お金をかけずに与えることはできるか?【新しいGIVEの形】

人間関係

こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki

先日、友人たちと一軒家を貸し切って、ワイワイガヤガヤと雑談会をしました。

僕はこの1年で「与えること」についてたくさん考えてきました。

その時もまた、

さーて、いつも通り何か買っていこう!

と、お金をかけてお菓子やお土産を買っていこうと思っていました。

買うことに慣れていた僕ですが、ふと違和感を覚えました。

うーん、なんかもっとこう、できることはないだろうか?

今回は金をかけずに与えてみたい

新しいGIVEについて考えた僕は、一体どうしたのでしょうか。

見ていきましょう。

本当のGIVEはお金を介さなくてもできる。自分にできることを考えてみよう。

お金をかけずに与えること

早速、

友人たちと会うからには何か買っていこう!

と思った僕は、行きつけの横浜駅「そごう」に向かい、中を歩き回りました。

多くのお菓子が見えるも、何かこう、しっくりこない…

「自分に何かできないか?」と思いを巡らせながら、お菓子コーナーを見ていますと、暑いからか、

  • ゼリー
  • 焼き菓子

などが置いてありました。

お菓子は他の人がもってきてくれるからなぁ…

そう思ったときに、

あ!僕ならコーヒーが欲しいかも!

と思いました。

家には、コロナ禍で使いまくっていたコーヒー器具がありました。

僕はグラム数を計ったり、時間や温度まで気にするほどのマニアではありませんが、1年以上、職場でハンドドリップコーヒーを淹れていました。

匂いも最高ですし、お菓子にもぴったりです。

さてさて時間がないぞと思って横浜駅を歩いていますと、いきつけのBlue Bottle Coffeeがありました。

そこで豆を購入して、当日にコーヒー器具一式を、レンタルスペースに持っていくことにしました。

コーヒー豆代は多少かかりましたが、大切なのはそこではありません。

お土産やお菓子で済ませるのではなく、「自分にできること」を考えたところがポイントでした。

お土産やお菓子を買ってくることを否定しているわけではありませんが、もう一歩踏み込んだ「GIVE」の形を経験することができたのでした。

僕は今までお土産を購入することが多かったため、新鮮な「GIVE」の形だったのです。

レンタルスペースでお湯を沸かし、豆を挽き、コーヒーを淹れ、友人たちが談笑しているのを聞く。

こんな形のGIVEもまた、僕の幸福度をUPさせることにつながったのでした。

GIVEの形にもいろいろある。自分にできることを考えてみよう。お金でも、お金じゃなくても、何かできることがあるはずだ。

特別なスキルはなくてもいい

以前にも、僕は「その人特有の良さ」について書いたことがあります。

上のように「僕はコーヒーを淹れたのだ」と書きますと、

なんだよ自慢かよ
結局、金かかってるじゃん

と思われる方もいるかもしれません。

しかし僕自身ですら「コーヒーを淹れる」という発想は、なかなか出てこなかったものです。

たまたま行き着いた結果であり、「自分の得意を生かそう!」と思ったわけでもなかったのです。

スキルが必要」と思われがちなお金を使わないGIVEですが、実はそうでもありません。

今回、僕の経験でわかった「良くなかった点」は、

GIVEをしようと思って、深く考え過ぎてしまった

ということでした。

「与えよう」と思うことは素晴らしいことですし、そうした考えを持つこと自体、誇ってもいいくらいです。

ただ「お菓子コーナー」を回っていたときに気づいたことは、

与えることが目的になっていたこと

でした。

GIVEを考え過ぎてしまいますと、図らずとも「GIVE&TAKE」の関係になってしまったり、気を使わせてしまったりすることもあります。

  • 高度なスキルを使って
  • 何か特別なものを買って

と、自分の強みを考えて生かすことも素晴らしいことです。

一方で「ありのままの自分」でいながら、友人や仲間と一緒に時間と空間を共有すること。

意外とこのシンプルな関係もまた、お互いにとって幸せなことだったりします。

あまり深く考えすぎる必要はありません。

「いつもの自分のまま」でいることも、また1つのGIVEの形なのですから。

特別なスキルで何かをしようとあれこれ考えてしまうと、手段と目的が混ざってしまう。ありのままの自分でい続け、人との時間と空間を大切にしよう。

自分が頑張るというGIVE

僕は先日、英検やTOEICに挑戦しました。

今までは、

  • 結果を報告することをイヤがったり
  • 挑戦することを恥ずかしがっていたり

と、何かと言い訳ばかりをしてきた人生でした。

しかし、その姿を見せることが他の人にとって大きな力になりうるということにも気づかされました。

どうしても、

GIVEだ…GIVEだ!

と相手のことを考えていくには限界がありますし、それが人生においての本質ではありません。

自分の成長や幸せも感じながら、仲間と一緒になって生きていくことが大切です。

それならば「自分の成長する過程」を見せていくのも、僕は立派なGIVEの形なのではないかと思うようになりました。

  • 偉ぶったり、
  • 自慢しようとしたり、
  • マウントをとろうとしたり。

このような気持ちでSNSに投稿しますと、その気持ちはすぐに見透かされます。

純粋に、頑張る姿を伝えていくこと。

この形もまた、僕は人に勇気を与えるきっかけになると思っています。

自分が頑張れるようになるコツは、人に応援してもらうことです。

それってGIVEじゃないんじゃないの?

と思われますが、そんなことはありません。

スポーツ選手やマラソンランナーを応援したくなるように、「応援すること」自体がその人自身を奮い立たせることもあります。

この相互作用がお互いの闘志を燃やし、人生のスピードを加速させます。

今みなさんが頑張っていること…例えば、

  • 副業
  • 子育て
  • 筋トレ
  • 資格試験
  • ビジネス

なんでもいいです。

あの人も頑張っているのだから、自分も!

と周りの人たちは思ってくれます。

そうやって応援されるようになれば、自分も頑張ろうと思いますし、また他の人を応援したくなります。

自分が成長していく過程」をシェアすることもまた、「1つのGIVE」(≒人のモチベーションを上げるカタチ)なのでしょうね。

自分が頑張るというシンプルな方法も、人に影響を与える。応援されれば相乗効果が生まれ、一気にスピードが加速する。自分の身の回りのことから取り組んでみよう。

おわりに

GIVEという言葉を多用しますと、どうしてもそこに「特別な意味」を持たせたくなってしまいます。

僕もお土産やモノを買うことで、その素晴らしさに気づくと同時に、少し「追われているような感覚」もありました。

本来GIVEは、そこまで無理強いされるものでもありませんし、

もっとラフに人と会うことのほうが、よっぽど「GIVE」なのかもしれない

と思うようにもなりました。

いろいろと書きましたが、とにかくどんなカタチでもよく、お互いに幸せになれることが大切ですね。

そのようにGIVEの意味やカタチを探っていくことのほうが、人生の本質なのかもしれません。

今後も僕なりのGIVEを探し、また自分自身も成長していきたいと思います。

それではまた!

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