思います。
それではまた!
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