こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
大人になっても学んでいる人は多く、こうして英語教師をしていますと、本当に多くの人が頑張って英語を勉強しているところを目にします。
実際に僕もめちゃくちゃ勉強していたので、
と思い、筆を執ることにしました。
今日は僕の勉強方法やマインドについて書いていきます。
量や質にこだわらないこと
こんな質問が飛んできますが、簡単に言えば「自分の気が済むまで」です笑。
結局、
- 〇〇時間勉強すればいい
- このやり方がベストオブベストだ
なんてものは世の中に存在しません。
なぜか。
それぞれ脳の作りが違いますし、「得手/不得手」があるからです。
また環境もそれぞれ違いますから、
- 時間のある大学生
- 子育て中の親御さん
- 毎日出勤している社会人
と、それぞれ勉強できる時間だって限られています。
と無責任なことは言えませんし、できるならば多くの時間を費やしたほうがいいに決まっています。
しかしそれができないとなりますと、
と聞いてくる人がいます。
個人的には、
です笑。
例えば定期テスト前であれば、
- 自分で小テスト
- 教科書の丸暗記
- 問題集を解きまくる
なんて、ちょっと勉強したことのある人であれば、
という覚えがあるでしょう。
それぐらい「力技」でやってみることです。
大切なことは、
- 達成するにはこれだけの量が必要であって
- そのためにはこれだけの質で勉強を進めること
と、決めつけないことです。
みなさんがもし、
となったら、とにかく何がなんでも覚えるでしょう。
- そのために時間を確保し
- 椅子に座って机に向かい
- 本を開いて「覚えなきゃ!」と言って真剣に取り組む
でしょう。
要は、その「勉強をする」という姿勢が大事だということです。
ただ学生でやりがちなのは、普段の学校の勉強をおろそかにしてテスト前に一夜漬けすることです。
僕の場合、
- 普段の授業では寝ずに集中して聞いて
- さらにテスト1〜2週間前から追い込み
ます笑。
どうでしょう。
勝てそうですか笑。
それだけの「量」をやって初めて、「質」が伴ってきます。
「やり方」なんて今の時代、いくらでもネットやYouTubeに転がっています。
その上で、あとはやるかどうか。
毎日数分でも数十分でも、数時間でも、「勉強」と向き合っていけばだんだんと理解できるようになってきます。
僕は今、隙間時間(移動中、寝る直前の30分)で「必ず」勉強しています。
大人で時間がなくても、「やるか/やらないか」。
結局「量」が確保できなければ、取れるようになんとかするしかない。
それができたら、あとは継続していくだけ。
そしてそこに集中力を伴わせるだけ。
適当にやると覚えませんし、「見て終わり」になりますからね。
その時間でいかに、
- 覚えたか
- 使えるようになったか
を確認しながら続けて下さい。
期限を決めること
という人に、とっておきの「ワザ」を教えます。
それは「期限を決めること」です。
例えば今、手元に英語の単語帳がある人は、ちょっと厳しいかもしれませんが、1週間後に「100語の中から50問くらいのテスト」をしてみましょう。
そこで必ず「満点」を獲ってみてください。
あ、「そんなの無理だ」と思いましたね?
その時点で、あなたにはもう勉強はオススメしません。
勉強とはそういうものだからです。
今まさに、言い訳が浮かんだことでしょう。
- 時間がない
- 子育てがある
- バイトがある
- 暗記なんて意味がない
みなさん、勉強も、そして自分のポテンシャルも舐めてはいけません。
もしそれで「満点が獲れなかった」としたら、そこで大事なことは「言い訳」をしないことです。
- どうやったら時間が捻出できるのか
- どうやったらミスなく解答できるのか
- どうやったらその期限内で満点が獲れるのか
この「手法」を自分なりに導き出すのです。
暗記をバカにしたり、「そんなの意味はない」と思っている人ほど、勉強を適当にやっています。
「〇〇しながら…」とか「実践でもっと…」と、ろくにコミットもせずにダラダラと続けます。
まずはこの「単語テストで満点」程度のことができなければ、効率なんてずっと良くなるわけがありません。
こうした「期限内でのコミットの仕方」が全て、その人の勉強法をカタチ作るからです。
あくまで一例ですが、定期テストの前に僕がやっていたことは、以下のようなことでした。
- ひたすら暗記したり口に出したりして
- 解答を見てわかるまで徹底的に調べて
- 実際の本番までに何も見ずに解答できるか試す
この繰り返しです。
先ほどの「単語暗記」は、
- 期限を決めて
- それに向かってあれこれ試す
の、とてもシンプルな一例です。
よく、
なんて言う人もいますが、長くダラダラと勉強しているほうが、
と覚えていないことのほうが多くなります。
「あるテスト」に向けて死ぬほど覚えようと思っていれば、そこで得られる経験は計り知れません。
- 覚え方
- 時間の作り方
- 自分なりの勉強法
など、多くのことが確立できるようになります。
勉強が苦手な方は、期限を決めて何か1つに取り組んでみてくださいね。
何もないところから何を生み出せるか
「勉強のやり方がわからない」と言う人は、決まって自分のセンスや能力のせいにします。
もちろん、勉強においてはある程度のセンスや才能が必要であることも認めます。
先生として生徒を見てきましたから、いろんな生徒がいることはわかっています。
でも1つ言えることは、
といった気概が見える人は、どんな手段でも「勉強」をしているということ。
- 通勤中
- カフェで集中
- 料理を作っている間
結局「テスト」で測られている力とはなんなのかといえば、それは「暗記」ではあるのですが、どちらかといえば、
を問われているのだと思っています。
英語は最たるものでして、
と言われた時に、しゃべれるかどうか。
これだけの話なのです。
そのためにできる手法は、もうわかっています。
- 単語を覚えて
- 音声を練習して
- 文法を理解して
- たくさん話す練習をしておくこと
これだけです。
しかも、教材はいくらでもオンラインに転がっていると言いました。
そこに表現の豊かさなどが伴うのは、もっと後の話です。
まずは、
「言いたいことをきちんと(事務的でも形式的でもいいから)伝えられるかどうか」
なのです。
“基本的な” 単語を覚えてもいないのに、話すことは厳しいです。
その「テスト」を、常に自分に課すのです。
と言われて、言えるのかどうか。
だから「暗記」も必要なわけですね。
何も出てこなければ、
- 勉強が足りてないか
- 単に覚えきれていないか
- 覚えたけど身になっているほどではない
のどれかでしょう。
それを最適化して、パッとすぐに出せるようにしておくのです。
ゼロから生み出すことができるようになるのが、「勉強」です。
- インプットをして
- それをアウトプットしていく
という、ただそれだけのこと。
それが自分でできているのかどうかを、毎回(普段から)確かめていけばいいのです。
おわりに
という人にとっては、
- とにかく暗記して
- テストで満点を獲る
という手法が、実は勉強の本質を知ることのできる一番の手立てだと思っています。
確かに一見意味はなさそうですが、英語においても、
では話せないのだから、暗記して練習しなければダメなことは間違いないのです。
さぁ、勉強して暗記していきましょう。
実践はそれからの話ですからね。
それではまた!
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