こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki)
サウナーとして少しずつサウナを開拓していた僕でしたが、いよいよ同僚たちにその「良さ」を広めるまでに至っています笑。
そこで以前記事にした「セルフロウリュ」ができる施設を楽しんでもらいたいと思い、鎌倉にあるZEN VAGUEに再び予約を取って行くこととなりました。
店員さんにも覚えていてもらったので(2週間前に来たばかりでしたからね笑)、スムーズに動線を確認しながら楽しむことができました。
今日は、僕が「初心者サウナーたちにGIVEしたこと」で幸せになったことをお伝えします。
初心者に最高に楽しんでもらうために
サウナを勧めるのであれば、そもそも自分がその道(サ道)に詳しくなければならず、多くの施設や経験を積んでおかなければなりません。
まだまだ未開拓のサウナはあり、自分の力量を考えても、
「果たして本当に初心者に楽しんでもらえるのだろうか?」
という不安がありました。
そこで、2週間前に気の置けないサウナー仲間(サフレ)である先輩たちと、下見をしたというわけですね。
- サ室の温度は?
- 水シャワーは?
- この時期の気温や天気は?
- 外気浴は?
- 更衣室は?
- サービスは?
- 近くのご飯屋さんは?
と事前にチェックしておいたおかげでだいぶ余裕ができ、むしろ待っている間の1週間は楽しみで仕方がありませんでした。
それでもやはり「最高に楽しんでもらいたい…」という思いがあふれ出てきます。
そこで「サウナハット」を買って行くことにしました。サウナ内の熱から頭を守るためにかぶるものですね。
これで準備は「ととのった」わけです。
自分にできることはわずかなことでしたが、
- サウナの良さや入り方を伝え
- 施設を予約し
- 事前に下見を決行しておき
- プレゼントを準備し
- 楽しんでもらう
という、1年前では到底考えられない用意周到さを持ち合わせることができていました笑。
なんという成長。
しかし、しっかりと準備をしておいたおかげで、最高に幸せな時間を楽しむことができました。
実際にサ活は楽しめたのか?
さて、朝イチから長谷駅に集合した僕たちは、僕が覚えていた道筋をそのままなぞりつつ、無事に施設に到着しました。
「事前に水着を着ておくと、すぐに始められますよ」
とお伝えしておいたことが奏功し、みんなで9時ぴったりにはサ室に入ることができました。
「みなさん、サウナハットは持ってきましたか?」と聞きますと、初心者であるみなさんは、もちろんそんなものは持ち合わせていません。
そこで僕のほうからサウナハットをプレゼントすることができました。
楽しみにしていた分、渡すことができて「最高に幸せ」でした。
1セット目はサ室は温まらないとわかっていましたので、軽くウォーミングアップ程度に。ほとんど汗の出ない人もいました。
- 「セルフロウリュ」
- 「アウフグース」
この2つはそれぞれ、
- 自分でサウナストーンにアロマ水をかけ、
- その後、その熱気をタオル等で循環させる
ものです。
みなさんは「やり方」がよくわからなかったため、僕のほうで説明しつつ、最初は僕が中心になって扇いでいました。
しかし2セット目からはみなさんも楽しんで真似をしてくださり、みんなで大量に汗をかきながら、気持ちのいい外気に吹かれて「ととのう」ことができました。
前回の時間管理が効いたこともあり、余裕を持って退室することができました。
すると同僚の2人が、何やらプラスチックカップに氷を入れている…
「はて?なんだろう?」
と思いましたが、すぐに「オロポ」(オロナミンC+ポカリスウェット)を作っているのだなと気づきました。
初心者なりに、事前にサウナについて調べてきてくださったのです。
みんなが楽しもうという意気込みを持っていたことがわかりました。
僕だけでなく、それぞれがこの日を楽しみにしていたことがわかり、とても嬉しくなったのでした。
「GIVE」とはお金を使うだけではない
僕はGIVE&TAKEという書籍を読んでからというもの、誰かに贈り物をすることが楽しくて仕方なくなっていました。
しかし今回同僚たちと行って思ったことは、
「GIVEとは何も、お金をかけるだけで成立するものではない」
ということでした。
だから「もうプレゼントはしない」という意味ではありません笑。
サウナハットをGIVEしたことは、僕が心から「この時間を楽しんでほしい」という想いが先行していたのでした。
つまり「想いが先にあって、それからGIVEがついてくる」という感覚を理解したということです。
- この人に何かしてあげたい。
- 楽しんでもらいたい。
- 幸せになってもらいたい。
- 悩みを解決してあげたい。
まずは「相手を想うこと」が常にスタート地点となり、そこから「あぁしよう」「こうしてみよう」という「GIVE」に形が変わるのです。
その形が、プレゼントであったりサプライズであったりするのだと思います。
だから形にこだわるよりも、まず想いにこだわることを大切にしていこうと思いましたし、今までのGIVEも適当なものではなく、しっかりと「想い」があったのだと再認識することができました。
その後、
- ともにサ飯(サウナ後のご飯)を食べた時間も
- ジェラートを食べた時間も
- 一緒にコーヒーを飲んで歩いた時間も
もちろん僕が全部お金を出したわけではないのに、とても幸せな時間となったのでした。
「楽しんでもらいたい」という、僕の思いをスタート地点にしただけだったのですが、
- 一緒になってアウフグースを楽しんでくれたり
- オロポを準備してくれたり
- 一緒にご飯を食べて笑いあったり
と、結局GIVEする気マンマンだった僕のほうも幸せになってしまうという、面白い結果となったのでした。
僕自身が発信したことは、めぐりめぐって僕に幸せとなって返ってくる。
「情けは人のためならず」
想いを発信していくことは、結局自分のためになるのだと、改めてわかった1日となりました。
「楽しませること」=「楽しむこと」
僕はその昔、絵に描いたような「陰キャ」でしたし、人との関わりよりも自分のことを大切にする人間でした。
大学時代に出会った英語の研修やダンスが僕の人生を変え、そしてまたお金の勉強を始めて触れた書籍や動画、あるいは友人や偉人との出会いによってさらに人生が好転していきました。
そこで気づいたことは、自分が「エンターテイメントを仕掛けること」を好んでいる人間だということでした。
仕事の端々にもその気質は出ていますし、このブログもその内の1つなのだと思います笑。
それはひとえに、僕自身が楽しい場を求めているからでした。
「場」さえあれば、僕の周りの優秀な人やスキルのある人が、思う存分その力を発揮してくれます。
今回のサ活のように、
- 「人を楽しませたい」
- 「自分もその場を共有したい」
という気持ちから行動に移したところ、
- 面倒なことを僕のほうで処理しておいたが、
- 実際に行ってみたら、
- 結局はみんなが楽しんでおり、
- 僕を幸せにしてくれた。
という結果となりました。
それなら「行動力の化身」である僕が、どんどんその「場」を提供していけばいいだけです。
なんというシンプリシティ。
「人を楽しませよう」「人に楽しんでもらいたい」という思いは、決して手間や面倒という陳腐な言葉にとどまらないのです。
自分が楽しむために、人に楽しんでもらう。
この考えは、今後の僕の人生に大きな意味を持つと思っています。
おわりに
「人のために何かを準備する、セッティングする」ということは、僕にとっては面倒なことだと感じており、ずっと避けていたことでした。
しかし世界に「楽しい場所」や「素晴らしいサービス」があるのは、それを仕掛けた人たちがいるからに他なりません。
僕も経済的に余裕があるわけではないため、「サイドFIRE」を目指して教員を続けていましたが、一度しかない人生を考えてみて「それなら楽しいほうがいいに決まっている」という結論を出しました笑。
楽しそうなところ、面白そうなところに人は寄ってくる。
これはとても大切なマインドだと思っています。
今はまだ教員ですが、その間にもこうして様々な発信と経験を積んでいき、小さくても大きくても「楽しい場」を提供できるような人間になりたいですね。
その日が来るまで頑張っていきますので、みなさんもともに人生を楽しんでいきましょう。
それではまた!
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