こんにちは。
タイトルがわかりにくかったのですずき総出で(一人)わかりやすいように変えてみました。
まだ始まったばかりのブログですので編集や修正がたくさん入りますが、どうか生温かく見てやってください。ま、それがブログのいいところでもあるんですけどね。
さて甲子園が始まったようです。
すずきは野球に興味がないため、毎年見ていないのですが…というのは嘘です。
実は田舎(宮城)に帰った時はダラダラと見たり、地元の神奈川県勢が頑張っているところは見ていた記憶があります。
ただ今年はオリンピックすらほとんど見ていませんので、果たして見るかどうかはわかりません…考えておきます。(絶対見ないだろ)
以前からすずきは「なぜこんなに日本は野球が流行っているのだろう?」と高野連などの力の強さに疑問を抱いたことがあります。
基本的には野球人気が理由の1つだと思います。視聴率も取れますしね。
しかし今日はすずきなりの(あくまで)持論を持ってきましたので、お伝えしようと思います。
試合時間の長いスポーツは強い
すずきは甲子園だけでなく、駅伝なども風物詩として日本人が見ていることに疑問がありました。
「なんでこうしたスポーツがテレビ中継されることが多いのだろう?」と。
結論から言いますと、長く放映できるからではないかと思っています。
オリンピックもそうでしたが、とにかくテレビ局は広告をつけたいんじゃないんですかね?(N○Kは分かりませんが)
するとどうしても視聴者をテレビの前に長く座らせる必要があります。
僕が子どもの頃はまだまだテレビが強くて、夜9時から始まる映画なんかはCMの挟み方が尋常じゃなかったですもの。
もうこれでもか!っていうくらい挟んでくるんですよね笑。
でもそのおかげで終わりの夜11時半くらいまでひっぱられるわけですから、自然と視聴者は離れられなくなります。
スポーツも一緒で、長い時間競技が行われるスポーツであれば試合の最後まで見たい視聴者たちはテレビにかじりついてしまいます。
一方オリンピックの「短距離」は一瞬かもしれませんが、オリンピックという大きな枠での長い時間が確保されているため、その中でドキュメンタリーを流せば視聴者も競技まで飽きずに見続けることができます。
もちろん取材の努力や視聴者を惹きつける映像はさすがです。
「そもそも野球はメジャースポーツだから放映されるのだ」とお思いの人もいるかと思います。
いろいろ調べてみると確かに日本に入ってきた時期が早いことや、日本の1対1の精神に近い(ピッチャーとバッター)こと、そして「静」の部分が多いスポーツであることなどが挙げられているため根付いたのではないかと言われています。
諸説ありって感じですかね。
個人的には視聴者のニーズだけでなく、中継の時間的感覚と合致しているのが強い理由だとも思っています。
勝敗がわかるスポーツは強い
僕はダンスをやっていますので、なぜダンスがテレビで放映されないのかがなんとなくわかります。
ダンスはカルチャー(文化)の要素が強いため、点数化するのがかなり難しいという側面があります。
つまりスポーツの部類に入れるのがそもそも難しいのです。
ただ一応ダンスの世界大会で点数化することを試行錯誤していましたし、今度のパリ五輪で正式種目となったことも追い風になり、スケートボードのように改めて注目されることもあるかもしれません。
現在はDリーグと言ってプロのダンスリーグも世界で初めて日本で始まりましたので、今後も楽しみです。
しかし先ほどの「時間」の感覚的に長く放映できるようなものは「ダンスショーケース」くらいのもので、ダンスバトルは玄人じゃないとなかなか見たいと思いません。
ショーケース、つまり演技を見るとなると実はスポーツ観戦の感覚ではなく、自身の友人が出ているチームならば見ようと思うだけで、他のチームまで見ようとは思いません。
個人のスキルも毎度違うものを出すことはなかなかできませんから、慣れてくると「飽き」もきます。
「その技この前もみたわ」ってなるんですよね。そりゃそうだなぁって思います。
そう言う意味でもエキサイトするのはやっぱりサッカーとか野球、あるいはラグビーとかバドミントンなど「ゴール」や「点数」という概念が存在するものです。
器械体操やフィギュアスケートも厳密に技の難易度が点数化されているため見ている側は楽しいですが、器械体操はまだまだマイナースポーツ感が否めず、内村航平選手が頑張ってプロとして契約するなど努力されましたが、テレビとの相性の向上は難しそうです。
そこはダンスと似ていてできる技も選手によって限られていることと、試合のシーズンが頻繁にあるわけではないということも難点です。
フィギュアは音楽、スキル、演者の多さからしてもテレビとはマッチしそうです。もちろん、放映の頻度が低いという点は挙げられますが、日本人の活躍もあって人気を博しているほうだと思います。
しかしやはり点数の取り合いのあるスポーツはその都度試合によって珍プレー・好プレーがあるため、水物であるがゆえに興奮しやすいのです。
そうしたスポーツは年間で複数のシーズンがあるためファンもつきやすいなど、「演技系」のスポーツよりも利点が多く有利なのでしょうね。
必要としている「数」は多いか
ダンスはそうは言っても世界でも日本でも歴史が浅い文化であり、ストリートカルチャーはまだ受け入れの体制が整っていないと思っています。
夏の風物詩であれば甲子園、年始といえば駅伝といったように、絶対的なポジションを確立してしまえば楽しみにする人が増えます。
武井壮さんもおっしゃっていましたが、要はその競技を求める人数だと語っていました。
世界各国で流行っているスポーツが必ずしも日本で流行っているわけではなく、逆もまた然りです。
クリケットを見たい日本人がどれだけいるのか。ダンスを見たい日本人がどれだけいるのか。
結局は「人気」とも置き換えられるこの抗えない「数字」が勝敗を決するわけです。
現在はフェンシングや水球、自転車競技やカヌーなど、草分け的な日本人の活躍によって知名度を上げている競技も増えてきました。
あとはそれを見たいと思う人がどれだけいるかでそこに注目が集まり、お金になるかどうかという話になります。
SNSを駆使してスポーツ選手が(ダンサーが)頑張っているのを見ると、そうやって拡散・伝播していくのが現代社会での賢いやり方なのかなとも思います。
しかしそこに長期的な時間が必要なのは間違いないので、ラグビー日本代表みたいにbig upset(大番狂わせ)を起こしたり、名声を轟かせることが知名度を上げる鍵なのかなと思っています。
ブレイクダンスは日本が「めちゃつよ」のはずなのですが、如何せん日本のテレビとの相性や一般の人々への根付き方を見ても、まだまだ時間がかかりそうです。
インスタやTikTokなどのSNSとの相性は良さそうですので、そこから攻めてもいいかもしれませんね。
おわりに
すずきの個人的な見解を述べましたが皆さんはどうお思いでしょうか。
結局は人気があるかないかの話なのかなぁとそんな安易な着地点を探しがちですが、実は国民性とかテレビ局とかそのスポーツ自体の特性とか歴史とか、いろんなことが複雑に絡み合ってもいるんじゃないかなって思います。
無理にマイナースポーツをメジャーにする意味があるのかと言われますと、僕の答えはYesです。
やっぱり努力している人が報われるようなプラットフォームを築いていくことは、どの分野でも大切だと思います。
日本国内で鳴かず飛ばずの場合、どうしても戦場を海外に移してしまう選手もいますけどね。仕方ないです。
僕は日本で様々なスポーツにスポットライトが当たれば、いろんな道が拓けてくるのでシンプルに楽しいと思っています。
今の時代はテレビ一強ではなくなってきてはいますが、やはり強い力を持っているのは間違い無く、放映されると言うことはそれだけのニーズがあるということを意味します。
テレビ一強が終わった時代になったとしても、人気のあるスポーツは人気のままで変わりません。
ダンスもぜひそこに食い込んでほしいですし、いろんな競技が楽しめるのを心から願っております。
非常に偏った記事となってしまいました汗。
それではまた!
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