こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki)
僕は昔からかなりポジティブなほうだと公言していますが、実際にネガティブな毒素が抜け出たのは、ごく最近のことです。
特にテレビを売り払ったことが、僕の人生の大きな変化となりました。
その後は、ネガティブに考えることも減りましたし、何よりグチをこぼさなくなりました。
一方で、
- 街中で
- 職場で
よくグチをこぼしている人を見かけることはあります。
彼らが悪いと指摘したいわけではありません。
以前の僕も「そうだった」のですからね。
今日は、
- グチや文句をこぼすことのデメリット
- グチや文句をこぼさなくなるための秘訣
について書いていきます。
グチや文句をこぼすことのデメリット
誤解のないように申し上げますと、
というわけではありません。
僕だって文句の1つも言うことはありますし、なんだかうまく行かないことが続く日もあります。
ただ、普段からグチや文句ばかりを言う人間になってはいけないということです。
そこには様々なデメリットがあるからです。
自分の心が荒んでいく
グチや文句を発し続けていますと、それが常習的になってしまい、自分の心が荒んでいってしまいます。
- 身の回りのネガティブなことに触れ、
- 積極的に粗探しをするようになり、
- 友人たちに吐き出す。
どう考えても、「負のスパイラル」としか言いようのない悪循環です。
「言霊」(ことだま)と言われているように、言葉には気持ちや感情が乗ります。
自分の口から出たグチや文句は、自分の耳や心でキャッチすることになります。
コロナ禍が激しかった頃の僕は荒れに荒れており、口を開けば「うまくいかない人生」についてグチをこぼしていました。
その時のメンタルは最悪もいいところでして、
- メンタルが悪いからなのか
- グチや文句をこぼすからなのか
どちらが先かは判然としませんが、身も心も荒(すさ)んでいました。
- 気持ちを吐露(とろ)すること
- 思いの丈(たけ)を吐き出すこと
これらも大切なことですが、不愉快な言葉を使い続けるほど、自分のメンタルは病んでいってしまいます。
原因を探って問題を解決する必要がありますが、とにかくその状況は、
「何かがまずい状況」
であることは間違いありません。
人が離れていく
職場では、いつもグチを言い合っている「おっさん2人」がいます笑。
僕はもはや聞くつもりもないですし、
と、呆れています笑。
2人ともいつもイライラしており、周りの職員は近寄りたいと思っていません。
しかも「グチ大会」が終わったと思ったら、周りをシャットアウトして自席で1人になり、同僚と話そうとしません。
- 周りの人も寄ってこないですし
- 自分からも求めることができなくなってしまう
という、まさに再び「負のスパイラル」に陥ってしまうのです。
当人たちはそれでストレスを発散しているつもりなのかもしれませんが、
- 常にストレスフルな状態が続き、
- 社会資本(人間関係)も築かれることはない
という人生です。
それがいいかどうかは、僕が決めることではありません。
ただ少なくとも僕は、そんな人生だったら生きた心地がしません。
グチや文句を言うと決めているのは、彼ら自身です。
変わるかどうかは、本人たちが決めることです。
結局、何の解決にもならない
数ヶ月前に、いつも通り「コメダ珈琲」で作業をしようと並んで待っていますと、友人を連れたおばちゃんがこう言い放ちました。
と。
怒り口調ではありませんでしたが、そっとグチをこぼしていました。
僕も待っていた側でしたが、やはり違和感はありました。
カフェとは長居する場所であり、ゆったりとくつろげるからこそカフェなのです。
すみません、熱くなってしまいました笑。
この場合、そのおばちゃんは「相手の立場」に立とうとすることもなく、グチや文句のほうが先行してしまったのです。
これは「クセ」なのだと、僕は認識しています。
口を開けば文句を言う。
仮にグチや文句を言ったところで、何の解決にもならないのにです。
それは他ならぬ、「以前の僕」でした。
- 成長しない自分
- やり切れない職場
- うまくいかない人間関係
いつも自分を中心に考えて、どうやっても変わらない職場や同僚、道行く人たちにイライラし、彼らのせいにしていたのでした。
人のせいにすることや文句を言い放つことは、一瞬でできる簡単なことです。
だからこそやってしまう。
でもそれが習慣化してしまったら、「何かを解決しよう」という姿勢は、身につかなくなってしまうのです。
グチや文句をこぼさない秘訣
以前にもお伝えしましたが、まずは
「ネガティブな状況に自分を置かないこと」
です。
- 飲み会
- テレビ
- グチを言う人たち
など、自分の気持ちを下げる人や場所は、僕らの身の回りに溢れています。
そして残念なことに、人とはネガティブなことに意識を持っていかれがちですし、ゴシップや噂話などは「話のツマミ」としては最高なものです。
だから、これらを「断つ」のがとても難しいのです。
しかしそれさえ超えて「仏」の域まで達することができれば笑、「文句を言いたいような場面」にすら触れなくなり、グチや文句は出て来なくなります。
意識的にイヤな環境から離れることが、大きなポイントなのですね。
それでも、先ほどの「順番待ちのおばちゃん」のように、口をついてグチや文句が出て来てしまう人もいます。
そういう人たちには、「そうなってしまっている背景/原因」が必ずあります。
- よく友達とグチを言い合っている
- グチを言うことでストレスを発散させている(つもり)
彼らにとって環境を変えることも大切ですが、やはり「意識」を変えることのほうがもっと大切です。
- 時間のムダである。
- グチや文句は解決にならない。
- ネガティブな気持ちになってしまう。
このように「グチや文句」に対して、よくないイメージを持たせることで、積極的に距離を取ることができるようになります。
そして代わりに「ポジティブな人/場所」に近づくのです。
例えば「僕のような人」です笑。
半分冗談ですが、ポジティブな人はネガティブなことを毛嫌いします。
とはいえ僕も真剣な悩み相談は聞きますし、問題解決のために必要な情報であるならば、グチや文句も聞きます。
ただ、
と不愉快に感じれば、スッと離れるようにしています。
「幸せに生きたい」と思うからこそ、ネガティブを遠ざけてポジティブに寄って行く。
それはみなさんも一緒だと思います。
イヤな空気に巻き込まれそうになったら、反射的に逃げてポジティブな場所に向かいましょう。
それも慣れれば、「グチや文句が出ない体質」になっていくはずです。
なぜなら、心が前向きな気持ちで満たされていくからです。
すると自然と、口からポジティブな言葉が溢れ出てくるようになります。
おわりに
ずっと記事に書いてきたのですが、「グチや文句を吐き続ける人」はいつも渇いていて、満たされることはありません。
と思えるようになったのは、僕でも最近のことでした。
グチや文句が習慣になっている人は、その中毒性に気づいてすらいないのです。
僕自身がそうでしたから、よくわかります。
今一度自分の行動や発言を改めて見聞きして、偏っていないかどうかを考えてみましょう。
意識が変われば、行動が変わります。
ポジティブで、良い空気に包まれる時間を増やしていきましょう。
それではまた!
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