こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
西日本の旅を続けている僕は、先日、今まで見たかった景色の1つである「しまなみ街道」に行って来ました。
ずっと会いたかった人に会いに広島へ。
しまなみ海道をドライブし今治へ。最高の一日✨幸せな時間が流れました😊
最後はナイトドライブでカラオケをしてそれぞれ帰路に。
ホントありがとう🥲忘れられない思い出になりました🙌 pic.twitter.com/R7Z2M0b6jv— せいじ@ストイック (@seiz_suzuki) April 17, 2023
広島県尾道駅から友人の運転でドライブをし、様々な島を回りました。
僕が「綺麗な景色を見たい」と思い始めたのは、2022年に日本各地を回った時でした。
日本の各地を回ったことで、その美しさを体感したいと思い、
と思ったわけですね。
今日は「知らない景色を見に行くこと」について書いていきます。
知らない景色があること
僕は神奈川県生まれ神奈川県育ちです。
海に面している県ですから、海や港に対する羨望(せんぼう)の気持ちはありません。
ただ、川崎という都会に近い場所で育ったために、少年時代は大自然を味わったことがほとんどありませんでした。
いえ、実際は親に連れて行ってもらったこともありましたし、大学時・大学院時代にも友人といろんな場所に訪れたこともありました。
それでも、こうして社会人になっても大自然を見にいきたいと思うのは、
「見たことのない景色」
が、数え切れないほど各地にあるからでした。
一度きりの短い人生の中で、世界中の全ての景色を見ることは不可能でしょう。
それでも、
と興味が尽きないのは、「人間の本能」です。
人によって捉え方はそれぞれでしょうが、大都会の東京や大阪なども「美しい」と思う人がいます。
僕もニューヨークやパリ、ロンドンなどの大都会に行けば、
と圧倒されることは間違いないでしょう笑。
つまり、「大自然」や「美しい景色」を見に行きたいというよりは、
- 自分の知らない景色
- 見たことのない景色
を見に行きたいのだと思います。
「知らなかったことを知ること」は、何にも代え難い経験になるからです。
そうやって自分の知らなかったことを知るようになることで、本能的な欲を満たしていくこと。
これは僕だけでなく、みなさんにも備わっている「欲」だと思っています。
世界は知らないことばかりですし、またどんどんと「知らないこと」が増えていきます。
人間の「知りたい」という欲は、尽きることがないのですね。
自分の感じたことを伝えることの意味
僕は日本各地を一人で旅した時でさえ、
- 生徒に
- 友人に
- 家族に
その行き方から始まって感動を覚えたことまで、嬉々として話しました。
と思い、昔の旅人を思い浮かべてみました。
- 旅に出て帰ってきた人が、様々なエピソードを村の子どもたちに伝える
- 子どもたちは目を輝かせて、また次の時代に旅人となって冒険に出る
なるほど。
僕は、
と思っていましたが、実はそうでもなかったようです。
自分の経験を伝えることで、自分の周りの人に感動を味わって欲しかったのだと思います。
こうして僕がブログで発信しているのは、「誰かの何かの役に立つ」ことが基本軸に据えられています。
- 出会った人々
- 旅に必要なもの
- 辺境の地への行き方
- 現地までの所要時間
など、細かいことからざっくりとした雰囲気まで、もし「10」を伝えれば、その中にある全く思いもよらなかった「1」が伝わる可能性もあります。
冒険者たちのエピソードを聞いて子どもたちがワクワクしたように、僕自身もいろんな人から話を聞いたことで、単純に「いろんなところに行ってみたい」という気持ちだけでなく、
- 感動してみたい
- 人と会ってみたい
- 何かを経験したい
という様々な欲があふれ出てきました。
それだけ、僕はいろんな人の経験談を聞いて影響を受けたということなのです。
少しずつ興味が湧いてきて、しまいには抑えられなくなってしまうのです笑。
特に僕は「先生」をしていたこともあってか、生徒たちにワクワクして欲しくて、自分の旅について話していました。
僕がワクワクしたように、自分の「ワクワク」は人に伝わります。
そうした「連鎖反応」を見ることが、僕は好きなのかもしれません。
自分の発信によって、誰かが喜んでくれること。
こうした他者意識が根底にあると、より「発信したい」と思うようになるのですね。
知ることの安心感とは…
「自分の知らなかったこと」を知るようになりますと、まずとても安心しますよね。
「知らないことが恐怖に繋がる」のとは逆に、知っていれば、
と、すぐに対応できるからです。
この「知らない」をなくしていくことが、「ワクワク感の増進」だけでなく「恐怖感の減少」も促すのだと思います。
でも僕が旅をしてきて思ったことは、そうした恐怖感の減少よりも「経験を共有をしたい」という欲のほうが大きかった覚えがあります。
知らなかったことを知ることができたおかげで、
と感じたのです。
逆で考えてみますと、
と僕が友人から言われたところで、30年以上住んでいる僕には敵(かな)いません笑。
ただ、
- 来てくれたこと
- 知ってくれたこと
- ローカルな名前も共有できること
などをあげれば、その友人は十分「話ができる部類」に入りますよね。
つまり僕は、
「知らなかった景色や土地を知ること」
で、少しでもその土地の人と繋がろうと思っていたのです。
そこに「繋がり」が持てることで、恐怖心が緩和されるだけでなく、1つの安心感みたいなものが生まれると感じました。
その欲求が、僕を旅へと駆り立てたのだと思います。
恐怖心をなくしたくて「知らない」を埋めようとしているのではなく、「知りたい」という純粋な気持ちと合わせて、多くの人と繋がりたいという欲求もあること。
そして経験したことを話せば、感動を共有することができる。
その土地のことを知ってもらえるだけでなく、行きたいと思わせたり、誰かの何かのきっかけになったりもする。
こんなにメリットがあるのならば、あとは行動するのみですね。
僕は国内で少しずつ、実現することができました。
今年もまた、世界の様々な場所で様々な出会いがあることを願っています。
おわりに
知らない土地に行く理由。
それは心のどこか奥底に、
- 他者貢献
- 人とのつながり
がありました。
元はと言えば自分の純粋な興味でもありましたが、国内を回るだけでも「それ以上のもの」を手に入れることができました。
0と1では雲泥の差です。
一度でも現地に行くことは、僕にとってマストなのです笑。
そうやってまた、多くの人と繋がっていこうと思っています。
それではまた!
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