逆境の時こそ自分と対話しよう【休むのか?利用するのか?】

雑談

こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki

僕は、

  • 器械体操
  • ブレイクダンス

をやっていたこともあって、たくさんケガをしてきました。

社会人になってもインフルエンザにかかったり、偏頭痛で倒れこんだりと、かなり病気やケガに悩まされていた時期がありました。

食生活や生活習慣、ベッドなどを変えたことで、劇的に「調子の良い時間」が増えました。

しかし先日、まさかの右ふくらはぎの肉離れを経験…

少しずつ治したつもりでしたが、試しに行なった「リハビリのランニング」でもやはり走り切れず。

そんな時、僕はどう思い、どう行動するのか。

僕なりの「逆境の時の考え方」を書いていきます。

逆境の時は素直に休んだり、改めて違うことをしてみよう。むしろ周りが強化されて、視野も広がる。

逆境を受け入れること

僕は、かなりケガの多い選手だったと思います。

それは自分があまりにも基礎を疎かにし、甘ったれた練習をしていたからでした。

社会人になってからも、乱れた食生活と生活習慣によって、

  • 偏頭痛
  • 切れ痔

など、かなりツラい経験をしたこともありました。

コロナ禍になってからは体に気を使うようになり、かなり体調も改善されました。

生活習慣の大幅な見直しによって、毎日良いコンディションでいられるようになりました。

最近は徹底的に自分を追い込んでいたのですが、

  1. ランニングの距離を伸ばし
  2. かつスピードアップも図った

ことで、右脚に相当な負荷がかかってしまい、泣く泣く走るのを断念せざるを得ない状態にまで来てしまいました。

右脚を何日か休め違和感はなくなりましたが、それでもやはりダメでした。

でもそのような時、僕はこう思うようにしています。

今はしっかりと、体を休めろということかな

と。

先日、喉が痛くなった時も「とにかく喉を治すこと」に専念したものでした。

ここ1年でケガや病気の頻度は減ったものの、もしそうなってしまったら「とことん治しにかかる」ことを、心がけるようになったのです。

そう思うようになったのは、

これは休めという合図だから

と感じ始めてからでした。

  • ワザの開発に励んだり
  • 急いでトレーニングをしたり

したくなるものですが笑、どこか不具合が生じた時にすべきことは、とてもシンプルで、

ただひたすらに休むこと

これだけです。

負担がかかり過ぎていたから、痛めたのだ

こう思えれば、その分カラダを休めなければならないという発想になるのは当然のことです。

体のどこかに違和感を覚えたら「休めの合図」です。

無理をせず、体との対話を心がけていきましょう。

体のどこかが不調を訴えてきたら、それは休めの合図だ。徹底的に休むことに専念しよう。

逆境の時こそ、次のための準備を意識する。

「休むこと」は僕にとって至難の業です。

なんとしてでも今やりたい!

こう思うことは今でも少なくなく、どうしても無理をして「早くコトを成そう!」と思ってしまうことがよくあります。

ただ、そこで一旦落ち着いてみることにしました。

  • 一体何が最速であり、
  • 一体どの道が最短であるのか。

冷静になってみますと、様々なことが見えてきます。

「じっくりとケガや病気と向き合うこと」のほうが、実は回復する最短の経路であるとわかったのです。

これはケガや病気に限らず、

  • 人生で行き詰まった時
  • 精神的なツラさを感じた時

にも、同じことが言えると思っています。

教員をやっていますと、

  • 生徒も
  • 先生も

とりあえず無理をして学校に来たり、行きたくもないのに、

いかなければ!

と理由もなく自分に言い聞かせては、登校してしまう人がいます。

僕も「自分は丈夫なほうだ」と思っていますが、しんどくなった時は一旦落ち着いてしっかりと考えるようにしています。

すみません、今日は休みます

と、すぐに連絡を入れるようになりました。

それが一番迷惑をかけませんし、自分のコンディションを「最速で回復させるための手立て」だと思うからです。

どんなに屈強な人にも、人生において必ず「逆境」は訪れます。

そんな時は、

  1. 逆境を受け入れ、
  2. まずは心身を整えること。

これが最短の「逆転経路」です。

そこに注目して「今の自分にできることや、今すべきこと」を熟考することは、今後の人生で再び逆境に出会った時のための「大きな経験」となります。

窮地に立たされた時ほど、能力は開花すると言いますしね。

無理してガムシャラに突き進むのではなく、一旦止まって考えてみる。

そうして耐え忍んだ経験は、今後の人生で必ず生きてきます。

肉体的/精神的にキツくなったら、まずは心身を整えよ。それが回復するための最速/最短の方法であり、今後の人生の最大の経験となる。

逆境を利用してみる

それでもやはり行動に制限をかけたくない「多動」の僕にとって、カラダを動かせないことは精神衛生上良くないということもわかっていました。

何もしていないほうがストレスになり、結果的に精神的苦痛を感じてしまうからです。

そういう人は、僕だけではないと思っています。

こんな時に、何か良い手法はないものだろうか?

と思った高校時代。

その当時、顧問の先生から、

右手が使えなければ、左手を使えばいい

という「サイコパス的発想」をご教授していただきました笑。

それからというもの、ケガをしてしまった時は「違う部位」を鍛えるようになりました。

「怪我の功名」というやつですね。(違います)

大学時代にも、ダンスでケガをした時は、

こっちが使えないのならば、逆を鍛えるチャンスだ!

と、他のスキル・他の筋肉を鍛えていたものでした笑。

現在は足を休めているため、上半身を鍛えることに専念しています。

もちろんのことですが、

  • 精神的に参ってしまった時
  • どうしても体調が優れない時

に「無理をしろ」という意味ではありません。

自分自身と相談しながら、

今の自分には、これならできるかもしれない

と、余裕のある範囲内で「発想を変えてみること」を大事にするという意味です。

Aができないから、もう全部なしでいいや

と諦めてしまうのは、非常にもったいないことです。

Bのやり方は?Cの場合はどうだろう?

と、逆境だからこそ見えてくる「新たな道」を考え出してみることも、悪くはないと思っています。

逆境の中でも、余裕があるのならば他の道筋を見出してみよう。あきらめず、他の道を進んでいくことで、新たな発見があるかもしれない。

おわりに

人それぞれ、逆境のレベルも違います。

僕が想像しているのは、窮地に立たされていても「まだ頑張れる状況」であり、

  • HPが「0」
  • 精神的にもうダメ

という状況ではありません。

何度も言いますが、その時は「まず休むこと」が大切です。

その時その時のコンディションは、自分自身が一番わかっておくべきであり、そこからどう立て直していくかも自分次第です。

  • ただひらすらに休むことに専念してもいいし、
  • 他の手立てを考えて、少し脇道に逸れてもいい。

とにかく自分の心身と対話をして、「余力があるかないか」で判断していけばよいです。

時に逆境とは、自分の底力を発揮する場面になりうる時もあります。

「無理をすればいい」というわけではありませんが、その逆境を利用して新たな視点を持って、別のことに取り組んでみるのも悪くないでしょう。

その経験のおかげで、成長できることもあるはずですから。

それではまた!

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