こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
いよいよペルーのクスコを出ますが、南米に来てからいろんなことを感じました。
今の所、海外に来て大きな事件に巻き込まれたことはなく(巻き込まれていたらやばい)、小さくイラっとはしたことはあったものの笑、人々の優しさに感謝しています。
さて、南米といえば、
- 銃
- 治安
- 盗み
など、多くのことを警戒しなければならないと思い、僕も気を引き締めてきたわけですが、都心部にいるからなのか、みんなハッピーで楽しそうに生きていることが伝わってきました。
今日は「海外の人の優しさ」について書いてきます。
海外のホステルで会う人たちの優しさ
お金のない僕は、韓国からスタートして、基本的にはホステルを転々としていました。
そこでは、
- スタッフ
- 旅人たち
と、日本にいては会うことのできないような人たちと出会い、多くを語り合いました。
特に南米に来てからは、
- ボゴタ
- クスコ
でお世話になったホステルが、家族経営のようなものでしたので、
と呼んでは、よくしてもらいました笑。
「ホステル」という仕事上、評判ありきですから、
と言われてしまえばそんなものかもしれませんが、やはり旅をしている僕からすれば、良い対応をしてもらえるだけでありがたいものなのです。
- 笑顔で迎えてもらった時
- 行きたいところへ丁寧に教えてもらった時
その細々(こまごま)としたことが、たとえ大したことではなくとも、しっかりと旅人たちに届いています。
日本では、そのホスピタリティの高さに海外の人たちが驚くことが多いですが、
と感じる毎日です。
みんなどこかで、
と思っているからでしょうかね。
最初こそ、「海外のクオリティの低さ」をイヤがって旅を始めたものですが、結果的にどこに行っても(例外はあるにせよ)、海外のことが好きになりつつあります。
怖がる必要なんてなかったですし、むしろその「優しさ」にとても感謝していますね。
現地で助けられることの多さ
場面はホステルだけではありません。
多くの場所で、僕は助けられてきました。
ペルーに来てからは顕著で、マチュピチュに向かう道中では2回も女性たちに助けられました。
と海外から評価されれば、僕ら日本人は「てヘヘ(照)」と思うこともあるかもしれませんが笑、実際はどこの国にいっても、優しい人はとても優しく、親身になって対応してくれます。
お店に行ってもなんとか意思疎通を図ろうとしてくれる人が基本で、嫌な顔をする人は(たまにいても)ほとんどいませんでした。
それだけ、
と感じさせられる毎日なのです。
どうしても、
といった偏見を持っている日本人は多くて、非常にもったいないなと思います。
どこまで行っても人間は人間であり、その根底にある「気持ち」は変わらないものです。
旅人の優しさや弱さにつけ込んで、何かと売りつけてくる人もいましたが、個人的にはそこまでイヤな気持ちがしたのは本当に特定の地域の、特定の人だけでした。
社会が今普通に回っているように、海外でも基本的にみなさん旅人に対しては特に優しいです。
日本にいた時に持っていた偏見が、今となってはなくなり、現地の人々との交流を楽しんでいます。
もちろん、それは僕がたまたまラッキーだっただけであったかもしれませんが、実際に旅をすることで、「人々が本当に優しい」ということに気づくことができました。
なんでもかんでも、偏見を持たないこと。
ただ偏見を持たないようにするためには、実際にその場に行って現地の空気や人の温もりを肌で感じる必要があります。
僕が抱いていた「海外の人々」に対する考え方は、もう刷新されて塗り替えられました笑。
また来たいと思う場所もたくさんできて、
- 物理的にも
- 精神的にも
視野が広がっている自分が、とても誇らしいですね。
現在は日本に多くの外国の方々がいらしていますので、帰ったら何かの助けになりたいなと、心から思っています。
大切なのは偏見を塗り替えること
先述した通り、僕が持っていた偏見は少しずつ崩れ去っていくこととなりました。
と言うは易しですが、行なうは難しですね汗。
僕も偏見を持っていたのは間違いありませんから。
それは日本にいた時からそうでした。
そんな風に思っていた僕でしたが、いざ大阪に行ってみれば、肌に合う合う笑。
と、日本ですら感じたのです。
言語も文化も違う海外に対して、偏見を持つことは当然のこと。
よく言えば、「イメージ」とでも言いましょうか。
と、各国に対してイメージを持つことは自由です。
海外の人たちは日本に対して、
- クリーン
- 最先端技術
- 誰もが礼儀正しい
と「イメージ」を持っていますが、僕ら自身、
と言い返す時がありますよね笑。
結局は個々人の性格や、それぞれが生きてきたバックグラウンドに依存するからです。
大切なのは、「ネガティブな偏見」を「ポジティブなイメージ」に変えること…
ではありません笑。
ものごとには必ず二面性があります。
ただ、持っていた偏見を覆して、新たなイメージを「自分の肌で」感じることはとても大切なことだとは感じました。
- 行ってみないとわからない
- 話してみないとわからない
これに尽きます。
特に海外周遊中に言語を勉強し始めたことは、僕にとって大切な手段となりました。
各言語、一言二言しか話せないですから、
と、何度も思いました。
それでも、その一言二言を「知ろうとしたこと」は、現地の人や他国から来ていた旅人に大きな影響を与えました。
僕らが日本語をしゃべれる外国人を見て、「すごいじゃん!」と思うことと一緒ですね。
偏見を持つことは当たり前のことです。
関東や関西、九州や北海道ですら文化が違うのですから。
大事なことは、
- 現地に行って
- 現地の人としゃべってみること
その土地の、その国の文化を知ろうとすることで、偏見はなくなり、すぐに打ち解け合うことができます。
視野がどんどん広がる世界の旅。
日本だけでなく、世界中に素晴らしい人がいるということを、僕は知ることができたのでした。
おわりに
海外に来てから、幾度となく「人の温かさ」に触れてきました。
もちろん、どこに行くとしてもその国の「良し悪し」が見えますから、決していいことばかりではありません。
それでも、基本的に人々は優しく、日本と変わらない温かさが流れていました。
僕の偏見(もといイメージ)はどんどん塗り替えられ、経験として積み重なってきています。
旅ももう残りわずかです。
最後までいろんな人と触れ合い、生きていきましょう。
それではまた!
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