30代男が朝の通勤ラッシュの印象を語ってみた【歩き方でわかること】

幸せ

こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki

毎朝電車で通勤していますと、駅で様々なタイプの人が「急いで歩いている」のをよく目にします。

特に乗り換える人の多い駅は時間がタイトだからなのか、ものすごいダッシュで階段を駆け下りてくる人がいて、ぶつかりそうになるレベルです笑。

学生時代は僕も歩くのがとても速く、急いで通学していたものですから、同じように人にぶつかりそうになったことが多くありました。

しかし「スローな時間」を手にいれた男は、朝にはだいぶ余裕が持てるようになり、急いでダッシュすることは少なくなりました。

みんな歩幅やペースは違うものです。

今日はそれぞれの「歩き方」について、書いていきます。

それぞれの歩き方に注目してみよう

街を歩いているだけでも、人によって歩くスピードや歩く姿勢とは違うものです。

僕も一人旅をしている時は、そのタイトなスケジュールに従って動いているため笑、だいぶせかせかと歩いてしまうことがあります。

ただ、毎日毎日そのようなスピード感で生きることは、実は少し前からやめるようになりました。

というよりも、

  • 眠い時でも毎朝きちんと決まった時間に起き
  • きちんと朝ごはんを食べ、
  • ゆっくりと身支度をすること。

この流れを作ることによって、自然と朝に余裕を持たせることができるようになりました。

すると、

  1. 乗り換えるべき駅でもゆったりと歩けますし、
  2. 職場にも歩いてゆっくりと出勤すること

ができます。

僕には、このような「スピードの変化」「余裕の変化」が表れ始めたのでした。

そもそも人それぞれの歩くスピードは違いますし、それを否定するつもりはありません。

ではなぜ「歩くスピード」や「歩く姿勢」に着目したのかと言いますと、歩き方でその人のある程度のパーソナリティがわかるからです。

  • 急いでせかせかと歩いている。
  • ゆったりと歩いている。
  • 不安そうに歩いている。
  • うなだれながら歩いている。
  • シャキッとして歩いている。
  • 自身に満ち溢れている。
  • 偉そうで威張っている。

もちろん、どんな歩き方でも結構ですし、正直歩き方なんてなんでもいいでしょう。

数個あげただけでも、これだけの歩き方がありますからね。

ただ僕は、他人の歩き方やその時の姿勢、あるいは目線などをよく観察するようになりました。

それは、自分の歩き方にも疑問を持ち始めたからでもありました。

  • 「自分はどんなスピードで歩いているのだろうか?」
  • 「何を考えながら街や駅を歩いているのだろうか?」
  • 「どれだけ周りを見ながら歩くことができているだろうか?」

と、「歩くこと」について様々な思いをめぐらせたのです。

すると、

「歩いている人たちは、一体どのような人たちなのだろうか?」

と、その人たちの「中身」についても考えるようになりました。

これがとても面白くて、特に「朝の通勤ラッシュ時」は人の本性がでることもあり笑、どんな顔をして歩いて(走って)いるのかを見ています。

それが改めて、「自分の歩き方」を見つめ直すきっかけとなったのでした。

街や駅でみかける人たちの歩き方を見てみよう。特に朝の通勤時の歩き方から、見えてくるものは多い。

朝の通勤ラッシュの様子=以前の自分

めまぐるしく進んでいく現代では、朝の通勤ラッシュ時はたいへん忙しく、

「ラグビーでも始まったのか?!」

といわんばかりの猛スピードで、タックルを決めてくる人たちがいます。

駅にもよるとは思いますが、不幸にも僕の利用する駅でのみなさんの「ダッシュ」は異常でして、ぶつかったらタダでは済まないレベルです笑。

一方で「朝の余裕」を獲得した僕は、ゆったり&まったりと駅で乗り換えをしています。

だからなのか、どうしても彼らに対して「思うこと」が出てきてしまいました。

そんなに急ぐのならば、もっと朝早くに出ればいいじゃないか

と。

至極当然のことですし、いちいちツッコむ必要もないのですが、いつもそう感じていたのでした。

「人の歩き方はそれぞれ」のはずなのですけれどね。

しかしやはり、その人たちの歩き方(もはや走り方)を見た時、何か余裕のないような、そんな「生き方」を想像してしまったのです。

その光景が思い出させたのは、またしても以前の僕の生き方でした。

  1. 朝は7時半(ギリギリ)に起き、
  2. 10分足らずで身支度し、
  3. ダッシュで駅に向かい、
  4. 息をあげながら電車に乗る。

「今僕が見ている光景は、まさに以前の僕そのものじゃないか…」

「朝を制するものは、1日を制す」という格言がありますが、そんな格言には耳も傾けず、当時はギリギリの時間でやりくりしていました。

その時はもちろん、

  • 寝不足であり、
  • イライラしており、
  • 余裕がなく、
  • 人にぶつかりそうになり、
  • 危なっかしく走って、
  • 周りには気を配れていなかった

のでした。

「以前の自分のような人たち」がそのまま、現在乗り換えをしている駅で走り回っていたのです。それも毎朝。

これは自分に対する教訓だと思いました。

駅中で見る人たちは、過去の自分が投影されたものだと思ったのです。

それは、現在余裕を持って朝を迎えることができているからこそ、気づけたことでもありました。

「僕はこんな風に、余裕もなくてイライラしているように、周りから見えていたのだろうか…」

そう思うと、恥ずかしくなりました。

でも今は、もうそんな自分ではありません。

  • 余裕を持ち、
  • しっかりと周りを見ながら、
  • ゆったり、堂々と

通勤することができています。

みなさんは、この「歩き方」についての考察を、取るに足らない小さなことだと思いますか。

僕は「人の歩き方=その人の生き方」だと思うように、とても大切なことだと思っています。

以前の自分は、朝は遅く、ダッシュして通勤していた。一体そんな自分はどのように見えていたのだろうか。今一度、朝に余裕があるのか確認してみよう。

「歩き方」は「生き方」に近い

  • 急いでダッシュし、
  • イライラし、
  • 人にぶつかり、
  • 謝りもしない。

そんな「余裕のない朝」は、実はその人の生き方そのものを投影しているのではないかと思っています。

僕が以前の生活習慣から脱却してわかったように、実はそこには「深い繋がり」があります。

なぜなら、

「朝の過ごし方(生活習慣)の改善=生き方の改善

を意味するからです。(どちらが先ということはありません)

確かに人それぞれ、生きるペースは違いますから、「生き急ぐこと」も別に悪いことではありません。

一方そこに、「大きな弊害」があることを忘れてもいけません。

  • 朝に急いで歩き、
  • 横柄な態度で通勤してしまうこと

は、その人の人生に余裕がなく朝にシワが寄っていることを表しているからです。

その場合は、朝の習慣から改善してもいいですし、普段の生活習慣から見直しても構いません。

そうすれば、

  • 朝に余裕を持つようになり、
  • ゆったりと準備に取り掛かることができ、
  • 脳がしっかりと起きて勉強することができ、
  • あるいは運動することができたりもする。
  • 気持ちのいい朝に感謝しながら、
  • ゆっくり堂々と歩き、
  • 周りを見ながら通勤できる

ようになります。

少なくとも僕はそうなりました笑。

それは「朝早く起きよう」「余裕をもちたいな」という単純なマインドをもつことよりも、

  1. 朝早くに起きる意味
  2. 朝早く起きてやりたいこと
  3. 朝早く起きるメリット

などを考えた上で、行動に移すべきことだと思っています。

もともと「0」でしかなかった朝の時間でしたが笑、それが30〜40分も増えたことで、有意義な時間となり、結果的に余裕が持てるようになりました。

すると、歩き方や態度にもその効果が出始めてきました。

自分の経験から、朝すれ違う人たちそれぞれの「歩き方」こそが、その人たちの「生き方そのもの」なのだと思ったのですね。

僕にとって、ここまで朝に余裕がある期間が長く続いたのは、人生で初めてでした。

  • ゆったりと、
  • 胸を張って、
  • 人に優しく笑、
  • 周りを見て、
  • 歩くこと

ができています。

ダッシュしている人たちは、今一度自分の生き方を見つめ直してもいいのかもしれません。

朝の通勤を考え直すことで、「生き方そのもの」を変えるきっかけになるはずですから。

通勤時に、急いでしまうこともわかる。ここで一度、自分の朝の歩き方や姿勢を見直してみよう。どこかからの「シワ寄せ」がきているかもしれない。

おわりに

「歩き方」は、その人が「いかに余裕のある人間であるか」を表していると思っています。

もちろん「朝」に限らず、

  • 普段の職場
  • 街中
  • 駅中
  • 友人たちとの歩き方

ひとつとってみても、その人の「内面」が表れます。

それぞれのペースで歩いて構わないですし、「違うからこそイイ」という面も確かにあります。

しかしその細かな一挙手一投足に、その人の性格が表れるとも思っています。

朝の通勤ラッシュでは、そんな余裕のない猛ダッシュに、「もうやめてくれよ…」と思ったからでしょう。ぶつかったら危ないですし。

今の自分には「十分な余裕」があり、それは自分が大きく成長した証拠でもあります。

朝・昼・晩を問わず、歩くときはゆっくりかつ堂々と

  • 威張らず、
  • 高圧的にならずに、
  • 余裕を持って。

そう思うと、僕もまだまだ修行が足りないものです。精進していきましょう。

それではまた!

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