こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
教員を続けていて思うことは、「コミュ力の大切さ」です。
ということではありません笑。
それでも「面白くもない話」をする先生は、みなさんの周りにもいませんでしたか。
- 自己満の一方的な授業
- 黒板に書いて写させて解説
など、様々いるかと思います。
僕も素晴らしい先生に出会ったこともあれば、ずっとしゃべっているだけの先生に出くわしたこともありました。
では、どうしたら授業を面白くできるのでしょうか。
面白い授業 = わかる授業

若かりし時の僕といえば、「面白い授業 = ギャグ要素/お笑い」だと思い込んでいました。
- 先生のキャラの濃さ
- ボケや面白い話を差し込めるか
などの点に、「高い優先度」をつけていました。
しかし授業に慣れてくるにつれ、だんだんと生徒のニーズがわかってきました。
- 丁寧に授業をしてもらいたい
- わからないことをわかるようにしてもらいたい
など、第一に授業のクオリティが求められていることに気づいたのは、教員になって数年経ってからでした。
最初の一年目は、未熟なりに面白く授業をしようとしていましたが、
と、徐々に学んでいきました。
しかし、気をつけなければならないことがあります。
ということ。
となることは聞こえは良いのですが、「大切な何か」を見落としています。
学校とは教育機関でありながらも、予備校とは一線を画する場所だからでしょう。
学校には、「人間性を育む機会」があります。
このバランス感覚(=勉強と人間性)はとても難しいです。
ただ、このバランスを調整していくのも、教師の面白さでもありますね。
基本軸は丁寧に授業をし、たまに雑談を。

丁寧でわかりやすい授業を行うように心がけ始めますと、どうしても「ただただ真面目な時間」が流れてしまいます。
試験前や進学に特化した学校やクラスであれば、それでもいいのかもしれません。
しかし、人間の持つ集中力は30分程度だと言われていますし、どんな真面目な人間でも(大人でも)、集中力が持たないことのほうが多いのが現実です。
教師側が気を張っていますと、疲れてしまいますからね。
また生徒の場合、
- 午後の授業で眠い
- 体育後で疲れてい
- 単純に気分が悪い(イライラ、気持ち悪いなど)
といった、様々な要素も絡んできます。
と言いますと、確かに先生の手腕でどうにかなることでもないとも思います。
一方で、つまらなくなるのは「プレゼンする側の責任」とも考えられます。
- 面白くもない報告や協議
- 長いだけで中身のない話
- 資料を読めばわかることをただ読む
それでもなお生徒に、
と言うのは、あまりにも乱暴です。
だからと言って、
という発想もまたよろしくありません。
- 先生は何もせず、生徒を動かすことが大切だ
- 生徒の活動時間を多く取れば、生徒の主体性が担保される
と、ズレた発言をしかねません。
こうした考え方も確かに大切ですが、それが「授業の本質」ではありません。
生徒の力を伸ばそうとした結果、
- ペアワーク
- グループワーク
- 課題に取り組む時間
が入るなら良いでしょう。
僕はこうした活動も大切だと思っていましたが、ここ数年でより生徒との繋がりを大切にするようになりました。
そこで授業では、ちょっとした「雑談の時間」を取り入れることにしました。
生徒からすると鬱陶しいのかもしれませんが、
と話し始めますと、生徒も顔を上げて反応します。
そこで、
- 生徒に質問してみたり
- 意見を引き出してみたり
しますと、勝手に生徒同士の雑談が始まり、さっきまで眠そうにしていた集団の目が覚めます。
ここで制することもまた難しいことなのですが、一度生徒たちの脳が起きますと、その後授業を進めやすくなります。
という空気感になりますと、一瞬ふわっとした空気になるのです。
授業中に適度なバランスを保っておきますと、50分を「25分 × 2」のような感覚で進めてゆくことができますのでオススメですね。
プレゼン < 会話

雑談を始めるときは、内容が面白いかどうかはあまり気にしておらず、
- 生徒の反応を見たり
- 意見を聞いたり
と、いわゆる「廊下で話すような」感覚で話しかけてみます。
と非難されそうですが、僕はそれでもやる価値はあると思っています。
先ほど述べた「集中力の回復」に加えて、生徒とフラットな気持ちで話し合うことができるからです。
真面目な授業スタイルを、否定しているわけではありません。
ただやはり、「コミュニケーション」で授業は成り立つと思っていますので、機械的に進めて行くよりいいのです。
- 質疑応答があったり
- 机間巡視で1対1で話したり
と、生(なま)ものであるからこそ、授業は面白いのです。
生徒との、双方向的なやりとりをもたせること。
それが「生徒を巻き込んだ授業」となり、今後の信頼関係の構築にも繋がってきます。
「雑談」とは、授業中の幕間(まくあい)のような役割を果たし、生徒の集中力の回復や授業への興味を、再びもたらしてくれるのです。
おわりに
対面で授業をしていますと、お互いの意思疎通がいかに重要であるかがわかります。
それこそが「授業」の強みであるため、授業中の「雑談」をより大切にするようになりました。
- 生徒の話を聞いてあげたり
- 自分の意見を伝えてあげたり
その時間は、どの生徒も「授業」から一度切り離され、話を聞いてくれるんですよね。
と話始めれば、生徒も食いついてくれます。
雑談の割り合いを大きくし過ぎず、たまに息抜きを入れてあげると、お互い楽しくやっていけます。
ぜひ、取り入れてみてくださいね。
それではまた!

