常に何かを取り仕切っていく側に回ること【積極的にホスティングする】

幸せ

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

英語を教えていますと、どうしても「先生」という立場から、何かを取り仕切る側に回ることが多いです。

朝の英語の活動もそうですが、僕は「回すこと」が好きです。

  • いろんな人に楽しんでもらうこと
  • それぞれの意見を述べながら議論をすること

が好きだからです。

逆に「上手く回っていない現場」を見ますと、

俺にやらせろ!

とまで思うくらいです笑。

今日は「ホスティング(=主催)すること」について書いていきます。

積極的にホスティングしていこう。そうやって人の役に立っていこう。

先生としての気質

僕は小学生の頃から、人前に立って「回すこと」が好きでした。

議論を進めるときに、

こうだからこうですね。はい、では次の方

と回せれば、どんどん自分の思い通りに進められるからです。

逆に、自分が目立つことはあまり好きではありません。

先生として教壇に立った経験のある僕は、

こうして回すのは、やはり好きだな

と再確認することとなります。

やはり先生は、いろんな生徒に話を振らなければならないため、その経験が出てしまうのです。

僕は人と真剣な話をしたり、ふざけて笑い合ったりするのも好きですが、やはり誰か一人が漫然としゃべっていて、かつ楽しくなければすごく残念に思います笑。

この時間はなんなのだ?

と思ってしまうのです。

いろんな人が話して相互作用するからこそ、楽しい時間が続くのです。

だからこそ集まっている意味もありますしね。

元教員としては、「人が集まっているところ」でバランスを取りたいのです。

だから「ムダな会議」は本当に苦痛でしかありませんでしたね。

学校を辞めて正解だったと感じてしまったのは、僕が会議の主導権を握れなかったからでもありました。

学校を続けていたら、とにかく「言いたいことばかり」で溢れていたことでしょう。

もっとこうしたらいい

とストレスが溜まるだけで、学校は何も変わっていかないからです。

僕は学校の先生ではあっても、それらの会議を回す立場ではなく、主導権(裁量権)はありませんでした。

主導権を握れる、そんな立場になろう

今は朝活もそうですし、個人で教えることが多いですので、「回せないこと」がほとんどありません。

もう変にストレスがかかることはありませんし、自分のコントロール下でホストができるのです。

もともと先生をやっていた僕にとって、その場を回せないことが一番ツラかったのだ。

ホストとして目指す時間

ホスティング(=主催)をしていますと、

あぁしてほしい
こうしてほしい

という要望がきます。

これは以前の記事にも書いた通りで、僕のスタンスとして、

  • 変えるべきところ
  • 変えてはいけないところ

があると思っています。

それぞれに「できる限界」はありまして、なんでもかんでも「全ての人が満足できるサービス」なんてありません。

その中で「これ」という指針だけ出して、それに合うか合わないかはゲストに判断してもらうのです。

もちろん、ホスティングをするということは、それだけうまく回さなければならないということですから、

そもそもせいじの回し方がうまくない

と言われてしまったら、もう僕は「回すのが好き」というだけで「才能もセンスもない」ことになります笑。

辞めてしまえということですね。

だから、変えられる範囲でできる限り要望に応えていっています。

でも基本的には「僕が回したいように回す」ことが前提であり、その中でみなさんに楽しんでもらうというスタンスをとっています。

どちらかと言えば(ありがたいことに)、

ちゃんとバランスよく回してくれる

という意見をいただくことが多いです。

それは何より、

自分が目立ちたい

という気持ちが、僕にはないからでもあります。

いかにみんなが楽しめるか

こう考えて回していますと、ほどよくいろんな人の意見も聞けて、「誰かのワンマンショー」になることがなくなります。

それだけは絶対に避けたいですので(学校のムダな会議はごめんですから)、毎回「生産的な時間」を意識しています。

みんなが集まるからには、意味のある時間にしたいですよね。

この意識が出発点にあるため、突拍子もない要望が来ないのだと思っています。

ホスティングするからには、

  1. ホストも
  2. 参加者たちも

楽しめる空間(時間)にする。

その形を目指して、意見を取り入れていくのです。

ホストとして求められる要望はある。それでも、有意義な時間にしようと考えていれば、誰にとっても生産的な時間になるのだ。

ターンを大切にする

僕が一番大切にしているのは、「ターン」です。

以前にイベントを打ったとき、「ずっとしゃべり続けてしまう人」がいました。

そういう人は、基本的に「ダメ」です笑。

なぜか。

僕が先述した通り、その人のためのショータイムではないからです。

もちろん、

  • 登壇してほしい
  • プレゼンして共有してほしい

という要望のもとであれば、話は全然違います。

しかしグループでの話し合いというのは、先述したような、

  • 生産性
  • バランス感覚

が求められるものです。

だから僕自身も、「自分が話しすぎてしまうこと」には細心の注意を払っています。

こればかりは、感覚でわかるようになるしかありません。

「相手がどんどん聞きたいことを聞いてくる」

こんな場合はガンガン話すようにしていますが笑、できる限り相手との「相互作用」を意識するようにしているため、途中で意識的にストップすることは多いです。

一方で、相手がずーっと話している場合は、できる限りあまり話さないようにする一方で、ちゃんと自分の意見も挟むようにしています。

これが「グループ」で起こってしまった場合には、ファシリテーター(≒ ホスト)としてすぐにターンを回すようにします。

誰か一人には話させません。

だから、

  • 自分が話しすぎるのもダメ
  • 自分が話しすぎないのもダメ

なのですね。

いかにいろんな人にターンを回せるか。

これがホストとして求められていることです。

同時に、

聞き役に回りたい

という人もいますので、そこにも注意を払う必要があります。

いろんな人の意見がバランスよく回ると同時に、

誰にとっても『ある程度』有意義な時間

になることを目指すこともまた大切です。

とはいえホストでありつつも、物理的に考えて回し切れない時もあります。

それは仕方のないことですが、

  • 段取りもなく
  • ダラダラと回す

のではみんな来たくなくなります。

ほどよく話を振られながらも、リスナー(=聞き役)としていても楽しい場所。

そんな場所を目指すのが僕の役割ですね。

どうしても「空気の読めない人」はいますが、その時は注意するか出禁にするか笑、あるいは、

集団でのイベントとはそういうところだよな

と、他の人に割り切ってもらうかです。

それでも僕がホストをしている限りは、みんなが楽しめる時間にすることです。

それがしたくて先生を辞めたのですから、これからも意識して環境を作っていくのです。

集団での討論であれば、バランスよく話を振ることだ。限界はあるが、みんなが楽しめる空間を提供するのが、ホストの役割だ。

おわりに

こうして先生を辞めて圧倒的に感じていることは、

ストレスがない

ということです。

自分がホスティングしていますと、自分の按配で時間配分ターンの配分ができます。

こいつしゃべり過ぎてるな…

ということも回避できますしね笑。

人と一緒に空間を作っていくのは難しいです。

でもだからこそ、そこに楽しさもあります。

僕のホスティング生活は、まだまだ挑戦の連続ですね。

それではまた!

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