こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
先日、トロントでお世話になっているご夫妻と話す機会がありました。
「貧困」についての話題になり、それが日本の、世界の諸悪の根源だという話になりました。
僕自身もそこまで裕福な家庭でなかったため、富裕層を妬(ねた)むようなことは昔からあって、
と思っていたものです。
でも他国に行ってから、「自分もそう見られている」と感じたこともありました。
今日は「貧困」について書いていきます。
貧しいと問題が起きる
海外にきますと、「貧困」のレベルが段違いに跳ね上がります。
日本の「ホームレス」とは訳が違うくらい、麻薬中毒者や「見るからにおかしい人」まで様々います。
中には裕福な生活をしているのに、あえてストリートに飛び出して、
「働かないで金を得る」
という、税金対策までし始めるヤカラもいます笑。
それは例外としまして、やはり「お金がない」というただその一点が、人々を苦しめていることも事実でした。
そんな人たちからすれば、僕ら日本人は「お金持ち」の部類に入ります。
- 毎日ご飯が食べられて
- 温かいお布団があって
- 高い水準の教育を受けられて
僕らが当たり前だと思っていることも、実は彼らからすればレベルの高い富裕層に見えているものです。
そうすると、僕ら以上に「妬み」が出てきますし、
と思う人たちだってたくさん出てきます。
ではないのです。
ラクな方法でお金を得ようと、
- 恥を捨ててでも
- 人道に反してでも
お金を得ようとしてきます。
コロナ禍ではそれらが問題となりました。
僕らもいざ、「今からお金がなくなるよ」となったら、パニック状態になるはずです。
それくらい「貧しくないという状況」は大切なことなのです。
僕らが「人」として生きていくために、ここ資本主義社会ではお金について真剣に考えていかなければなりません。
学び気づき行動する
僕にとって、いや日本人にとって「リスクを取る」という行動は苦手です。
今まで安定していた生活を送っていたのに、
と、慌てふためいてしまいます笑。
僕自身も石橋を叩いて渡るような人間でしたから、
- 投資
- 起業
- 世界旅(笑)
なんて「絶対にしたくないもの」トップ3でした笑。
でも勉強してからは、
という事実に気づきました。
もちろん、変わらずに安定を好む人もいますし、個人の状況によっては安定している方がいい場合もありますので、正解はありません。
ただ「自分が変わりたい」と思っているのであれば、「リスクを取る必要性」が出てきます。
僕は勉強を始める前は、経済的に「普通に豊かな部類」に入っていました。
しかし心は本当に貧しく、それは「お金が減るという事実」からくるものでした。
つまり、精神的には貧困だったのです。
その点に気付けたことは、僕にとってラッキーなことでした。
リスクを取れるようになってから、僕の人生は一変しました。
投資で増えていくお金に驚きますと、なんだか心も豊かになるものです。
今まではケチケチしていたのに、どこかおおらかになっている自分もいました。
つまり経済的に(本当の意味で)豊かであるということは、その人を優しくしてくれます。
すると貧困による略奪もなくなり、世界も豊かになっていきます。
実は日本では僕のようなケースが多く、精神的に貧しい人はたくさんいると感じています。
- 歴史的
- 教育的
に脱却するのが難しい「貯蓄(貧困)マインド」ですが、僕自身は学び始めて気づくことができたため、再現性は高いものだと感じています。
特に「リスクをとる姿勢」は、日本の「貯蓄マインド」がすでに地盤としてあるため、あとは行動でなんとかなるものです。
世界的な貧困はいつまでも難しい話題ですが、日本ならすでに豊かさがありますので、もっとリスクを取っていいと感じました。
そうすれば、もっと人に優しい社会になるのではないかなと思っています。
心が豊かになる
富裕層たちがおおらかに毎日を過ごしているように(勝手なイメージ笑)、お金と精神は強く結びついています。
以前の僕もそうでしたが、とにかくそこを切り離そうとする人が多いものです。
特に日本人は「貯めるマインド」が強いですし、人の成功を妬む人も多いです。
しかしひとたびリスクを取れるようになりますと、そのリターンを感じられるようにもなります。
「少し血を流しながらも、前に進む」
この感覚が持てたことで、僕の精神はとても豊かになったことを覚えています。
すでにお金を貯める術を持っている日本人に取っては、そのお金を多少なりとも使って投資することができます。
それくらい、「日本人は有利な立場にいる」のです。
世界に出てからというもの、もはや明日の暮らしさえわからないような人たちを、道端でたくさん見てきました。
日本で言うところの「変な人」なんて、海外では圧倒的にレベルが違います笑。(マウントを取っているわけではありません笑)
彼らに豊かになってもらうには、政府が助成金を出すなど国家レベルで検討が必要ですが、日本はある程度個人で考えて戦いに行くことができます。
見なりもしっかりしていますし、モラルも高いです。
あとはリスクを取るだけのこと。
最初は怖いものですが、慣れてくればどんどん前に進むことができるのです。
僕も偉そうなことは言えませんが、
- 投資を始めて
- リスクを取れるようになって
- 先生を辞めて
- 海外に出るようになった
という、典型的な「リスク取れるマン」になったものです笑。
すると「貧しい」から脱却できましたし、もっと自分の目指す「豊かさ」に真剣になることができました。
日本人も全体観として、もっとリスクを取りに行ってもいい。
僕もそうして少しずつ豊かになれたように、貧困とは「悪」を生み出す根源なのです。
まだまだ「豊かな人生」を追い求めている僕ですが、その旅はまだ始まったばかり。
心が豊かになってきたのであれば、もっともっと実践して、それを下の代や友人たちに伝えていく必要があります。
そして僕自身も、リスクを取っていかなければなりません。
この「旅」はそのうちの1つ。
日本に帰ってからも、適切にリスクを取れるようにしていこうと思っています。
おわりに
- 学び
- 気づき
- リスクを取る
これができるようになるには、その人の環境もまた大切です。
日本は戦後のマインドが強く根付いていますが、土壌は「確かなもの」があります。
あとは頑張ってリスクを取るだけのこと。
と言うつもりはありませんが、明らかに精神的に豊かになりました。
みなさんにもそうなってほしい。
僕も学んで行動していきますので、ともに豊かな人生を目指していきましょう。
それではまた!
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