こんにちは。
先日買ってみたオートミールは腹に合わず「これはこのままフェイドアウトかな…」と思いかけていた矢先に、後輩であるオートミールマスター通称OMMからインスタ経由で連絡をもらいました。
「オートミールって水でも牛乳でもいいので入れてとりあえずレンチンしてください。そしたらきっと普通に食べられると思います」
全く何を言うんだか。OMMが聞いてあきれますわ!
牛乳かけたべちょべちょのオートミールすら吐きそうになっていたのに、レンチンしたくらいで食べやすくなるんだったら世の中みんなやってますわ。
ものは試しだと思って20gくらいのオートミールと水を1:0.8くらいでレンチンしたらですね…
めちゃめちゃもちもちしてて、甘みはないけれどご飯のようでした。最高!
前言撤回。ありがとうマスター。君は救世主メシアです。これからもオートミールとともにあらんことを。
茶番はさておいて。
以前、箱根のポーラ美術館や東京都現代美術館に行ったときに美術館でランチを食べました。
どちらも2,000円〜3,000円したのですが、全くもって後悔はありませんでした。むしろ使ってやったぞっていうくらいせいせいしました。
以前から浪費や散財、投資などお金の使い方がうまくなってきた経緯を記事で書きましたが、また改めてカフェ巡りがトレンド入りしてきましたので、最近また変化してきたすずきの「散財マインド」をお伝えしていこうと思います。
夏休みにお金を使おう
すずきはこう見えても教員でして。
立場を生かそうと思い、お盆を含め部活のない平日でも無理やり休みをとりまくりました。
そうです。もう年末まできっと休みなんてとれないと経験上わかっているからです。
早速近場の公園や庭園、美術館など、制約のある中ではありましたがお金を使うよう心がけました。
今後休みがとれないということは「お金を使うタイミングがない」に等しいことを意味するからです。
「ん?だったら今しか使える時間もお金もないんだから『今』使っておかなければもう使うタイミングないぞ?」と思ったわけですね。
ゆえに「1日中やることが何もない日」があれば朝は6時半〜7時に起きて出かけております。
以前のすずきであれば、こんなにしっかりと休みが取れていようものであれば旅行や外食など極力控えて年がら年中節約に徹していたものでした。
しかし「お金は使わないと増えることはない」とここ1年で勉強した結果、自分の幸せにつながるものや経験としてやってみたいことにはできる限りお金を使うようになりました。時間も有限ですしね。
またとても小さな考え方でありますが、応援したいものにもお金を投じるようになりました。微々たる応援でしかないかもしれませんけれどサウナ、美術館、カフェなどです。
去年末から今年の年始にかけていろんなところに行き始めたのがきっかけとなり、交通費や施設費、外食費を払うことに抵抗がなくなってきました。
もともと飲み会にバンバン行っていたので、毎度数千円払っていたと考えればだいぶ安く済んでいるとは思いますが。
ま、それほど値段を気にすることもなくなってきたというわけです。
特に最近は散歩がてら近くのカフェでカフェラテや抹茶ラテをテイクアウトすることが必須条件となってきました。
カフェから外食へ
日中に出かけるとなれば、出費は交通費、お昼代、カフェラテ代、その他施設代、たまにジェラートやアイス代です。
朝メシはバナナとオートミールと牛乳、夕飯は最近の納豆キムチ卵ご飯で完結していますので実質、上記のものだけです。
我ながらここにカフェラテ代が食い込んできたことで、散歩するのがより一層楽しくなったことは間違いありません。
普段職場でも毎日ブラックコーヒーを飲んでいますから、休日の朝に自宅で淹れて持って行く手法をとれば安くあがりますが、せっかくの外出だったらたくさんのものを吸収して1日を終えたいと思うようになり、「カフェ検索」の機会が格段に増えました。
これが必要な出費、いわゆる「浪費」にあたるわけですね。
最初に述べた通り、お昼も牛丼とかコンビニで買って食べ歩くなんてことをしてエセ倹約していたのですが、そんなんじゃその街や地域を楽しむことができません。
それがカフェという選択肢によって、大きな革命がもたらされたのです。(おー)
そうなんです。特に僕はグルメではないので「カフェでついでにお昼も取れればとる」というスタンスを見つけてしまったのです。
そうやって得意というか自分にとってハードルの低いものから開拓したおかげつまり「コーヒー好き」を始発にしたおかげで、「じゃあもし良いお店(カフェ)があったら、高くてもいいからお昼はチェーン店以外にしてみよう」という精神というかスピリットというか魂が身についてきたのです。
するとグルメでなくても、外食に1,000円以上払うことに対する躊躇がなくなってきました。
昔の僕が見たら「そ、そんな良い外食ばっかりしてないで、おにぎりとかパンで代替しろよ…」と焦って言うと思うんです。
でも今のすずきにはもうそんな言葉は聞こえません。
「無駄使い」ではないのであれば「必要経費」になるわけです。
おかげさまで少し遠出するときの楽しみが2倍、3倍にもなりました。
お金を使ってみて感じたこと
昔と違って「休みだしいろんなことを経験しよう」というマインドに置き換わったすずきは、ジャンルは同じものかもしれませんが、多くのことにためらいもなくお金を使うようになることができました。
もちろん自分が「本当に価値のあるもの」と思えるものに、です。
夏休みにお金をたくさん使って思ったことは(そんな何十万も使ってはいませんが笑)、とても気持ちがいいし、とても幸せだということでした。
抽象的ですが、なんというか気持ちいいんですよ。
以前だったら「800円と1,000円の料理どっちがいいかな…じゃあ800円のほうで」ってなってたと思うんです。貧乏性というか。
今はそこでしか食べたり飲んだりできないものに「価値がある」と思ってお金を支払うことが多くなりました。
有名な回らないお寿司屋さんに行ってしまうと、スーパーのお寿司が食べられなくなるとよくいわれますが、少しだけそれに近い感覚かもしれません。
最近は暑いので外でジェラート屋さんを見つけた時に、500円とかで平気で払うこともあるくらいです。
夕飯後のアイス断ちを現在も続けているのですが、そこにかけていた毎回の100円のアイスと500円のとても美味しいジェラート屋さんのジェラートだったら、価値があるのはどう考えても後者だなと感じるようになってきたのです。
これはジュースや清涼飲料水も一緒です。
もうだいぶ長いこと買っていませんが、例えば夏の暑い日々に自販機で購入する飲み物120円と旅先でコーヒー屋さんが提供する美味しい500円のカフェラテであれば、それはもう後者のほうが僕にとってお金を払う価値があるよなと思えるようになったのです。
つまり僕は「安い飲み物5つ分でそういったお店の飲み物1杯分だろ?どう考えたって安い飲み物を買った方がいいに決まってるじゃん」という思考だったわけですね。
それがこんなにも変わってしまったものですから、考え方ってとても大事なんですね。
しかしその考え方自体は価値あると思えることにお金を使い続けてみて初めて身についたものでした。
お金持ちの人ほど自身にお金がなかった時から、「自分にとって価値のあると思えるもの」にはなりふり構わずお金を使ってきたそうです。
そうやって「もの」の価値に対する感性を磨いていたのですね。
だからこそ価値のないと思うものには一切お金を出さない。
最近のすずきにとっては、缶ジュースや食後に食べる市販のアイスなどにあたるのでしょうか。すずきもやっと気付き始めたのだなと感じております笑。
だからこれって別に「節約とか倹約」ではない気がしますね。
価値がないと思うから一銭も払わない。
至極当然のように思えますが、僕はどこかで「安いものほどいい」という考え方に縛られていたようです。
おわりに
ちなみにこの「価値に対する考え方」は、高いものでも同じことが言えます。
「高けりゃいい」というわけでもないのです。
それが自分にとって価値のないものであれば一銭も払わない。その考え方を一貫して持っておけば応用できます。
例えば数十万円するブランド物のバッグ。
僕はバッグは今別に要りません。それがたとえセールで10,000円で売られていても絶対に買いません。
今の僕にとって価値がないからです。
しかし例えばバッグがクタクタになってきたときに、肩に負担のかからないリュックに買い替えなきゃとなった場合、機能が豊富で肩への負担を軽減するリュックが10,000円で売っていたとしたら買ってもいいかなと思うでしょう。
値段ではなく価値で判断する。これはここ1年で学んできたことです。
しかしその感覚は実際にお金を投じて経験することによって初めて得られるものだということがわかりました。
「普段アイスやジュースを買わないで浮かせた数百円の代わりに贅沢しよう」という考えから始めるのではなくて「いいもの/良質なもの」を経験して感じた上で「じゃあこちらの価値の低い/低質なものにはお金は使わないでおこう」と考えるのがいいんだなと気づきました。
おかげさまで毎月幸福度が上がっていますし(主観ですが)、心なしか毎月お金も増えている気がします。(実際は投資のおかげ)
無駄なものはカットしていき、価値あるものには機を逃さずどんどん投資する。
「投資を始めたと同時に家計簿管理も始めたしもう身についたかな」と思ってはいたのですが、実際最近お金をたくさん使うことで「あぁ自分はなんだかんだで貧乏性だったんだな」って思い知らされました笑。
また9月になってしまえば平日5日間は特に何千円もお金が使えることはありません。たまに夕飯を贅沢するとかくらいですかね。
そういった意味でも「機」を逃さず、たくさんのことが経験できる夏休みという時間のある今にお金を使っていきたいと思います。
それではまた!
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