その人の故郷に行くことは最高の幸せ【世界で友人と再会する旅】

人間関係

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

旅を始めて一番最初のホステルでやらかしたことは、カメラ(Dji)のスタンドをホステルに忘れてきたことでした笑。

なんとか記憶を頼りにしつつ、動画を見あさっていますと、「しっかりと」机の上に置いてきていました。

大したものではないけど…そういやオランダ人の友人がまだホステルにいたな?

とインスタ経由で話をしていますと、

韓国からオランダに持っておいておくよ!

と、快く引き受けてくれました。

そして先日、ようやく彼と再会することになり、約4ヶ月ぶりにスタンドを回収することとなりました。

今日は「故郷を訪問すること」について書いていきます。

その人が住んでいる土地に出向くことだ。それだけで相手は喜んでくれる。

故郷を訪れること

僕が日本にいた時も、「人に会いに行くこと」を大切にしていました。

僕自身が「フッ軽」ですので、

みんなが動けないなら俺がいく

という信条を貫いていました。

その時にも喜ばれたものですが、今回の旅で「世界規模」となりますと、本当にみなさん喜んでくれます。

故郷ではなくても、他国で駐在員として働いている後輩や、何年もその土地に住んでいる後輩にも会いに行きました。

それ以外にも数えきれないほど多くの人と出会い、そのたびに、

わざわざよく来てくれたね!

と温かく迎え入れてもらいました。(さすが日本人!)

今回はオランダ人の彼との約束でしたが、彼がオランダのどこに住んでいるのかさっぱりわかりません笑。

聞いてみますと、

フローニンゲンという田舎だよ!

と言われましたので、「どこだどこだ?」と探してみればアムステルダムから2時間半

Oh my gosh…

と言いつつも、彼との約束を守るため、前日にホステルにチェックインしていよいよ「今夜会おう」ということに。

彼は僕の旅の一番最初の友人であり、多くの思い出を共有した人物でした。

まさか彼と、彼の故郷で会うなんて…

熱い抱擁をしていたら自然と涙が…

彼自身も、

信じられない。僕が生まれ育った街で、君とまたこうして話してるんだから!

と驚いていました。

それだけ「人の故郷を訪れること」とは特別な感情を与えるようです。

国内で日本人の故郷を訪れることもまた特別感がありましたが、まさか世界でそんなことができるとは思ってもいませんでした。

おかげで最高の時間を過ごすことができましたね。

その人の故郷に行ってみることだ。それほど相手を喜ばせることはないからだ。

なぜ嬉しいのか?

実はそこには、あまり深い理由はないと思っています。

単純に、自分が生まれ育ってきた故郷には、誰もが愛着があるというものです。

僕も神奈川県の川崎や横浜に遠方から人が来たのであれば、もうそれはそれは「おもてなし」をすることでしょう。

僕の生まれ育ったこの土地に、君がいるということが信じられない!

となるでしょうからね笑。(全く同じ)

「未来で」新しく出会った人たちが自分の土地に来るのですから、それほど嬉しいことはありません。

いろんな思い出がよみがえる場所ですしね。

オランダ人の彼も、まさか「アジアの人間(ゴリラ)」が自分の故郷まで来てくれるとは思ってもいなかったことでしょう。

自分の「ホーム」に来てくれること。

それだけで嬉しいことが、自分の経験を通してもわかりますね。

だからこそ僕は、

再会するなら彼の国で

と思っていました。

さらに言えば「友人の街」に行くことが、何より大切なのだとわかりました。

彼らの幼少期の思い出を、一緒に体験することができるからです。

へー!ここで君が生まれ育ったのか…

と僕が街を歩いて見て回ったことを言いますと、彼もとても嬉しそうでした。

  1. 友人が長い時間を過ごしてきた街を見て
  2. その友人と一緒に同じ時間を過ごしてみること

僕は日本にいた時も、この「流れ」に感動を覚えたものでした。

行っている本人(僕)からすれば、街並みの全てが新鮮であり、

こんな街なのか〜

としか思いませんが笑。

しかし逆の立場に立てば、嬉しさが込み上げてくる意味もわかります。

だから僕は、

  • 日本でも
  • 世界でも

その人の生まれ故郷に、わざわざ行くのだと思います。

そこに大きな意味はなくても、友人が自分の故郷に来てくれれば、誰もが驚き嬉しくなるはずです。

今回も、妥協せずにアムステルダムやロッテルダムなどの都心部で会わなくてよかったなと思っています。(悪く言うつもりはありません)

わざわざ「彼の」故郷に行ったこと。

この事実が、何より彼にとって嬉しかったことでしょうし、僕自身もそれによってその街を愛することができたのでした。

誰だって、自分が生まれ育ち長く過ごした土地に来てもらうことは嬉しいことだ。だからこそ僕は、あえてその土地を訪問するのだ。

人に会いに行こう

ただし、「故郷まで行くこと」が取り決めとしてあるわけではありませんから、別にどこかで待ち合わせして会うこともいいことです。

故郷まで行けない時は、そのような形をとっても構いませんし、大切なのはそんな取り決めではありませんからね。

自分自身の体を持っていく」ということが、何よりも大切なことなのです。

できなければまた何か形を変えればいいだけです。

でもこのような気持ちになれたのは、

  1. 僕が今まで受け取ってきたことを理解したこと
  2. 去年、それらを返そうと思って必死になったこと

が影響していると思っています。

僕自身が体を持っていかなければならないのだ

と、僕は思っているのです。

「自分ができることなんて、いかに限られているか」

を悟ったのが、ここ数年。

それならもう、

自分のバイタリティを活かして、ガンガン会いにいくしかない!

そう思ったのです笑。

僕の「行けたら行く」は、「必ず行く」だそうでして笑。

せいじは本当に来るからなぁ笑

と、冗談半分で言われることもあります。

受け入れる側としても「その道中の大変さ」がわかるからこそ、おもてなしをしてくれるのです。

誤解のないようにはっきりと伝えておきますが、僕はもてなされたくて人に会いに行っているわけではありません。(みなさんならわかりますよね?)

仮にそうだとしたら、そんなの大変すぎます笑。

大切なのは、「来てくれることの嬉しさ」を知っておくことです。

僕らが実家に帰った時に、

よう帰ってきたね!

と、両親やおじいちゃんおばあちゃんが嬉しくなることと一緒なのです。

ところで僕の旅は、

  • 平々凡々で
  • なんの変哲もない

単調なものだと感じています。

それでも、僕自身が多くの人と出会い、多くのことを感じていれば、僕はそれでいい。

彼と再会した時、本当に涙が出そうになりました。

それは僕がソウルで見た、他の旅行者がホステル前で熱く抱擁していた光景と、なんら変わりのないものでした。

僕もあんな旅人になれるかな…

そう思っていた初日。

まさか自分もそうなることができるなんて。

  • 旅の最中でも
  • そうでなくても

人に会いに行きましょう。

そこには必ず愛や感動が待っているのですから。

人に会いに行く形はなんでもいい。僕は人に会いに行くことができるのだから、そうしただけだ。でもそれはとても大切なことなのだと、気づくこともできた。

おわりに

オランダでの再会。

これは間違いなく、この旅でのハイライトとなりました。

他にも「また会おう」と言って会おうとした人はいたのですが、今のところうまく予定が合わなくて、すれ違ったことが何回かありました。

とはいえ、今回を始めとして人との出会いをたくさん作ることができて、僕は本当に嬉しくて仕方がありません。

あとはもっと、その人たちの使っている「言語」を学ぶことですね。

より彼らと深く交わることができるよう、これからも学び続けていこうと思っています。

それではまた!

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