こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
先日、再び友人のラジオに出させていただきました。
その際に、
と考えてみました。
今の自分があるのは、間違いなく周りの人たちの影響だということに気づきました。
僕がここまでいろんなことを考え、人と出会い、涙することができたのは、その度に会ってきた友人たちのおかげでした。
今日は「自分の芯の作り方」について書いていきます。
自分一人では限界があること
以前の僕は、
と勘違いをしていました。
どのステージ(例えば高校生、大学生、社会人など)でも、いつもその「傲慢さ」をぬぐい切ることができずに、人に感謝することができていませんでした。
しかし、今こうしてしっかりとした軸/芯を持つことができているのは、周りの人のおかげなのだということに、改めて気付かされました。
- 情報をくれる
- 注意してくれる
- アドバイスをくれる
- 自分の意見を伝えてくれる
これはどんな形であれ、相手からの「GIVE」に他なりません。
今までもそうやって「受け取ってきた」はずなのに、そのGIVEに感謝することはおろか、認識さえすることができていませんでした。
まず、一人一人の言葉に耳を傾けること。
その人の考えを知ろうとすること。
ここで「LISTEN」の大切さが身に沁みます。
リンク
そうして「自分の知らなかった世界」を共有してくれるだけでも、今後の人生の「フック(=きっかけ)」になります。
人の話を聞けば聞くほど、自分の未熟さや愚かさ、足りなさに気づくようになりました。
と。
自分の世界は、どこまで行っても「狭い」と思っています。
それは変えようのない事実であり、それを広げていくこともまた人生の醍醐味だと思っています。
「無知の知」という考え方ですね。
その狭い世界を切り開いてくれるのは、まず間違いなく「人」でしょう。
本を読んだり、YouTubeを見たりして学ぶこともできますが、直(じか)で人と会うことほどの経験に勝るものはありません。
自分一人ではここまで来られなかった。
一人では、学びにも限界があるからなのです。
「芯」は環境や他人によって作られる
僕の今ある「芯」は、僕一人だけでは培(つちか)うことはできませんでした。
- 自己啓発
- 内省/内観
これも大切なインプットであり、芯を作るために欠かせないものでした。
しかしそれ以上に大切だったのは、「人との出会い」でした。
これなくしては、今の自分はいません。
- どんなに一人で内省しようとも
- どんなに自己啓発本を読もうとも
人として「完成に近づいていくこと」は、一人では不可能だと言っていいと思っています。
それくらい、僕は人から多大な影響を受けて生きてきました。
当然のことですが、自分の生きている範囲内で、
- 経験できること
- 知ることができること
には、限度があります。
その狭い考え方を変えてくれるのが、友人であったり家族であったり、本の中の偉人だったりするわけですね。
だから僕は「自分の芯を確立する」ために、人と会い続けるのだと思います。
いえ、
とも言えます。
ここで大切なのは、
「自分の好きな『素晴らしい人』たちと出会うこと」
これに尽きます。
そう思われる人もいるかもしれません。
でもこれは、とても大切な考え方です。
「素晴らしい人たち」と出会い続けることは、自分の人生を豊かにします。
- 学びがあるか
- 有益かどうか
これらも大切なことですが、そういうことだけではありません。
ただ「一緒にいたい」と思える人。
そんな人たちが、魅力的でないことなんてあるのでしょうか。
「一緒にいたい人」とは、それすなわち、
- 僕のことを笑わせてくれたり
- 一所懸命仕事を頑張っていたり
- 何かに向かって努力をしていたり
と、結論「魅力的だから、一緒にいたい」のです笑。
それは理屈を超えた関係であり、直観的に「心地よいかどうか」という、ただそれだけのことなのです。
素晴らしい人たちと時間を過ごすことで、自分が今まで気づけなかった(築けなかった)ことを気づく(築く)ことができます。
そのたびに自分の「精神レベル」は上がり、魂も磨かれていきます。
そうして自分の「芯」を築き上げていくこと。
自分が尊敬できない人、好きになれない人(あるいは自分のことを好きでいてくれない人)と一緒にいても、魂は磨かれていきません。
成長もストップしてしまいます。
本当に大切にしたい人と会って話すことで、「自分」は作られていくのですね。
芯を定め、人と会うこと
自分の芯がある程度定まってきますと、その後人と会った時に、揺るぎない意志や信念、考え方を持って接することができます。
これほど「好循環」になることはありません。
芯を持った自分のまま人と出会うことができれば、相手にもその魅力が伝わるからです。
人と相互作用をしておくということを繰り返すこと。
- 人と出会い
- 考えに触れ
- 自分で内省し
- また人出会う
この繰り返しの中で、自分の思考や信念は強化されていきますし、何か間違ったことがあれば修正できるようになります。
もちろん、内省や内観、読書などが、人と会うことよりも先にあって良いです。
順番は大した問題ではありませんから。
僕はコロナ禍の2021年に、日本の各地を歩いては「内省と内観」に努めました。
自分の芯は「人と一緒にいること」で定まってくるものでもありますが、一方で「頼りっぱなし」ではいけませんよね。
こうした「TAKER」の考え方を持っていますと、結果的に人は離れていき、自分の芯を確立するどころか、社会資本が貧困になってしまいます。
「自分の大好きな素晴らしい人たちと接していくこと」
も大切なことですが、僕の周りの素晴らしい人たちは、僕が一所懸命頑張っているからこそ出会ってくれています。
それはお互い様であり、その関係ができ上がっていくからこそ、また会いたいと思えるわけですね。
この2つの面からアプローチをかけ、自分のアイデンティティを作り上げていくこと。
どちらかが欠けていては、バランスの良い考え方が培われることはありません。
自己と他者の思考を行ったり来たりすることで、多面的にものごとを捉えられるようになり、自分の芯も偏ったものにならなくなります。
この作業を続けていくことは、精神的なレベルを徐々に上げてくれる手助けとなります。
「芯」はブレないものであるべきですが、あまりにも突然「ポーン」と立ってしまうようなものでは、「揺るぎない芯」とはなり得ないのです。
ブレない中にも、
- 人に好かれるような
- 人が寄ってくるような
そんな芯を作り上げていきたいですよね。
これからも人と会い続け、自分の魂を磨き続け、生きていこうと思っています。
おわりに
芯を確立するまでには、
と言った「道筋」があったわけではありません。
僕もよく失敗していましたし、傲慢だった時期もありました。
その繰り返しの中で、人と出会い、自分で考えたからこそ、今の自分があると思っています。
芯を確立していくまでには、長い期間を要しますが、小さくても前進し続けることが大切です。
環境や人もとても大切ですから、自分が成長できる場所に身を置いていきましょうね。
それではまた!
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