こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
オンラインやオフラインで英語の講師をしている時は、
と言うことがあります。
お世辞抜きに言いますし、「なぜ自信がないのか?」と感じることさえあります。
それはひとえに、
- 英語を使う場面が少なく
- 評価されてきたことも少ない
からだと思っています。
確かにスピーキングの評価基準は難しく、
と、いつまでも終わらない戦いのように感じている人もいるでしょう。
今日は「自己肯定感を上げるために」僕が授業中に行なっていることを、書いていきます。
僕はとても優しくなった
よくこのブログで登場する「過去の僕」ですが笑、自分の実力のなさから、
- いろんな人を批判しては
- 批判されることを恐れていた
ものでした。
今振り返れば「心が狭いな」と思えますが、当時はどうしたらいいのかわからず、自分なりにもがいていたものでした。
今では、「わからないことはわからない」と言いますし、すごい人には「すごいなぁ!」と言います。
それは自分の弱さを知り、できることに注力し始めたからだと思っています。
自分の弱さを認められない人ほど、人の失敗や欠点を突(つつ)きたがります。
僕は自分なりに挑戦することを決めて、2022年の夏に、
- 英検1級
- TOEIC 900
を獲りました。
何事においても、挑戦には失敗が伴います。
失敗を恐れなくなり、笑われることを気にしなくなった僕は、とても心が穏やかになりましたし、“自分の弱さを認められたかった” という欠点に気づくようになりました。
と。
それからというもの、
と言われるようになりました。
自分でもびっくりするくらい、レベル『仏』まで行ってしまったようです笑。
コロナ禍の時にたくさん歩き、一人でいろんな景色を見に行きました。
心の平静を取り戻すには、僕にはまとまった時間が必要だったのです。
いつの間にか心のトゲは抜け落ち、人に優しくなることができました。
持論ですが、
と思っています。
今までの僕は自分を甘やかす裏返しに、人に厳しくしていました。
自分に厳しくしていれば、どれだけみんながしんどい生活をしているかがわかります。
優しくなった僕の英語の指導は、いろんな場所で効力を発揮し始めました。
できている人に「できている」と伝えること
優しくなった僕は、人を褒めるようになりました。
実は先生として、この姿勢は「本当に大切なこと」です。
ただ、適当に「できたねー!」と褒めればいいわけではありません。
そんなこと、生徒たちだってすぐに気づきます。
でも僕がしっかりと認めた上で、
となったことは、多くの人に刺さったのでした。
僕がいつも通り、
と言いますと、
と、涙ぐむ人さえいます笑。
つまりそれだけ、今まであまり褒められてこなかったということでもあります。
これは「由々しき問題」です笑。
日本の教育で「いかに褒められてこなかった」のかがわかります。
僕は、
- 改善点は指摘して
- できているところは褒める
ことにしています。
ごく普通のことなのですが、
- 以前の僕はこれができていなくて
- 実際にやっている先生の数もまた少ない
です。
と生徒さんに言われた時には、カチンときましたね。
と、半分本気でお話をしたこともありました笑。
僕はこうして、
「できている人にはできていると伝えること」
をするようにしています。
自覚を持ってもらいたいからです。
「僕」という “先生” から冗談抜きで「上手い」と言われれば、本人が認めなくても「そ、そうかな?」と思えるからです。
このように「あなたの英語は素晴らしいよ」と言う時は、なぜか熱くなってしまいます涙。
大丈夫。
あなたの話している英語は素晴らしい。
自己肯定感を上げさせる役
先述した通り、先生とは「ただただ褒める役」ではありません。
むやみやたらと褒めることもありません。
それでもやはり、自信のない生徒さんたちはあまりにも多い。
それは単純に、
- 場数が少なかったり
- 褒められたり評価されたり
したことがないことも、影響しています。
僕ができることは、熱意を持って「話すことに抵抗をなくさせる」ことです。
優しくなったこともあって、最近ではいろんな人を褒めるようになりました。
「ド」がつくような英語初学習者さんにも、「クソ」がつくほど丁寧に教えています笑。
僕が英語を勉強していた時もそうでしたが、
と褒められるのが嬉しかったものです。(仮に下手でもね笑)
しかし大人になってからは、「できて当たり前」が増えてきてしまいます。
だからこそ褒められた時は嬉しいですし、「まさかそんな…」と思ってしまうのでしょうね。
僕は先生だったということもありますから、やはり多くの人を褒めていきたいのです。
とね笑。
多くの大人たちが(子どもたちも)、もっと褒められるべきなのです。
自分の時間を割いてまで、英語の勉強をしようとしているのですから、それだけで尊敬に値します。
それなら、そんな人たちを「褒めてあげる人」が必要です。
一応「先生」だったので、知識や経験は人よりある僕が、
と言ってあげることは、ある意味僕の「役目」でもあります。
頑張る多くの人を応援してあげること。
それが僕の「これからやれること」なのかもしれませんね。
以前の自分よりも優しくなったことが相まって笑、僕は人を褒めることが好きになりました。
適当に褒めるのではなくて、心から思ったことを伝えること。
その時熱くなってしまうのは、相手が嬉しくて輝いているからなのかもしれません。
人が自信を持って前を向いている時は、こちらも元気がもらえるのです。
おわりに
些細なことでも、僕は「褒めた時の反応」が嬉しいということに気づきました。
単なる「優しさ」を超えたような、相手のことを認めてあげる懐(ふところ)の深さが身についてきました。
もっと多くの人に高い自己肯定感を持ってもらえるよう、今日も僕は英語を教えていきます。
それではまた!
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