こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
入試期間中の採点業務は大変なものですが、その分、同僚の先生たちと話す機会があります。
僕は恵まれていることもあり、同僚に起業やビジネス、教育に熱い先生が何人かいらっしゃいます。
今日は最近話題の「Chat GPT」について語り合いました。
「Chat GPT」とは、僕自身も詳しくはわかっていないのですが笑、
「たいていのことは膨大なデータをもとに答えてくれるAI」
という認識でいいかと思います笑。
もはや「人間のやりたくないこと」はロボットやコンピュータがやってくれる時代となり、その成長率は「指数関数的に」伸びています。
「Google検索」がもはや古い時代となっていく世の中…
僕らも置いていかれないようにしなければなりませんね。
今日は「教育とAIを絡めた話」をしていきたいと思います。
豊かな生活を求めることは当たり前
時代の変化とは目まぐるしいものでして、スマートフォンを持つことが当たり前になる時代が来るなんて、誰が想像していたでしょうか。
「時代の変化」に差し掛かりますと、どうしても「抵抗勢力」が出てきます笑。
これは当然の現象であり、
と必死にしがみついて「離れようとしない人」が一定数いるからです。
さて、そんな中で僕らのやるべきことは何か。
この目まぐるしい時代に生きているのですから、変化に対応できる人になっていかなければなりませんよね。
- 家庭用ゲーム機
- 洗濯機や食洗機
- 新幹線や飛行機
- スマホやパソコン
今は「当たり前」のものでも、当時は「すげぇ!」と思ったものばかりでした。
最初こそ、
と思われるものですが、結局「豊かさにつながるもの」はみんなが使い始めます。
と言い張っていてもその人の自由ですが笑、そんなものすぐに淘汰されてしまいます。
車もEVが走っていることが多くなってきましたし、テレビよりもYouTubeを見るほうがためになる時代となりました。
人は「豊かさを求める生き物」ですからね。
いまだに洗濯物を手洗いしている人はいませんし、「なんとしてもガラケーを使ってやる!」と思っている人もいません。
「Chat GPT」を使って英作文や論文を書くことは徐々に浸透し始めてきており、「それを使うな」というほうがよっぽどナンセンスです笑。
「それありき」で、これからの生活をどうしていきたいのか。
それこそが、僕らの立ち向かっていくべき命題なのです。
教育はエンタメ
同僚の先生が、彼の好きな言葉を教えてくれました。
教育は、エンタメだ。
これは落合陽一さんの言葉から引用したものです。
僕ら英語教師なんて特に、すぐにAIに取って代わられる存在です笑。
- 英作文は僕らよりも上手く
- カジュアルからフォーマルまで提案し
- いくつもの案を出すことができる
正確性も高く、僕らがGoogle検索をしたり辞書を使ったりしている、そんな手間を省いてくれるのです。
では僕ら教師に求められるものは何か。
それが「エンタメ力」なのです。
まずはそう思ってもらえなければなりません。
「知識の獲得」をしようと思えば、とりあえずAIに聞いておけばいい。
文法でわからないことがあったら聞けばいいですし、細かいことまで詰めればきちんと答えてくれます。
そういう時代に反逆するメリットはあるか。
答えは「特になし」です。
どんなに頑張っても、辞書やGoogle検索が出てきてしまったように、人間では敵わないほどの膨大なデータが、ネット上にはいくらでも溢れているからです。
僕らが必要とされているのは、単なる「知識の伝達」だけではないということ。
そう思わせて、「ライブにきてもらうこと」が大切なのです。
だから「エンタメ」が必要なのですね。
「教育」の中にある「抽象的な需要」とは、実は「予備校のような授業」だけではありません。
もっとフワッとしている、単に「この人といたい」という欲求。
この欲求を掻き立てなければならないのです。
みなさんがYouTubeを延々と見ることができるのは、配信者があの手この手を尽くして(努力して)、
- ためになる学び
- 面白いコンテンツ
を発信しているからです。
教育者もまた、「配信者側の目線」で生徒に授業提供をしていかなければ、不要な存在となってしまうのです。
先生に限ったことではありませんが、AIの進出で変わらなければいけない人たちはある程度います。
それを否定的に捉えるのか、その波に乗って上手く利用していくのか。
できれば僕は、後者でありたいと思っています。
人についてもらうようにする:自己ブランディング
僕が以前、鹿児島に行った時に、アドバイスを受けたことがあります。
また、僕のブログを長く読んでくれる友人からも、
どちらにも共通しているのは、
「僕という人間をいかに知ってもらうかが大事」
だということです。
先ほどの「エンタメ」にも共通していますが、
そう思わせる要素をもつべきだということです。
僕は「自分の好きなこと」を続けてきた人間ですが、一方で「それらを教えること」も大好きです。
「本当にいいもの」については、熱を込めて営業することができます笑。
僕が「人を引き寄せる法則」として大切にしていることは、
- ポジティブ
- なんか楽しい
- 教え方が丁寧
- いろんな経験がある
などでしょうか。
僕自身はまだまだ経験が浅いと感じていますが、一緒にいる時間だけでも、
と思って、人と会っています。
つまり「エンタメを提供すること」は、僕が好きなことなのです。
それを提供していくことで、自分自身をブランディング化していくこと。
毎週行なっている文法の授業では、いろんな方々に「自分の授業」を提供する機会をいただきました。
それによって、
「『僕』という人間を知ってもらう方法」
を見つけることができたのです。
これからの時代、僕らがやるべきことは個人をいかに浮き彫りにして、他との差別化を図るかだと思っています。
一般的なことやありきたりの回答はAIに任せ、個人の経験談や解決方法は人から教わる。
僕が友人や同僚と話をした時は、
という予想になりました。
もう時代のうねりを止めることはできません。
AIに任せるべきところは任せ、人間にしかできないことは人間が行なっていくこと。
その「希少性」を、自分でコツコツと積み上げて作っていくこと。
これが僕らの課題ですね。
自分の得意を活かして誰かのために生きようとすれば、そこにニーズが生まれます。
自分なりの魅力を伝えることを惜しまずに、それぞれの道を歩んでいきましょう。
おわりに
時代の流れを切ろうとしたり、反対方向に進もうとしたりしたところで、結局は淘汰されてしまうものです。
それなら、豊かになっていく生活の中で、
と考えていくことのほうがより建設的です。
人間が感じてしまう、
- 大変なこと
- 面倒臭いこと
- やりたくないこと
は、パソコンやロボットがやってくれる時代です。
そこに恐怖を感じることも悪いことではないですが、一方で共存していこうとする姿勢も必要です。
- 僕らには何ができるのか。
- 僕らには何が残されているのか。
考えて生きていきましょうね。
それではまた!
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