僕が人との別れを大切にするようになった理由【また会う日まで】

人間関係

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

少し前になりますが、『すずめの戸締まり』という映画を見てきました。

この映画は震災についてのお話なのですが、それ以上に「人との出会い」の部分に感動したことを覚えています。

僕は「典型的な日本人」でして、人と別れる時もなんと言いますか、あまり気にしないで、

またね〜バイバーイ

と言うことが多かったです笑。

最近だと、

  • 久しぶりに会えた人
  • なかなか会えない人

と別れる時は、なぜか「握手やハグ」をするようになりました笑。

何かこう、感じるものがありましたので、今日は「別れ」について書いていきます。

人との別れを大切にしよう。いつかまた会うときに大きくなっていよう。

人との出会いあってこその別れ

以前にも、「別れ」については記事にしました。

僕は以前、人との出会いを極端に避けていた時期がありました。

人見知りというより、「面倒くさい」と思っていたふしがあったからです。

大学生でダンスサークルに所属し、多くの人と出会ったことがきっかけでマインドが変わり、人と会う素晴らしさを知りました。

一方で、ツラいことや悲しいこともありました。

ただやはりトータルで見ても、人と会うことは人生において大切なことだと思っています。

出会いがあるからこそ人生は豊かになりますし、人との時間は控えめに言っても最高です笑。

当たり前のことですが、

出会いがあるからこそ別れがある

そうですよね。

この「別れ」を受け入れられるようになってから、僕は人との出会いを楽しむことができるようになりました。

「別れる」という言葉を聞くと、どうしても「ネガティブな印象」を受ける人が多いです。

しかし僕は、さらに先にある「再会」にフォーカスするようになってきました。

2023年の4月から日本を出ますので、今まで出会ってきた人たちと会うことはなくなります。

それでも、1〜2年後にまた大きくなった自分を見せることができると思えれば、これは必要な「別れ」だと思っています。

再会をイメージすればするほど、ワクワクして仕方がないのです笑。

「再会」には、大きな意味があります。

ただ再び会うだけ」ではないのです。

それぞれが成長してからまた出会えば、それはお互い「前に進んでいる」ということ。

そんな形で出会うことをイメージしていれば、今ある「別れ」に前向きになることができるのです。

別れはネガティブなものではない。いつか会う時にお互い成長していれば、必要な別れだ。

ハグをして感じたこと

僕は「熱い男」ですので笑、ダンスサークルの野郎どもたちとの別れの際も、「熱い抱擁」を交わしたものでした。

日本ではハグはあまり主流ではない文化ですが、女の子同士だとよくやっているイメージがあります。

あえてここでは「異性がどうのこうの」と言うつもりはありません。

映画「すずめの戸締まり」でも、友達になった人お世話になった人とハグをするシーンがあります。

僕はこのシーンを見て、泣いてしまいました。

最近、自分も別れ際や出会った時など、ハグをすることが多くなってきたため、自分と重ね合わせることがあったからなのかもしれません。

先日も、療養中だったALTの先生が久しぶりに学校に来たので、握手とハグをしてしまいました笑。

なんと言いますか、とても心が温かくなるんですよね。

やっと会えたね!

とか、

うん。また会おう

と、思えるからなのかもしれません。

それは、

もう離れたくない!

というような、そんな「単純な感情」ではありません。

もっとお互いの無事や成長を祈るような、そんな「儀式」に思えるのです。

ただ、誰でも彼でもというわけでもなくて、気恥ずかしい人もいれば笑、そんなことをしなくても通じ合っている人もいます。

だからいまだに、

ハグをすることは、なんかいい!

とは思っていませんし笑、タイミングと言いますかその時の空気感でいいのかなとも思っています。

僕は「握手」も好きです。

やはり人と人が触れ合う時って、全くイヤラしい話ではなくて、とても幸せになるんですよね。

お互いの「熱量」みたいなものが、伝わり合うような感覚があるからでしょうか。

まるで再会を誓い合うような、あるいは再会を喜ぶような、そんな行為にも見えますので、僕は好きですね。

握手やハグをすればいいというわけではないものの、再会を喜び、別れを惜しむ形はいつもグッとくる。その瞬間を大切にしよう。

これから出会う人たち

僕は多くのコミュニティに属してきましたし、その恩恵を受けて生きてきました。

だから、どこかで迎える「別れ」は、次の出会いのための必要なステップでもあります。

また「本当に会いたい」と思える人とは、必ずどこかで再会することができますしね。

むしろ多くの様々な人と出会っていくためには、どこかにい続けていてはいけないのです。

もちろん、それ自体が悪いことではありません。

心地よい場所や幸せを感じる場所には、ずっといてもいいですからね。

ただ、僕自身が新しい出会いを求めているため、別れは必然となります。

僕がいろんな人と出会ってきて思うことは、その都度刺激をもらえるということ。

新しい場所も人も景色も全て、僕がこの世に生まれたからにはこの目で見るべきものだと思っています。

特に「人」については、僕は出会う人たち一人一人に「運命的なもの」を感じます。

世界にはいろんな人がいますので、

  • 気難しい人
  • 精神的に貧困な人
  • 人として曲がっている人

など、ネガティブな人たちもたくさんいます。

そんな人たちとも出会うこともまた僕の視野を広げますし、人間どうしても良い面もあれば悪い面もありますからね。

それでもいいからたくさんの人たちと、

  • 出会い
  • 話し
  • 握手し
  • ハグをして

また旅を続けていくこと。

それによって、僕の心はどんどん温かくなってゆくと思うのです。

別れの時は、感情が昂(たかぶ)りますし、もう会えなくなるかもしれないと思うものです。

だからこそ、僕はその一瞬一瞬を大切にしていきたい。

まるで漫画「ワンピース」のように、世界を回る中で一生に一度しかないかもしれない「出会い」を経験していきたいと思っています。

別れの時はとてもツラい。感情的にもなるし、もう二度と会えないと思うかもしれない。でもそれこそが次の出会いや再会の熱となるのだ。

おわりに

人との出会いは、いつも僕に感動を与えます。

しかしいつもいつも、同じ人と会って楽しい時間を過ごしているだけでは、僕の世界が広がってゆくことはないでしょう。

今まで漫然と過ごしていた教員生活。

もちろんそこには出会いと別れ、はたまた青春もあって、本当にたくさん泣いたものでした。

ただあえて言うのならば、世界はもっと広いということ。

その事実を知るために、僕は人と出会っていこうと思います。

同時に「人と別れていくこと」も増えていきますが、それもまた人生。

「別れ」を大切にすることができたら、再会がより輝かしいものになるはずですから。

それではまた!

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