こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
海外に来て、日本の若者たちと触れる機会がありました。
誰と会ってもエネルギッシュであり、会うたびに本当に感動します。
彼らと話していますと、
ということに、同意することが多いものでした。
今日は「海外を怖がる必要なんてない」ということについて書いていきます。
僕の状況は確かに稀(まれ)
こんな言葉にもまた、気をつけなければなりません。
日本とは大きく違いますからね。
ただ僕は、やはり声を大にして言いたい。
と笑。(言ってるじゃん)
よく聞くのは、「危ない」というこの単語。
スリや強盗、トラブルに巻き込まれる日本人も後を絶ちません。
ただ僕は、チェコの旅人から聞いた通り、
という言葉が、必ずしも間違っていないのだなと思っています。
もちろん、僕は1つの場所に長く滞在しているわけではありませんから、リスクも低く「ヒドイ目」に遭う確率も当然低くなってきます。
僕が「大丈夫」と言ってしまった場合、これは「生存者バイアス」といって「生き残った人たちからの意見」だけが流布してしまうことを意味します。
それによってフィルターがかかるというのが、このバイアスです。
と、1つのサンプルだけを例に挙げてはいけないということですね。
ただし、僕の肌感覚からお伝えしますと、
- 人混みを避け
- スリに気をつけながら
- 普通に旅を楽しむこと
をしていれば、特に問題はないと思っています。
一方で、僕の旅はあくまで1つの例にすぎず、何年も海外に住んでいる人からすれば、
ということもあるでしょう。
しかしまた逆も然り。
その人の言葉を鵜呑みにして、
と思うこともまた「バイアスがかかっている」ということになります。
実際に僕が旅をしていて思った結論としては、
「そこまでではない」
ということ。
たったそれだけのことでした。
地域や時間帯、滞在期間にもよりますが、人が住んでいるということは、
- そこに暮らしがあり
- ある程度の安全性が担保されている
ということを意味します。
僕の旅は1つのケースでしかないのかもしれませんが、旅や旅行は必ず「それぞれのケース」となるものです。
もし行きたいのであれば、御託を並べる必要はありません。
実際にチャレンジしてみれば、そこまでのことではないのです。
気をつけることに越したことはないけれど…
ブリュッセルで話した日本人の若い男の子。
彼と意気投合したのは、何より日本の「誤情報」についてでした。
誤解のないように先にお伝えしておきますが、僕も決して気をつけていないわけではありません。
ロッカーには鍵をかけますし、常に荷物から目を離さないようにしています。
ただネットの情報を見ていますと、「海外は危ないもの」という先入観から入ることが多いのは、間違いのない事実です。
日本はただでさえ「島国」であり、地理的に海外に出づらいのに、
という「日本お得意の心配性」が発生してしまったら、それは確かに多くの人の海外進出を台無しにしてしまいます。
かく言う僕自身も、そんなバイアスから入っていた人間でした笑。
…って、一体そんな国や街でどうやって人が暮らすというのでしょうか笑。
最低限、身の回りの貴重品に気をつけておくことは、日本でも当たり前のことです。
日本に住んでいたって、変なことをしていればトラブルに巻き込まれることはありますし、深刻な事件や事故に巻き込まれることもあります。
「海外だと事件の発生率が高い」という謎のバイアスによって(事実もありますが)、僕らの「海外への進出」が阻止されているのです。
何度も言いますが、ある程度気をつけることは当然のことであり、
なんて言うつもりはありません。
ただ、あまりにも「海外は危ない」という情報を受け入れすぎてしまいますと、結果的に何も経験しないまま、人生が終わってしまいます。(僕のようにね笑)
気をつけても気をつけ過ぎることはない。
でもだからと言って「海外=行くべきではない」という公式はおかしな話です。
その偏見を壊すためにも、
ということを、僕は伝えていかなければならないのです。
まず行ってみないとわからない
島国ではない国にとっては、どこか別の国に旅行することなんて朝飯前のことです。
僕らは地理的なディスアドバンテージがありますが、「最強のパスポート」を持っています笑。
海外に出てから気づいたことなので、僕も人のことをいうことはできませんが、
「実際に自分の目で見てみること」
をしない限りは、その真意は自分にとってずっと「意味のない情報」で隠され続けていきます。
その情報は、
- どこから得たものですか
- 誰のどのような体験談ですか
- どれくらいのサンプル数ですか
- どの国のどの都市においてですか
- 酔っ払っていたり不注意だったりしませんでしたか
詰めるつもりはありませんが、その時の「条件」とは本当にいろんなものがあり、複雑な要素が絡み合って事件が起きているはずだからです。
何度も言いますが、
とは言えません。
ただ、それはなぜかといえば、
という事実があるからでもあります。
- 僕は大丈夫だったとか
- ネットが言うには危険だとか
そんなこと、みなさんにいくら伝えようとしても決して伝わることはありません。
それはみなさんの、
- 目で
- 身体で
感じていくしかないからです。
僕自身がそう思うからこそ、伝えているのです。
情報はいつまで経っても、あくまで「情報」でしかありません。
体験談もまた、「それぞれの体験談の範疇」を越えることはありません。
海外は、行ってみて初めて感じることばかりです。
だから僕がお伝えしたいことは、
ということ。
日本人は怖がり過ぎです。
しかもネットの情報で全てを判断しようとしてしまいがちです。(それは以前の僕)
実際に行ってみましょう。
そこでイヤな体験をするかもしれませんが、それはアンラッキーだっただけのこと。
みなさんの「肉体」を通して、ぜひ世界を体感してみてください。
おわりに
こうして世界でいろんな日本人と出会いますと、
という話題が尽きません。
もちろん、それぞれの苦しかった体験談を共有するのもまた醍醐味ですけどね笑。
これらの良い話もまたバイアスなのですが、それでも思ったほどではないということ。
まだ海外の経験がないのであれば、ぜひ海外を体験してみてくださいね。
みなさんの体を通して、リアルを感じてみてください。
それではまた!
コメント