30代教員が生徒とのやりとりにこだわる理由【授業中の雑談は大切】

人間関係

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

教員を続けていて思うことは、「コミュ力の大切さ」です。

TEDトークのようなプレゼンをしなければならない

ということではありません笑。

それでも「面白くもない話」をする先生は、みなさんの周りにもいませんでしたか。

  • 自己満の一方的な授業
  • 黒板に書いて写させて解説

など、様々いるかと思います。

僕も素晴らしい先生に出会ったこともあれば、ずっとしゃべっているだけの先生に出くわしたこともありました。

では、どうしたら授業を面白くできるのでしょうか。

面白い授業とは、生徒とのやりとりが豊富な授業だ。いつでも生徒目線で授業を展開していこう。

面白い授業 = わかる授業

若かりし時の僕といえば、「面白い授業 = ギャグ要素/お笑い」だと思い込んでいました。

  • 先生のキャラの濃さ
  • ボケや面白い話を差し込めるか

などの点に、「高い優先度」をつけていました。

しかし授業に慣れてくるにつれ、だんだんと生徒のニーズがわかってきました。

  1. 丁寧に授業をしてもらいたい
  2. わからないことをわかるようにしてもらいたい

など、第一に授業のクオリティが求められていることに気づいたのは、教員になって数年経ってからでした。

最初の一年目は、未熟なりに面白く授業をしようとしていましたが、

やはり真面目かつ丁寧に授業することが大切なのだな

と、徐々に学んでいきました。

しかし、気をつけなければならないことがあります。

真面目すぎるとつまらない

ということ。

勉強!勉強!

となることは聞こえは良いのですが、「大切な何か」を見落としています。

学校とは教育機関でありながらも、予備校とは一線を画する場所だからでしょう。

学校には、「人間性を育む機会」があります。

このバランス感覚(=勉強と人間性)はとても難しいです。

ただ、このバランスを調整していくのも、教師の面白さでもありますね。

生徒が望む授業の基本は、「わかる授業」だ。できないことができることほど楽しく、面白いことはないからだ。ただ一方で、先生の面白い話やキャラクター、話術も必要である。

基本軸は丁寧に授業をし、たまに雑談を。

丁寧でわかりやすい授業を行うように心がけ始めますと、どうしても「ただただ真面目な時間」が流れてしまいます。

試験前や進学に特化した学校やクラスであれば、それでもいいのかもしれません。

しかし、人間の持つ集中力は30分程度だと言われていますし、どんな真面目な人間でも(大人でも)、集中力が持たないことのほうが多いのが現実です。

教師側が気を張っていますと、疲れてしまいますからね。

また生徒の場合、

  • 午後の授業で眠い
  • 体育後で疲れてい
  • 単純に気分が悪い(イライラ、気持ち悪いなど)

といった、様々な要素も絡んできます。

果たしてこの状態で、授業がちゃんと受けられるのか?

と言いますと、確かに先生の手腕でどうにかなることでもないとも思います。

一方で、つまらなくなるのは「プレゼンする側の責任」とも考えられます。

  • 面白くもない報告や協議
  • 長いだけで中身のない話
  • 資料を読めばわかることをただ読む

それでもなお生徒に、

いいから集中しろ

と言うのは、あまりにも乱暴です。

だからと言って、

とりあえずアクティビティを入れよう!

という発想もまたよろしくありません。

  • 先生は何もせず、生徒を動かすことが大切だ
  • 生徒の活動時間を多く取れば、生徒の主体性が担保される

と、ズレた発言をしかねません。

こうした考え方も確かに大切ですが、それが「授業の本質」ではありません。

生徒の力を伸ばそうとした結果、

  • ペアワーク
  • グループワーク
  • 課題に取り組む時間

が入るなら良いでしょう。

僕はこうした活動も大切だと思っていましたが、ここ数年でより生徒との繋がりを大切にするようになりました。

そこで授業では、ちょっとした「雑談の時間」を取り入れることにしました。

生徒からすると鬱陶しいのかもしれませんが、

…いやね。この前、東京の銭湯に行ったんだけどさ…

と話し始めますと、生徒も顔を上げて反応します。

そこで、

  • 生徒に質問してみたり
  • 意見を引き出してみたり

しますと、勝手に生徒同士の雑談が始まり、さっきまで眠そうにしていた集団の目が覚めます。

ここで制することもまた難しいことなのですが、一度生徒たちの脳が起きますと、その後授業を進めやすくなります。

お?これは先生、今から雑談モードに入るな?

という空気感になりますと、一瞬ふわっとした空気になるのです。

授業中に適度なバランスを保っておきますと、50分を「25分 × 2」のような感覚で進めてゆくことができますのでオススメですね。

授業の形態は様々あってよいが、集中力が持続していないこともあるので注意が必要だ。たまにリラックスできる時間を設けてあげると、生徒もリフレッシュすることができる。

プレゼン < 会話

雑談を始めるときは、内容が面白いかどうかはあまり気にしておらず、

  1. 生徒の反応を見たり
  2. 意見を聞いたり

と、いわゆる「廊下で話すような」感覚で話しかけてみます。

雑談なんかしてないで、ちゃんと授業しろ

と非難されそうですが、僕はそれでもやる価値はあると思っています。

先ほど述べた「集中力の回復」に加えて、生徒とフラットな気持ちで話し合うことができるからです。

真面目な授業スタイルを、否定しているわけではありません。

ただやはり、「コミュニケーション」で授業は成り立つと思っていますので、機械的に進めて行くよりいいのです。

  • 質疑応答があったり
  • 机間巡視で1対1で話したり

と、生(なま)ものであるからこそ、授業は面白いのです。

生徒との、双方向的なやりとりをもたせること。

それが「生徒を巻き込んだ授業」となり、今後の信頼関係の構築にも繋がってきます。

「雑談」とは、授業中の幕間(まくあい)のような役割を果たし、生徒の集中力の回復や授業への興味を、再びもたらしてくれるのです。

授業中における雑談は、生徒とのやりとりの格好の時間だ。リフレッシュ、信頼関係の構築、コミュニケーション力の向上など、あらゆるメリットがあるのでオススメだ。

おわりに

対面で授業をしていますと、お互いの意思疎通がいかに重要であるかがわかります。

それこそが「授業」の強みであるため、授業中の「雑談」をより大切にするようになりました。

  1. 生徒の話を聞いてあげたり
  2. 自分の意見を伝えてあげたり

その時間は、どの生徒も「授業」から一度切り離され、話を聞いてくれるんですよね。

先生さ、実はみんなに聞きたいことがあるんだ
先生も若い頃は恋愛をしたものでさ…

と話始めれば、生徒も食いついてくれます。

雑談の割り合いを大きくし過ぎず、たまに息抜きを入れてあげると、お互い楽しくやっていけます。

ぜひ、取り入れてみてくださいね。

それではまた!

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