こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki)
最近また勉強熱が出てきたことを、記事にしました。
英語の勉強もぼちぼちとやっていますが、何よりこの一年で読書の習慣が身についたことは大きなことです。
読書を続けることで、毎日「体験」とは違った新しい発見があり、感動することもあれば時に涙することさえあります。
そんな「30代で路頭に迷ったゴリラ」を導くかのごとく僕の前に現れた、人生を変えてくれた本5冊を紹介したいと思います。
かなりの有名どころではありますが、だからこそ多くの人に読まれている、そんな本たちです。
まずは読書に対する考え方からお話ししていきます。
本を読んで変わった人生とは?
なぜ本を読み始めたのかと言えば、それは「インターネットより信頼性がある」という考えが出発点でした。
その後は、
- 本を読む。
- 実行に移す。
- 悩む。
- 「1」に戻る。
を繰り返していました。
本の中には、僕の知らない人生のヒントが無限にあります。
実際に著名な方や、自分の悩みを聞いてくれる人に会えればそれに越したことはありません。
しかしそれを実現しようとしますと、
- 運
- 時間
- 人脈
など、「確率が低いもの」への賭けとなってしまいます。
「読書」であれば、
- 世界の偉人たち
- 歴史上の偉人たち
から「わかりやすく要約された」人生の解決法や、処世術を学ぶことができるのです。
これほどコスパのいい投資はありません。
それからというもの、僕はどっぷりと「読書の沼」に浸かってしまったのでした。
それでは以下に5冊の名著と、番外編など合わせて+αで数冊紹介させていただきます。
金持ち父さん、貧乏父さん
このブログの出発点と言いますか、僕の人生の転換点になった本と言っても過言ではありません。
友人から勧められ、最初こそ放置していましたが笑、ひとたび読み始めると一気に世界が変わりました。
いかにして「持たざる者」から「持つ者」へと移行するか。
特に貧乏マインドを持っていた僕にとっては、衝撃の告白のようなものでした。
話の舞台と内容は、
- アメリカ
- 不動産
と、僕ら「パンピー」にとっては遠い世界のようですが、「お金に働いてもらう」といった投資の基本的な概念も学べるので、とても勉強になります。
特に「貧乏父さん」のほうは、一所懸命働いているのにもかかわらず、
- 安定
- 堅実
をとっていくため、暮らしが全然豊かになっていきません。また税金も取られたい放題です。
僕はどちらかと言いますと、「貧乏父さん」側の人間でしたので、
- 「安定こそすべて」
- 「一所懸命、被雇用者として働くことが一番だ」
といった考え方を、否定されたような気持ちになりました笑。
本書を読んでからというもの、
「複利を活かす投資とは、一体どんなものなのだろうか?」
と思い、2020年から投資を勉強し始めます。
この時に出会ったのが、「お金の大学」というYouTubeチャンネルでした。
今回は「影響を受けた本」というわけではありませんので(もちろん読みましたが笑)、割愛させていただきます。
ちなみに今でもお世話になっています笑。
ここから、お金に関する知識や考え方が、ガラリと変わりました。
嫌われる勇気
言わずと知れたベストセラーです。
特に人間関係に悩んでいる人にはオススメです。
「本書を読めば一発解決!」と言えるほど、人間関係はシンプルなものではありませんが、
- 「自分を嫌う相手を変えようとすることは無理だ」
- 「相手がどう思うかは相手の課題だ」
という、至極当たり前なのに気づけなかった、そんな人間関係の本質を教えてくれます。
対話形式なので最初は読みづらい部分もあり、終わっても「なんだか難しい話だったな…」と思う人も少なくないと思います。
しかし、
- 職場に戻ってみたり、
- 友人関係を改めて俯瞰してみたり
しますと、
「あぁ。僕は結局、相手を変えようと躍起になっていたのか」
と思えるので不思議なものです笑。
僕は時に「歯に衣着せぬ言い方」をするので、人間関係でよく悩むことがありましたが、本書のおかげでだいぶ気が楽になったことを覚えています。
読んだ直後に実感するというよりも、長い年月をかけて「課題の分離」という意味がわかってくると思います。
「人は変えられないのだから、自分は何をしてもいい」
というわけではありませんが、より自分の課題に集中する大切さを教えてくれる本です。
Factfulness
この本に関しては、すでに長々と記事にしております。
この本も、僕の人生を変えた本のうちの1つです。
職場の後輩教師からオススメされました。
ほとんどの人は、開いて数ページで名著だと気づくはずです笑。
それくらい、初っ端で目からウロコが落ちまくります。
簡単に言えば、「世界は思っている以上に良くなっている」というものです。
ネガティブニュースがあふれる世の中ですが、実はデータ上で良くなっていることはたくさんありまして、
- 貧困率
- 出生率
- 電気の供給率
など、
「いやぁ、辛い国もあるし贅沢は言えないよ…」
という僕らの考えを、見事にひっくり返してくれます。(もちろん、だから貧困な人々を無視していいというわけではありません)
そのように考えてしまうのは、先進国と呼ばれている日本の人々が、勝手に「上から目線」になっているからです。
今では「先進国」や「発展途上国」と呼ぶことはないくらい、世界は進歩し続けています。
この事実を心の底から理解して納得できますと、投資についても前向きになることができます。
- 全世界株
- 米国株
などに投資できるのは、「世界はずっと成長/発展し続けるはずだ」という確証が持てるからですね。
単純にポジティブになるだけではなく、世界に対するまた違った視点をくれる、そんな本です。
夢をかなえるゾウ
本を読んで泣いたのは、初めてかもしれません。
全部で4シリーズまで出ていますが(2022年4月現在)、僕は1冊目でかなり泣けました。
ずっと本書の存在は知っていたのですが、なかなか読む機会がありませんでした。
ふと図書室に行った時に、しれっと「4シリーズ」が全部置いてありましたので笑、すぐに全て読みました。
表紙は馬鹿げていますし笑、始まりの展開も「ギャクマンガか?」と思わせるような本です。
読み進めていきますと、読者である自分が、何も行動に移さないサラリーマンの主人公にだんだんとイライラしてきます。
しかしこの主人公が実は、僕らの写し鏡でもあります。
イライラしてしまうのは、自分が主人公そのままの人間だと感じるからです。
登場するゾウの神様「ガネーシャ」が、日常で行えるような行動を、あの手この手で主人公にやらせます。
- 靴磨き
- 寄付
- 親に会いに行く
などです。
- 「お金持ちになりたい!」
- 「人生を一発逆転したい!」
と思っている主人公には、どれも地味でつまらないものばかりです。
これがまた良くできていて、ガネーシャは「歴史上の偉人がやっていたこと」を引き合いに出します。
つまりこれらの「ほんの些細な行動」が、人生を劇的に変える術となるのです。
今まで自分が「いかに何も考えずに過ごしてきたか」を、改めて考えさせられた本でした。
最後のほうは主人公に感情移入してしまい、かつ自分の人生に対するやるせなさなども相まって、僕は泣いてしまいました笑。
「自己啓発」というとお堅いのですが、この本ならサッと読めますし、どんどんマインドが変わって行く主人公を見ていますと、自分の人生も切り開けるような、そんな気がしてきます。
あまりにも強くオススメしたい本ということもあり、僕は母親に買ってあげました笑。
大富豪アニキの教え
これもまた、「本当のお金持ちが持っているマインド」を知ることができる一冊です。
この本を読んだことで、
- 人との繋がり
- GIVEの精神
- 必死のパッチ(意味がわからない人はぜひご一読を)
の大切さを学ぶことができます。
近いものですと、「ユダヤ人大富豪の教え」という本もあり、オススメです。
以前から、僕は貧乏である自分に対する劣等感があり、お金持ちや富豪が鼻につく存在でした。
しかしひとたび「お金持ち」の人たちの考え方について触れてみますと、「本当の/真の、大富豪」は、
- 人生を捧げるようなGIVE
- 誰にも負けない情熱
- 圧倒的な行動力
など、自分にはないものばかりを持っていることがわかりました。
「世界を変えるのは一部の天才の仕事だ」と思っていましたが、実際は自分の人生をかけて努力を惜しまない人たちが世界を変えてきたということに、気付かされることとなりました。
本書の「アニキ」は実在する方ですので、それもまた説得力があります。
- 「人のために働くだなんて、クサい話だな」
- 「金儲けはどうすればできるんだろう?」
という不純な思いを持つ人にこそ笑、読んでもらいたい本です。
「人徳のある人にこそ、お金は集まる」
という意味が理解できますし、お金儲けの先にある人生観を学ぶことができると思います。
番外編
名著ばかりかとは思いますが、さらに僕がオススメされて実際に読んだ名著を紹介します。
「人生100年時代」を、理屈でわかるための本です。
人生観が変わります。
「一生をどのように過ごしていこうか?」と考えさせられる本です。
お次は「GIVEの精神」を考えるための本です。
本書では、
- 「GIVEをしろ」
- 「GIVEの大切さ」
というような内容を伝える「自己啓発」というよりも、もっと研究寄りの本です。
結果的にGIVER(与える人)の中でも、自分を大切にできるGIVERが一番成功するという話です。
そして最後はこの本です。
この本は文字どおり「最強」でしたね笑。
本書によって僕の食生活が激変しましたからね。
やりすぎて痩せすぎてしまった時もありましたが笑。
以上、番外編でした。
軽く紹介させていただきましたが、どの本も名著であり、僕が自信を持ってオススメできるものです。
ぜひご一読ください。
おわりに
「読書」において人生が変わったというのは、果たしておおげさでしょうか。
僕はそうは思いません。
今まで凝り固まっていたマインドは、今ではだいぶ柔らかくなりました。
時に、
- 理解のできない本
- 身にならない本
にも出会いましたが、名著に出会うということは、それだけ多くの量を読まなければならないということでもあります。
全てを鵜呑みにしたり、実行に移すことはできませんが、短い人生の中で濃いヒントを得るのであれば、読書は時間をかけてでもすべきものでしょう。
ただし、中には「僕の読んだ本が肌に合わない人」もいるかと思います。
少なくとも僕自身は、これらの本で劇的に人生が変わりました。
騙されたと思って読んでみてください笑。
みなさんの人生観が変わることを、心から願っています。
それではまた!
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