こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
学校の先生をしていますと、生徒たちが何に興味関心を抱いているのかを日々見てとることができます。
大抵は、
- TikTok
- インスタ
- YouTube
- スマホゲーム
です笑。
特にどうこう言うつもりはありませんが、ずっと彼らを見ていますと、
と思います。
果たしてそれを「ムダ」と捉えることは、短絡的なことなのでしょうか。
今日は「時間の浪費とは何か」について書いていきます。
エンタメを消費している時間はムダか?
先に申し上げておきますが、決してSNSやYouTube、TikTokやインスタを見ている時間が「絶対悪」だとは思っていません。
そこで学べることもありますし、トレンドに乗ることもできるからです。
ここで大切なのは「姿勢」です。
言い方はとても悪いのですが、生徒たちがそういう類(たぐい)の動画を見ている時間というのは、
- 時間の穴埋め
- ただの暇つぶし
のようにしか思えません。
見方によってはムダではないのかもしれませんが、生徒たちが自分自身に問いかけたら、彼らもまた、
と答えることでしょう。
生徒に限らず、大人になってもコンテンツで時間を「浪費」してしまうことはあります。
と思う人もいるかと思いますが、それもまた「自分の捉え方次第」だと思っています。
僕はダンスの動画を見ることがありますが、
- ダラダラと無意味に見るのか
- 「自分の動きに取り入れられないか?」と見るのか
では、雲泥の差があります。
そこで僕は、前者のような「時間をとにかく消費するためだけの時間」を極力なくすようにしました。
格安SIMである「UQモバイル」に変えたこともあり、外出先でYouTubeを見ることがなくなってしまいました。
文字どおり「0」です。
しかし逆に言えば、
- 映画
- 読書
- YouTube
も、必要だと思って自分から取りに行く場合は、必ず良い時間になると思います。
もちろん、途中でムダだと思えばやめればいいだけです。
大切なのは、コンテンツに対してアプローチする姿勢です。
とは言えませんし、たまにダラダラとコンテンツを消費するのもまた必要な時もあります。
最終的に、それぞれが後悔なく見ることが大切ですね。
持つ者と持たざる者
以前、僕は「金持ち父さん、貧乏父さん」を読みました。
著者のロバート・キヨサキさん曰く、「持つ側」になりなさいというお話です。
ここでは「土地を持つこと」だと思うのですが、僕は少し範囲を広げて、SNSやネット上で「発信する側になれ」ということでもあるのかなと感じています。
一部の生徒たちを見ていますと、彼らは完全に「消費する側」に立っています。
発信している側からすれば、これほどありがたい存在はありません。
以前にやっていたドラマ「女王の教室」の中でのセリフを引用しますと、
今のままずーっと愚かでいてくれればいいの。
世の中の仕組みや不公平なんかに気づかず、
テレビや漫画でもぼーっと見て何も考えず、
会社に入ったら上司の言うことをおとなしく聞いて、
戦争が始まったら、真っ先に危険なところへ行って戦ってくればいいの。
そう。そうなんです。
「持つ側」からすれば、これほどいい消費者はいないのです。
ずっと無心でスマホをスワイプし、見てくれる人がいるだけで、お金が入るのですから。
それがわかってから、僕は考え方が変わりました。
と。
そうやって無為に過ごす時間が、僕にとっては「意味のない時間」だと感じるようになったからです。
「持たざる側」にい続けてはいけない。
そう考えれば考えるほど、動画を垂れ流して見続けることを「悪」に感じてしまうのです。
そう思うようになれば、インプットの時間も意味を持ってきます。
さぁ、「持つ側」に回っていきましょう。
見た後に何を感じてどう動くのか
意味を持たせてインプットすることは、とても大切なことです。
つまり、
「動画やSNSを見た後のことを考える」
こと。
そしてさらに「その後にどう行動するのか」も大切ですね。
結局その後の行動につながっていれば、その前の「動画を見ている時間」にも意味があるからです。
ただ、意味なくボーッと見るものが動画の良いところでもありますよね笑。
だから大抵の場合は、「あまり意味がない時間」となることが多いかと思います。
ムダかどうかの判断基準は、本人の捉え方次第ですが、
「明らかに次に繋がることがイメージできない時間」
というのは、ただの消費の時間に間違いありません。
その時間に何を感じ、どう繋げていくのか。
それを考えることができない限り、無意味な時間なのです。
そういう意味で「読書」や「映画」は、読んだ後、観た後に考えさせられるものが多く、自分の感じ方や考え方に大きく影響を与えるものだと思っています。
その「インプット」をきっかけにして、
- 行動ができるかどうか
- 何かを感じ取ることができるかどうか
これが一番のポイントとなってきます。
以前の自分の生活を見直したところ、次に繋がるイメージのできないものは、極力避けるようになりました。
たまに見ることはあっても、5分でも無意識かつムダに観てしまった時には、
と思うくらいです笑。
もちろん、厳しくなりすぎる必要はありませんが、
となっているようでは、毎日「ムダな時間」が累積してしまいますので、ただ無意味な時間が積み重なってしまうことになりかねません。
自分の人生を取り戻すと思って、「消費する側」に回らず、
- 積極的に発信したり
- 自分の作業に集中したり
- 新しい経験をしてみたり
- 人と会う時間を取ってみたり
と、どんどん改善していきましょう。
その時間は結果的に「行動」につながっていき、「豊かな人生」を導きます。
「豊かな人生」とは、自分で自分の人生を掴み取ってゆく人生のことです。
そんな人生を歩めるようになるために、まずは「24時間しかない1日の時間」についてたくさん考えて行動し、改善していきましょう。
生活が劇的に変わるはずですから。
おわりに
僕も若い頃は、何もわからずに「時間を消費」していたものでした。
と思っていたからです。
何度も申し上げますが、それ自体を否定するつもりはありません。
ただ、人生を見つめ直した僕にとって「本当の幸せ」は違う形だったのでした。
ゆっくりリラックスすることにおいても、
- 「生」を感じること
- 人生について考えること
で、精神的に浄化されることがあります。
人それぞれとはいえ、やはりSNS(特にエンタメ動画)を見ている時間は、話題性に事欠かない一方で、生産的ではないことが多いです。
もっと自分の人生を積極的に取りにいけるような、そんな時間を過ごしていきたいですよね。
一度きりしかない人生。
僕も毎日考えながら、意味のある時間を取捨選択していこうと思います。
それではまた!
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