もらったことも与えたことも忘れていい【授受に敏感にならなくていい】

人間関係

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

最近では、お金のことを考えないばかりか、やってもらったことまで忘れてしまいます。

おいおい、人から受けた恩を忘れているとでもいうのか?

そんなことを言われてしまいそうですが、そうなんです。

実際はあまり覚えていません笑。

いえ、ちゃんと周りの人からの「愛」は受け取っているのですが、その次のことばかりを考えてしまうのです。

今日は僕が、そういった「与える/受け取る」ことについて忘れてしまうことについて、書いていきます。

与えたことも受け取ったことも、忘れるくらい毎日を一所懸命生きていこう。

与えることで忙しい毎日を送る

僕はこれまで、

受け取ることが当たり前

だと思って生きてきました。

与えることなんて気にしたこともなく、この世の中は奪うか奪われるかの「ゼロ・サムゲーム」だと思い込んでいました。

そのように生きてきた僕ですから、それはそれは貧しい心を持っていたものでした。

当時は自分でも面白いくらい、その事実に気づくことはなく、

もらってなんぼでしょ

と思っては、受け取ることだけに固執していました。

様々な書籍や豊かな心の人たちと出会う中で、

これではいけない。これからは与える人生にしよう

と思ったのが、去年の2022年でした。

それからというもの、自分にできることをできる範囲(限界まで)でやることにしてみました。

「与える」には、いろんな形があります。

  • 知識
  • スキル
  • プレゼント

僕の場合は、英語やダンスくらいしかありませんでした。

それ以上に大切にしてきたことは、「人に会いにいく」ということでした。

別に「特定のスキル」だけが、与えることに繋がるとは限りません。

その人にはその人の素晴らしさがあり、それは僕自身にも、みなさんにも宿っているものです。

自分にできることを考え、人に与えていくこと。

とてもシンプルですが、とても大切なことでした。

それに気づいてからというもの、僕は「人に与えること」で忙しい毎日となりました笑。

これは、僕がずっと手に入れることができなかった「幸せ」でもありました。

世の中にいる「本当に豊かな人たち」はいつもずっと、社会に何かを還元しようとしています。

だからこそお金や信頼が集まり、それをまた社会に返していくことができます。

僕もそんな人生にしてみたい

そう意気込んだ2022年は、僕にとって飛躍の年となりました。

毎日人に与え、人に会いにいき、人を愛すことで忙しくなったというわけですね。

与えることで忙しい毎日。これによって、手に入れることができなかった「幸せ」を掴むことができるようになったのだ。

受け取ったことも忘れる毎日

え?せいじって受け取ったことも忘れてるの?サイテー!

と言われるかもしれませんが、実は僕にとってこれは「大きな成長」だと思っています。

以前の僕がなぜ与えることに抵抗があったかと言えば、受け取ることを恐れていたからでした。

だって、受け取ったら返さなきゃいけないじゃん?

こんなマインドを持っていたのです笑。

「悪い意味で」受け取ったことを覚えており、

あぁ〜返すの面倒くさいじゃん

と思っていました。

それを「忘れる」ようになるということは、僕にとって革命的だったのです。

あれ?この前せいじにこっちからあげたじゃんか!

と言われることもありました笑。

いいのいいの!そんなこと、とうに忘れたわ!

そう言っては、また「与えること」に集中するようになりました。

だからこそ「受け取ったことを忘れる」ということは、僕にとっては大切なことでした。

ありがとう。うん、そんなことはいいから、また次のGIVEで忙しいんだオレは

こんなマインドを持てたのは、生まれて初めてのことでした。

変に尾を引いて、

あれももらったし、これも受け取ったし…

と考えていては、いつまで経っても貧困なマインドのままになってしまいます。

そうやってプラスとマイナスをゼロに近づけるような生き方をしてしまっては、以前の僕に戻ってしまうのです。

それなら、受け取ったこともいっそのこと忘れてしまおう!

すると気持ちは軽くなりました。

これは、

普段から与えているから、もらって当然だ

という考え方になってしまう恐れがあります。

それでは根本が変わっていないことと一緒です。

そうではなく、その点も含めて全部忘れてしまうこと。

この考え方が、僕にとって必要なことだったのでした。

受け取ったこともいちいち覚えておくような態度は良くない。いっそのことそれらも全て忘れてしまおう。そのほうが何も考えなくていいし、変な態度にならなくなる。

もらうことよりも焦点を当てるべきこと

  • 先に与える
  • こちらから出す

この点に集中していますと、自然と「受け取ること」について忘れてしまうものです。

以前からこの「与えること」についてはたくさん記事を書いてきました。

ここに注力するようになりますと、さらに、

  • 与えること
  • 受け取ること

の両方に意識が向かなくなります。

自分のやれることをただやる

このことに集中できるようになるからです。

授受に対して意識的になってしまいますと、先ほど述べたように、

あの時与えたよな…

とか、

あの時もらったよな…

思ってしまうものです。

そうなり始めますと、損得勘定でものごとを見るようになってしまいます。

そうではなく、ただ与えることに注力すること。

その中でも僕は、特に「自分のできること」に絞ってみました。

「とにかく忙しくなること」が、僕にとっては大切なことでした。

授受について考える暇もないくらい、毎日を全力で生きることができるようになったからです。

息をするように与え続け、受け取ったことは「いい意味で」すっかり忘れてしまうこと。

この感覚は人生を豊かにしますし、自分がそのような人であれば、周りにも同じような人たちが集まってきます。

その人たちに対してまた、

何かできないかな?

と「今ある目の前のこと」について考え続けること。

そして、さらに次に何かできないかと考え続けること。

僕にとって、過去に施してもらったことや恩恵は、

感謝として受け取り、また返していくもの

という認識になりました。

いつでも今を、先を見ていきましょう。

それが自分の周りにある煩悩を消してくれますし、未来志向の自分を作り上げてくれるはずです。

与えることも受け取ることも、いっそ全て忘れるくらい、毎日を誰かのために生きてみた。それが自分にとっての豊かさに繋がり、煩悩を消す要因となったのだ。

おわりに

与え続けることは、僕の中で定着化したので、もはや何も言うことはありません。

しかし、まさか「受け取ったこと」まで忘れるレベルになるとは思ってもみませんでした笑。

「本当に豊かな人たち」のマインドになるために、ここ2年で修行してきましたが笑、今はかなり豊かになったという自覚があります。

僕の資産は爆発的にあるわけではありませんので、経済的な面で「与えること」には、いつか限界がくると思っています。

それでも、この指針は今後も変わることはないでしょう。

いい意味で受け取ったことを忘れて、また「今」に集中していきましょう。

それが一番の幸せなのですから。

それではまた!

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