仕事を人生と捉えずに一部と捉える考え方【人生の何に重きを置くか】

幸せ

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

先日、以下の動画を見ました。

箕輪厚介さんの「死ぬこと以外かすり傷」は僕の好きな書籍でして、最近ではタイトルを改変したものが出ているそうです。

さて、この動画内では、

仕事ができるかどうかが人生では重要ではない

というような趣旨の話が進みます。(ざっくりでごめんなさい)

僕も「仕事ができる=人生の成功」のように結びつけていたことは否めません。

しかしこうして海外を旅することで、

仕事以外でも、こんなに楽しいことが転がってるんだな

ということがわかりました。

今日は「仕事を人生の中でどう位置づけるか」について考えていきます。

仕事はあくまで人生のうちの一部だ。ただそれを軽視することなく、一方で程よい距離感を保って付き合っていこう。

エリートを目指す時代は終わった

この動画内で語られていることは、

誰もが頑張れば報われる

ということは「ない」という悲しい現実でした。

そこには、

  • ご縁
  • 環境

といった「自分の努力ではどうにもならないこと」があるからです。

僕もつくづくそう思います。

あぁ、僕は運がよかっただけだったんだな

と。(成功したわけではありませんが)

ちょっとやそっと頑張ったところで、誰もが羨むような存在になることができるのは、一握りしかいません。

僕自身がいつまでも「凡人」であるように、大多数の人は「名もなき群像」に紛れていくだけです。

しかし僕は、

それが真実であり、卑屈になる必要はない

そう思っています。

誰かのために役に立てればそれでいいですし、自分を必要としてくれる人がいれば幸せだからです。

勉強や仕事ができたからと言って、その人たちみんなが報われるわけではありません。

もちろん、

もう頑張らなくていいや

と思っているわけではありません。

生きていくために、働くことは必須ですからね。

ただ、トップにまで上り詰めようとしても、そこには運要素も入るということを知っておくこと。

その上で「どこを目指していくのか」と方向性を変えることは、現代において大切なことなのかもしれません。

SNS上で稼ぐことができる時代ですしね。

それが意味するのは、単なるエリートを目指す時代ではなくなったということ。

「頑張りが報われない=悲しい社会」

なのではなく、そんな社会だからこそ「仕事/働き方」の変化に、注目が集まっているということなのです。

がむしゃらに仕事を頑張ってトップを目指す時代は、終わりに向かっている。どう生きるかが問われているのだ。

それでもどこかで踏ん張る必要はある

だからと言って、

頑張らなくていいや

とはならないのが、現代社会の厳しいところ笑。

動画内でも、

3〜5年くらいは、仕事に打ち込む必要がありそうだよね

とゲストたちが語り合います。

僕も9年間教員として勤めましたが、別に無理をして言うわけでもなくて、

あの数年間があって本当によかった

と思っています。

別にバカみたいに資産を築き上げたわけでもなく、今でもヒーヒー言っていますが笑、自分の好きな分野において一所懸命になれた時間は、誰にも奪われるものでもなく、かけがえのない時間でした。

「仕事を頑張りすぎない」という言葉が難しいのは、どこかで必ず頑張らなければならない瞬間が訪れるからです。

その事実があるということを、知っておかなければなりません。

僕も教員生活を誰よりも頑張ったと言えるわけではありませんが、必死に成長を続けていたことは間違いありませんでした。

そして去年(2022年)から始めた、死に物狂いで生きる生き方。

生きているという実感が持てたのは、恥ずかしながらここ数年でした。

それだけ、

  1. 教員生活ではそれなりに頑張っていて
  2. 人生を変えようと思ってからは劇的に人生が変わった

のでした。

どこかで本気を出さなければならない時というのは、誰にでも訪れます。

そして今の僕も、旅先でありながらも次の仕事に向けて考え、日々行動している所存です笑。

数年は頑張るのが必要かもね

これは真理だと思います。

その単位は人それぞれかもしれませんし、ずっと頑張り続けられる特殊な人もいるかと思います。

とはいえ、「必死になって頑張る」というシンプルな壁は、誰の道の先にも立ちはだかっていること。

石の上にも三年。

死ぬほどツラければ、逃げ出すことも必要なことです。

一方で、歯を食いしばってしがみついていかなければならない時もある。

そんなこともあるということを、念頭においておきましょう。

仕事一色の人生じゃなくてもいいかもしれないが、時には頑張ることも必要なのだ。

生きるっていろんなこと

ただ、

仕事仕事!

の世の中でなくなってきたのは、いろんな生き方に注目が集まったからでした。

僕が「幸せ」を考える上で役に立った書籍は、以下のものです。

人の幸せが千差万別であるように、生き方や働き方にも、各々のやり方が存在します。

僕の人生が、教員人生だけで30〜40年も続かなかったように、人には人のタイミングがあります。

仕事だけではない

そう言われて「その通りだ」と思えたのは、こうして海外に飛び出してからでした。

これは別に、

海外にこそ答えがあるのだ

と言っているわけではありません。

いろんな人々と出会い、いろんな文化に触れたからこそ、「仕事だけでなはい部分」にやりがいが見つけられたり、経験をたくさんすることで「目に見えない資産」を得られたりするということを言いたいのです。

そのざっくりとした「様々な経験」が、「人生は仕事だけではない」という考え方にたどり着かせてくれました。

今はこうして収入のない時間を過ごしていても、

  • 刺激的な経験
  • 見たことのない世界

を、この年齢で味わうことができていて、「仕事以外」の視野を持てています。

こうしたこともできるのだから、人生って仕事だけじゃないじゃない!

と感じています。

もちろん、こうした経験がお金に変わっていけば、それは“いわゆる”仕事になるのかもしれません。

でもそれは、ただのレッテルに過ぎません。

新しいことに触れれば触れるほど、人生は厚みを増していきますし、1つの考え方に固執しなくなります。

そうやって視野を広げていけば、「仕事」という枠もなくなってくることでしょう。

視野を広げてくれるのはいつも、

  • 周りの人
  • 周りの環境

です。

ただそこに行くために必要なのは、自分の行動力のみ。

自分の狭い価値観をひっくり返してもらうために、

  1. いろんな土地に出向き
  2. いろんな人に会いに行く

のですね。

仕事は生活の一部であってもいいですが、大半を占めるべきものである必要はありません。

仕事を仕事としてとらえなくなるようになる日が来ることが、僕の理想の生活ですね。

世界を見渡せば、仕事以外のこともたくさんある。それらを見つけにいこう。人生は1つのことで完結するものではないからだ。

おわりに

仕事を仕事として考えず、もっと身の回りにある様々なことに目を向けること。

去年(2022年)からずっと考えていた「働き方」。

この動画を見たタイミングと、現在の海外周遊とのタイミングが見事に一致し、

働くって、いつも人生の中心にあるわけじゃないんだ

と思うことができました。

幸せとは仕事の中にあるものでもあれば、外にあるものでもあります。

みなさんもそれぞれ、何を軸において人生と歩んでいきたいのか、改めて考えてみると何か見つかるかもしれませんね。

それではまた!

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