こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
海外での滞在が長くなってきた僕ですが、
と思いを巡らせながら散歩していました。
実際、僕の兄もアメリカに長年滞在していますから、自分にとっても別段他人事ではなく、身近なトピックとして考えることができます。
今日は散歩しながら考えていた「海外に住むこと」について書いていきたいと思います。
海外で働いている人は違うのか?
- 海外で働く
- 外資で働く
こんな言葉を聞くたびに、
と思っているのは、決して僕だけではないでしょう。
僕も偉そうなことは言えませんが、こうして海外を放浪しながら現地の人の生活に触れていますと、
という思いが湧いてきました。
街を歩いていればお店がありますし、都心に行けば会社だってあります。
コロナの影響もあって在宅ワークしている人たちだっていますから、「日本は働く社会」だなんて言われがちですが、実際どこの国だって働かなければやっていけないことは変わりません。(働き過ぎだとは思いますが笑)
そんな現状を目の前にすれば、「海外で〜」という枕詞(まくらことば)に驚く必要はありませんでした。
それも僕が「ある程度英語をしゃべれた」からこそ、イメージを沸かせることができたのだと思っています。
と。
モントリオールならフランス語も必須でしょうが、それも何とか勉強すればどうとでもなるでしょうし、
と貫いても大丈夫です笑。(僕なら仏語を勉強しますが)
とにかく「日本語以外のツール」が何かしらあれば、なんとかなることは間違いありませんね。
あるいは職人のように「尖ったスキル」があれば、最悪「言語は不要」なのかもしれません。
いずれにせよ、「海外=神格化」は僕も含めて日本の人たちがしがちなことです。
やっていることは実際は変わらない。
だからこそ、日本だろうとどこだろうと「やりたいこと」をやっていく必要があるのですね。
ただ、やはりいい場所もある
ただし、
という意見は、ちょっと違うような気もします。
現在日本で転職が普通になってきているように、海外での基準や働きやすい国や都市はあるため、環境を変えることで自分の能力が最大限に発揮されることもあるからです。
メルボルンは移民を受け入れている都市としてとても住みやすそうでしたし、実際に賃金もとても良いです。
日本全体としてはまだまだ給料は低いかもしれませんが、国内にも、
- 良い会社
- 良い働き方
は確かに存在しますから、積極的に場所を変えることも悪いことではありません。
海外もそんなに変わらないといえばそうなのですが、「適切な場所を選んでいくこと」は大切な考え方であり、1つの場所に固執する理由はありませんからね。
大切なのは、「海外に住んで働くこと」に特別感を持ち過ぎないことですかね。(僕は働いたことないですが笑)
国内で言えば、「大企業に勤める=成功」みたいな感覚でしょうかね。
こればかりは人によりますし、その会社内でのポジションにもよるなど、事情が少し変化するだけで見え方が180度変わってきます。
と思って飛び出した「世界」でしたが、街中を歩くことが一番で、
という感想を持つことができました。
いろんな場所や働き方をこの目で見たからこそ、感じる「変わらなさ」。
海外にいる人たちからすれば、逆に「日本で働くこと」だって特別に見えているのかもしれませんしね笑。
でも結局は、大して変わりはしないということ。
その上で、
- 自分が一番輝ける場所
- 自分にとって心地良い場所
を選択していくことなのではないのかなと。
世界を旅してみて、そういうことが「少しでも」わかって、それがこの旅で一番よかったことなのかもしれませんね。
最終的には自分だと思った
お伝えしている通り、
- 世界だって大して変わりはしない
- それでも自分の場所を探すことは大事
という、なんとも無難な意見しか言えていませんが笑、これは真実だと思っています。
いい待遇を受けられる国や都市もありますし、単純に人がよかったり景色が好きだったりする場所もありますよね。
そういった場所は日本にだって存在しますから、「海外」だけが特別なわけではありません。
僕が結局「日本での英語教師」を辞めたのは、
- 待遇
- 給料
- 休暇
- 働き方
など、様々なものを天秤にかけたことで行き着いた答えでした。
だから結局は、
という変えようのない現実を感じています。
と思っている人を悪く言うつもりはありませんが(自分もそうでしたしね)、海外に来てみて思ったことは、
ということ。
こっちで(雇用されて)働くとすれば、やることは変わりませんし、あとは自分の状況と照らし合わせて「良い状況かどうか」というそれだけのこと。
つまり「選択肢の1つに過ぎない」ということですね。
最終的に答えを出すのは「自分」です。
しかしその「選択肢」を知らなければ、選ぶこともできません。
海外の働き方や生活だって、ある程度日本と変わらないかもしれませんが、僕はそれすら知らなかったのです。
人々が普通に生活していることにも気づけなかったですし、その格差やツラさ、あるいは幸福感や「のんびり感」なども感じることはできませんでした。
それを知ろうとしたり、少しでも調べたりすることで、
とは感じました。
「本当に」大切なのは「場所」ではありません。
それは1つの選択に過ぎず、最終的にはその場で、
「あとは自分がどうするか」
だからです。
僕が「日本に帰る選択肢」を持っているのは、ある意味、
と思ったからですね。
最後の最後に自分がどう生きていくかは、やはり自分次第。
それを強く感じることができただけでも、この海外での旅は僕にとって大きな意味がありましたね。
おわりに
決めつけるわけではなく、海外もまた特別なことはありません。
一方で、場所を変えることで輝ける人もいますから、海外がダメと言っているわけでもありません。
最後は自分が心地よく感じられるかどうか、ですね。
僕はどこでも働こうと思えていますが、ビザとか面倒なことを考えますと、
とは思っています。
それを超えてでも、「ここに住みたい/働きたい」と思える魅力が、海外にあるかどうかですね笑。
魅力的なところはいくつかありましたが、それもまた日本に帰ってからわかることかもしれませんね。
まだまだ旅を続けて、視野を広げていこうと思います。
それではまた!
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