自分が意見を言う時に大切にしていること【ニュートラルであること】

人間関係

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

人と話をしていますと、たまに自分の意見を押し付けてくる人がいます。

結論から言いますと、僕はこう言う人とは付き合わないようにしていますし、みなさんにもオススメはしません。

世の中に「正解」はないということがわかっていれば、

自分の意見が全て正しい

なんて思うはずがないからです。

僕も考えに考えた上で、

これは要らない。これは違う

と決定することはあります。

ただ、

だからお前はこうしろ

と言うことはありません。

その人の人生だからです。

今日は「自分の意見を言う時に気をつけること」について書いていきます。

基本的にニュートラルに考えられない人は、もっと知見を広げたほうがいい。「こうでしかない」と決めつけられることは世の中にないからだ。

反対の意見も知っておくこと

世の中にはいろんな正義があるのだとは、かの有名な漫画ワンピースから学んだことでした。

またドラえもんにおいても、

どっちも自分が正しいと思ってるよ。

戦争なんてそんなもんだよ。

というセリフがあります。

時代が違えば考え方や常識も変わってきますし、昨日までよかったことが、今日はダメになっていることなんてザラです。

僕は英検1級のディベートなども教えますが、あえて反対意見につくことがあります。

大切なことは「相手を打ち負かすこと」ではなく、いつでもいろんな意見があることを知っておくことです。

ニュースなんかでは「〇〇が悪だ」と、失敗したことを「悪いもの」として扱って、

世の中の常識はこれなんだ

と押し付けてきます。

世の中にはいろんな考え方があって、こと英語教育においても、

これは正解だ

と言える手法は存在しません。

全ての勉強方法が可能性を秘めており、

これは意味ないからやらない方がいい

と言うことは、誰も言うことができないのです。

いつでも「逆」を考えておくこと。

それだけで話はいい方向へと盛り上がりますし、人を批判することもなくなります。

意見はいくらでも世にはびこっている。逆の意見も取り入れていこう。

強い意見を言う時は…

特に、自分の意見を言う時には気をつけなければならないことがあります。

「自分の意見を正しいものだと決めつけ、相手に押し付けてねじ伏せようとすること」

です。

そんなこと、僕は/私はやったことがない!

とみなさんお思いかもしれませんが、「そういう人」に出会った経験は結構あります。

  • 不倫はいけない
  • モノはあったほうがいい
  • もっとたくさん食べないとダメ
  • 英語はこの勉強方法しかあり得ない
  • スマートフォンやチャットGPTは人をダメにする

など、

本当の本当にそれ、調べ上げたの?考え抜いたの?

と思うような意見ばかりです笑。

僕が今まで言われたことですと、

  • 彼女作ったほうがいいよ
  • たまにはニュースを見た方がいいよ
  • 自分の事業よりも会社に勤めた方がいいよ

などでした。

ほっとけ笑

と心の底から思いましたね笑。

多様性だの個人の自由だの謳(うた)っている人に限って、そうやって意見を主張して押し付けてきます。

でもせいじだって、あれがいいだのこれがいいだの、言ってるじゃん!

待ってください笑。

僕は「他人に押し付けたこと」なんて、一度もありません。

人間関係で悩んでいる生徒や、教育で困っている保護者さんにも、アドバイスを求められたら、

こうしたほうが賢明かもしれませんね

とは言います。

それはあくまで「アドバイス」です。

仮に、

絶対にこっちのほうがいい!

と言い切るとしたら、

  • テレビはムダ
  • ネイティブばかり崇拝するな

とか、逆に凝り固まった意見に対する批判のほうが多いですね。

ちなみに上記の2つに対しても、「100%悪だ」なんて言ったことはありませんが、

テレビは見ないほうが幸せになりますよ
「ネイティブになりたい」という思い込みが強すぎて英語を喋らないのは、本末転倒ですよ

と、自分の経験と理由もコミで述べています。

僕のこのブログも、あくまで自由に発信しているだけであって、誰かに送りつけているわけではありません笑。

いずれにせよ、考えに考え抜いて書いている(と思いたい笑)ものや、エビデンスを参考にして述べているものですから、例え間違っていようとも「僕なりの経験と解釈」でお伝えしていると思って欲しいです。

ただし、自分の意見を言う時は押し付けないこと。

そして必ず「逆の意見」も理解した上で言うこと、ですね。

自分の意見を主張する際は、逆の立場も理解して発言することだ。そしてその意見を押し付けないことだ。

ニュートラルだからどちらでもいける

テレビだの付き合うだの教育だの、僕は今までいろんな人といろんな意見を交わしてきましたし、多くの討論番組も見てきました。

本もたくさん読んできましたし、

こんな考え方もあるんだなぁ

と、今でも学んでいます。

別に自分のことをすごいと言いたいわけではないのですが、いろんな意見を聞いてきたり、海外で知見を広げてきたりした身からしますと、

これは絶対こうだよ!

と言っている人を見る際に、

おいおい笑

と思ってしまうだけなのです。

特に「controversial(=議論の余地のある)」なことについて激しい意見や、絶対こうだという意見を聞いた矢先には、

そんな発言をしてて大丈夫か?

と思ってしまいますね。

もちろん、僕の事業に対するアドバイスは全くの別物です。

「こうしたほうがいいよ」と言われれば従順な犬のように、素直に軌道修正、方向転換します笑。

「常に逆の意見」を考えておきますと、反対側のメリットもわかりますし、お互いに納得しながら生産的な議論を交わすことができます。

例えばテレビに関しましても、別に「メリットがゼロである」と言っているわけではありませんが、総合的に判断した時に、

  • 自分にとっては不幸になること
  • 自分の人生にとって無意味なことが多いこと

を考え、見るのをやめています。

頭ごなしに「やめろ」ではなくて、

  1. 昔テレビを見ていた自分
  2. 今テレビを見なくなった自分

を比べてみて、

主観的にも客観的にも、幸福度が上がった

と結論づけただけなのです。

見たい人は見ればいいですが、

ネガティブニュースが多いのであまり幸せにはなれないよ

とだけ伝えますかね。

投資などもそうでしょうか。

  • 貯金をしていた時の自分
  • 投資を始めた後の現在の自分

を見比べてみて、圧倒的に後者のほうが幸せであることを認識し、

やってよかった

と結論づけています。

また、今の自分の事業が失敗に失敗を重ね、

やっぱり公務員を続けるべきだった

と結論が出たら、その時はみなさんに公務員を推奨するかもしれません笑。

どれにおいても、その人の家庭環境や状況によりますし、好き嫌いや合う合わないがありますから、結局は「controversial」なのですけどね。

いつでもどちらにもいけるようにしておくこと。

あるいはどちらも経験した上で、モノを語ってみること。

これが大事なのです。

自分なりの意見を持つことは大事なことだ。一方で、反対側の意見を知らずして「自分は正しい」と主張する際は、気をつけたほうがいい。

おわりに

よくいますよね。

「これはこうあるべきだ」論を、振りかざしてくる人。

それはあなたの感想ですよね?

と言うひろゆきさんのこのコメントは、まさにその通りだと思います笑。

自分なりに突き詰めて言うことと、何も知らずして「自分のやっていることは正しい」と思い込むこととでは、全く意味が違ってきます。

自戒の念も込めて言いますが、意見を持ちつつも、常にいろんな意見を参考にして議論をしていくといいでしょうね。

それではまた!

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