こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
先日、海外での苦悩について、あるYouTuberの動画を見ました。
アジア人は体つきも小さく、特に日本人は優しくて怒らないため、いろんな場面で舐められることがあるという主旨の動画でした。
僕自身、海外に出てホステルにいますと、日本人というだけでもてはやされましたし、英語という媒体を伝って「差別的なこと」を言われたことは今のところありません。(韓国でそれっぽいことがありましたがそこまでのものではありませんでした)
海外に「住んでいる人」からすればその経験はあるでしょうし、僕も友人から聞かされたことがあります。
今日は、海外でも「負けない体づくり」と、その精神について書いていきます。
体を鍛えるようになって
僕は高校生くらいの時くらいから、本格的に体つきが変わり始めました。
器械体操をしていたこともあって、腕は今の3倍くらいはあり、腹筋は隆起していました笑。
ジムに通ったことはなく、ブレイクダンスを始めてからも自重中心の筋トレを続けていました。
ここ1〜2年の「ロカボダイエット」も相まって、さらに体つきはバキバキの状態となりました。
2022年のカラダ
日本に限らず、今や世界中で人気となってきているフィットネスやジムですが、僕は日本で鍛えていた当時からも、自分の体には自信を持っていました。
海外に出てみますと、体つきの大きい人はたくさんいますが、
と思える人はごくわずかです。(逆に「ものすごく鍛えている人」はチラホラいます)
むしろ日本人のほうが「肥満」が少なくて、海外の人たちに比べると「健康的」だと言えるでしょう。
海外では体つきや背丈で負けてしまうことがありますが(張り合う必要なんてない笑)、筋肉量や運動量で負ける気がしないですので、街中を堂々と闊歩しております笑。
ジムで鍛えている人のような「大きな筋肉」はありませんが、それでも鍛えているかどうかは一目瞭然ですので、引け目を感じることはほとんどありません。
と言ってしまいますとご時世的にアウトですが、僕個人としてはずっと鍛えていきたいですし、おかげさまでオスとしての自信がついたことも事実です笑。
魅力的かどうかは他人が決めることですが、少なくとも自分だけは自分の体を好きでいたいですので、僕にとって筋トレや運動といったエクササイズは「必須」なのです。
鍛えていたおかげで海外に来た今でも、そこまで「外見」を気にしたことはありませんでしたね。
日本人として…
海外に来てからは、「ウォーキング」がメインとなりました。
- 思いっきり汗をかいて
- 家に帰って洗濯機を回して
- シャワーを浴びて次の服に着替えて…
ということができていた日常生活と異なり、こちらでは洗濯だけでも多大な費用と時間がかかります。
他にもいろんな要素が重なりますので、個人的には、
「しっかりと激しい運動ができていない状態」
が3ヶ月ほど続いていることになります。
結論から言えば特にストレスはかかっておらず、たまにダンスしたり筋トレしたりしながら、楽しく旅を続けています。
もともとそのつもりで旅に出ましたからね。
食生活にも改めて気をつけ始めましたが笑、やはり日々鍛えてないと衰えるものです。
強い人ほど、
というオーラがありますからね。
こちらでも少しずつ習慣化ができるようになってきて、継続して「できる限りのこと」をしていますと、やはり歩いてても自信を持つことができるようになりました。
以前の僕ほどトレーニングができていませんので、
と思ってはいますけどね。
ただ、「日本人として弱そうに見られた」という経験がないため、
と思い込もうとしたことは、そこまでありませんでした。
海外では差別的な発言や偏見はタブーですので、例え内心で思っていても口に出す人はいません。
だからこそ(?)逆に、
と思わせられるような、そんな人でありたいのです笑。
- 日本人だから
- アジア人だから
とか、そういった細かい話を抜きにして、一人の男としてカッコよくいたい。
そのために日々トレーニングをして、街中を歩いていても誰よりもアスリートでありたいですね。
今は少しずつ体を戻し始めていますが、まだ少し時間がかかりそうです。
日本人として誇りを持っておきたいと思いつつも、その枠を超えて一人の人間として、海外でも強くありたいと思っています。
体と姿勢
体と心が繋がっているように、体に自信を持ち始めますと精神的にも強くなることができます。
本当に強い人というのは、
- 優しい
- 弱さを見せられる
- 人に頼ることができる
といった、体の部分だけではないものを持ち合わせています。
僕は日本人として負けない体づくりをしているほうかもしれませんが、実はそれだけではまだまだ不十分です。
堂々と歩くことは悪いことではありませんが、わざわざ天狗になって、
と歩いていればそれは態度に出ますし、必ず他のところでボロが出ます。
自信に対して、
- 自慢/傲慢
- 自意識過剰
は紙一重であり、それが人間の怖い(そして弱い)ところです。
体を作って自信を持つことはいいことですが、それを見せつけるようにしていてもダメだというのが、またなんとも難しいところですね。
日本人としてフィジカル面をクリアしている(と信じたい笑)僕は、今度何をすべきかと言えば、
「爪を隠して謙虚に生きること」
です。
日本の「美徳の部分」でもあるのかもしれませんが、本当に強い人は滅多に強がりません。
本当に強いからですよね。
一方でちゃんと鍛えておかないと、それはそれで説得力もなければ自信も喪失してしまいます。
そのバランスをとりながら、特に姿勢の面にも意識を向けること。
どちらかが欠けてしまえば、途端に「人」としてのバランスは崩れ始め、魅力を失ってしまいます。
今僕は、まさに体を鍛えるという意味で「一歩後退」しており、意識を強く持たなければいけないと感じている所存です。
そう思って生きるようにしています。
でもこれは、旅を始めたからこそわかったこと。
非日常の中で、
- 男としての強さ
- 一人の人間としての魅力
- 日本人としてのアイデンティティ
などを、モロに考えるようになることができました。
- 体も
- 精神も
- 姿勢も
バランスよく大切にしながら、旅を続けたいと思っています。
おわりに
旅の中で鍛えられるとは思っていませんでしたが、やはり自分の体にはプライドがあるのか、
と思う毎日です笑。
少しずつYouTubeの動画にもトレーニングを載せつつ、日本でやっていた「ルーティン」を思い出していこうと思っています。
それではまた!
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