学ぶことをやめてしまったら意味がない【一緒に勉強はするけれど…】

投資

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

こうして教育者として英語を教えつつ、自分でも様々な言語を学習している僕ですが、

やっぱり、ちゃんと自分で勉強している人は、どんどん伸びているなぁ

と思う毎日です。

誤解してほしくはないのですが、「先生に頼って勉強している=悪」ではありません笑。

使えるのであれば「教えを乞うこと」は大切なことであり、僕自身もYouTubeや書籍で勉強しているわけですから、結局は先生がついてくれているようなものです。

しかしそれでも、自分で積極的に勉強している人には、なかなか敵わないもの。

今日は「自学自習」や「学ぶ意義」について、より深掘りしていこうと思います。

どんなに頼ったところで、本人に “やる気” がなければ何も達成されない。最終的には自分なのだ。

教育者として思うこと

以前にも、

つべこべ言わずに勉強しろ

的な記事を書きました笑。

僕が学校の先生をやっていた時、そして今でも、

結局は、その人がどうしたいかによる

という結論を出しています。

もちろん、その人を焚き付けることも先生の役割ではありますが、僕ら教員サイドにも「できる限界」とは必ずあります。

例えば僕はウィンタースポーツや楽器が大の苦手なのですが、

無理してでもいいからやれ

と言われたら、それが将来どんなに役に立とうが、絶対にやらないと思います笑。

そこに意味を見出せていないからです。(苦手ですし)

これは極端な話ですし、勉強の話とは土俵が違うかもしれません。

でも、大人になったみなさん自身に当てはめて考えても、

確かに「やれ」と言われて無理やりやったことなんて、続いたことがない

と思う人が大半でしょう。

要は、本人が「本当にやりたい」と思わなければ、とても難しい話なのです。

これは直観でわかりますよね。

一方で、

ある程度の、強制的な受験や勉強は必要だ 

という人もいます。

反論するつもりもないですし、部分的に賛成することもありますが、個人的に言えば、

  • ラッキーだったから
  • 本人にたまたまフィットしたから

ということでしかないと思っています。

結果的にそんな親に反発してしまう子どもの例もありますから、一概にどちらがいいとは言い切れず、

ただその子がやろうと思えたから、よかっただけ

というのが僕の見解ですし、僕自身の経験からしてもそうです。

僕も「たまたま勉強が好きになれただけ」だったのですからね。

本人に意志がないような、そのような子たちに教えていた時は、

この子はきっと伸びないだろうな。だって全然やってこないんだもの

と思っていました。

親や環境の側面もあるかと思いますが、

  1. 本人が気付き
  2. そこに重要性を見出し
  3. かつそれを好きで続けたいと思えるか

が大事なんですよね。

親や先生の “投げかけ” は大事ですし、そうした環境づくりや刺激も素晴らしいことです。

ただ、やらない人はいつまで経ってもやらない

これは変わらない真理なのですね。

教育者として見た時、自発的にやっている生徒はすごく伸びていた。一方で、やらないと決め込んでいた生徒は、なかなか伸びることはなかった。

やる気とは内的動機のこと

僕は「やる気」についてもたくさん記事を書いてきました。

先述した内容と多少被りますが、要は本人に「やる気」がなければ伸びないという、絶対的な真理があるということです。

こちらがどんなに宿題を提示したところで、やってこなければそれは空中分解しているだけです。

もちろん、モチベーションには波があることは、みなさんもご存知かと思います。

僕自身がやる気に「頼っていない」ように、

やる気がないからできないんだ!

と言っているわけではありません笑。

考えてみればとてもシンプルで、

  • 野望
  • 本気

があれば、人は何がなんでもやるということです。

生徒さんの心の奥底から、そうした「熱い何か」が出てこない限り、僕が何かを提示したところで伸びることなんてありません。

あくまで生徒も “他者” であって、僕が全てをコントロールすることはできないからです。

それは親も先生も一緒です。

先述したように、いろんな要素が噛み合って、

親が勉強させてくれる環境を作ってくれてよかった…

と思える人も、一定数はいることでしょう。

一方でみんながみんな、「そう」というわけでもありません。

内に秘めた大きな「力」がない限り、それ以上他人にできることなんてないのです。

再度言いますが、これは自分に当てはめたら簡単にわかることです。

だから、

  • 自分で学ぼう
  • 自分で成長しよう

としている人には敵(かな)いません。

それはそうでしょう。

もう、すでに持っている野望が違うのですからね。

やる気に頼って勉強することはよくありませんが、そもそも、

なぜ自分は勉強をし、なぜ受験をするのか。そこにどんな意味を見出しているのか

を問うべきです。

そこがクリアになっていない人ほど、勉強は適当になるでしょうし、これからも伸びることはないでしょう。

何かを成し遂げる野望や本気があるか。それがない限りは、誰がなんと言おうと、その人が変わることはないだろう。

投資や税金などの学習を経て

さて、そんな僕も大して勉強せずにここまできました。

2025年3月に入ってからというもの、ここ一週間ほどずっと政治や税金の勉強をしています。

今の日本がコストプッシュ型のインフレであり、ディマンドプル型ではないことも最近になって知ったくらいです笑。

なんとなくそうだろうな

くらいにしか思っていませんでしたが、改めて勉強になりました。

2種類のインフレを知っていますか?|コラム|野村の金融経済教育サイト「Fin Wing」
野村證券が提供する投資情報アプリFINTOS!(フィントス!)「【特集】2種類のインフレを知っていますか?」のページです。

昔の僕も「結構」やばかったものでして笑、

  • 銀行が全て
  • 現金至上主義
  • 投資なんてギャンブル
  • 確定申告なんて面倒くさい
  • 選挙なんて行っても意味がない
  • 人にモノを与えると自分の資産が減る

こんなしょうもないことばかりを考えていました。

だから所持品やムダも多かったですし、「目先の『自分の』利益」しか考えていませんでした。

  1. 5年前からお金の勉強を始め
  2. 投資とは何なのかを学び始め
  3. 同時に人に与えることを知り
  4. たくさんの書籍を読んだことで

自分がいかに「世界を知らなかったのか」がわかりました。

そうなのです。

先ほどの話ではありませんが、「自分で知ろうとしなければ」僕はずっとそのままでした。

要は、自分で勉強しようとしない限り、もう誰も教えてくれないのです。

仮に教えてくれたところで、

何それ?俺には関係ねーし

となるだけでしょう。

僕が先生(講師)として感じることは、

本当にその人が気づけるかどうかなんだよなぁ

ということです。

「学びたい」と思うためには、心のどこかに、

なんとかしたい。変わりたい

という強い気持ちが必要だからです。

  • 人生を諦めていたり
  • 現状に満足していたり

して、変わろうと努力しなければ、もうその人は一生変わることができません。

以前の僕もそうでした。

今の僕だって、

なんとかして人生を良くしたい

と思いつつ、もはや社会に対しても「アクションを起こしたい」と思うようにすらなりました。

だから学ぶこと。

僕は今でも正解のない世の中で、ずっと考え続けながら次の一手を探しています。

いいんです。

それぞれできることは小さいことかもしれませんし、僕だって別にインフルエンサーでもなんでもありません。

それでも、

  • 自分から
  • 自分の身の周りから

変えていきましょう。

そのために「学ぶ」のですね。

僕は数年前、しょうもない男だった。それから学び続け、今でも学びをやめないでいる。変わるなら今だ。遅すぎることはないのだ。

おわりに

毎日を充実させるには、「成長(=学び)」が必要です。

残りの短い人生の中で、僕はどこまで行くことができるでしょうか。

  • 男として
  • 教師として
  • 一国民として

僕にできることを、淡々とこなしていきますね。

それではまた!

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