こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki)
先日、三浦半島にあるシオカゼサウナに、同僚たちと行ってきました。(もはやぼっちではない!)
テントによるサウナは初めてということもあり、とてもワクワクしていました。
今回はサウナーによるサウナーのための記事となりますが笑、
- テントサウナについて
- 僕がどうしてサウナが好きなのか
なども交えてお話しできたらと思います。
テントサウナとは?
そもそもサウナとは、言わずと知れたトレンドとなっており、今や日本中で大ブームとなっております。(と、勝手に思っているだけ笑)
サウナの入り方は、以下の記事を参考にしてみてください。
サウナといえば、温浴施設に併設されているイメージがありますがこのコロナ禍で、
- 自宅ととのい
- 川辺ととのい
- 浜辺ととのい
など、
- 「自分ひとりで」
- 「友人たちと貸し切って」
というスタイルが広まってきました。
それに呼応するように、持ち運びが可能な「テントサウナ」が注目を浴び始めました。
これはキャンプで使うようなテントの形をしたサウナの中を熱して、その後近くの川や海にダイブするというサウナです。
形状も様々ですが、今回使わせていただいものは、王道のMorzhというテントサウナでした。(施設で使わせてもらえるというイメージで大丈夫です)
「シオカゼサウナ」は三浦半島にある三浦海の学校の敷地内を使うのですが、サウナで蒸された後はそこにあるプールにダイブするという、気持ちのいいサウナ活動(サ活)を楽しむことができます。
ダイバー用のプールですので、泳ぎが得意な友人は深いほうに飛び込んでいました。
僕は泳ぎが苦手ですので、水遊び程度にとどめておきましたけどね笑。
プールサイドにもColemanのインフィニティチェアーが置いてあり、最高の「ととのい」を目指すことができます。
スピーカーも貸してもらえますので、
- SAUNA SONG(DISH//)
- あびばのんのん(Tempalay)
- そなちね(Tempalay)
という、サウナーのためのプレイリストを延々とリピートしていました笑。
初心者の同僚たちと行きましたが、前回渡したサウナハット(サウナ内の熱から頭を守る帽子)を持ってきてくれており、一緒にととのうことができました。
様々なサウナ施設にいきましたが、テントサウナは、
- 貸切
- セルフロウリュ(自分たちでアロマ水をかけて温度をあげること)
- アウトドア感
があり、個人的には大ヒットでした。
ぜひみなさんも買って試してみてください。(10〜20万円ですが笑)
テントサウナでととのった結果
テントサウナ内は、とにかく熱い。
以上(異常)です笑。
その理由は、
- 狭い
- ストーブに近い
- 初心者たちがセルフロウリュしまくる ←?!
といった点があげられます。
一応温度計もあったのですが、120℃を余裕で振り切っており、入った瞬間に「死を覚悟した」ほどでした笑。
冗談はさておき、普通のサウナであれば10〜12分が目安と言われていますが、テントサウナでは5分が限界でした笑。
スタッフの方も10分おきに薪を交換してくれますので、「熱すぎる」くらいでしたね。(ファスナーを開けっ放しにしておくと、外気を取り込めるので調整になります)
同僚が楽しくなったのか「真のととのい」を目指してアロマ水をかけまくったため、テント内が異常に暑くなり、僕は全くもって長くいることができませんでした笑。
その後は簡単で、
- プールの水をバケツでかぶって汗を流し、
- プールに飛び込んで(※僕は泳げないので浸かるだけ)、
- プールから上がったら、
- イスでととのう or プールサイドに寝そべる。
見てください。この恍惚感。
Colemanのインフィニティチェアー…買ってもいいかもしれませんね笑。
総じて、1年以上サウナに通い詰めているサウナー「下(げ)の上(じょう)」である僕からしても、ととのわないわけがないという結果になりました笑。
結論:テントサウナ、イイ!
「ととのう」は目指すものではない
ここ最近で流行り始めたサウナですが、そこでひとり歩きしてしまっている言葉が「ととのう」という言葉です。
僕もサウナに通い始めた当初は、
- 「ととのうってなんだろう?」
- 「それって気持ちがいいことなの?」
- 「なんだかよくわからないがいいらしいぞ!」
という噂に乗っかって、近くのサウナに通っていました。
しかし回数を重ねてきますと、
- 頭がグワングワンとして「ととのう」こともあれば、
- 単純にスカッとするだけの時
もありました。
ととのわなかった時ほど「不完全燃焼感」はなく、むしろちょっと悔しい思いを抱いていた時期もありました。
しかし本来サウナは、「ととのいを目指していくものではないものだ」と、わかるようになってきました。
サウナというよく分からない世界にに入る時は、いわゆる気持ちの良い「ととのう」が入り口であってもいいと思います。
テントサウナでも、同僚がたくさんロウリュをしてくれてとても楽しかったのですが、それを目的にしてサウナに行く段階を、僕は超えてしまったのでした…
まるで悟りを開いたような言い方ですが笑、僕はもっと違う「サウナの良さ」を見つけることができるようになったのです。
自然と一体となることができる
僕もよく「ととのう」という言葉を使ってしまいますが、それは決して「何かを達成した」という意味で使っているわけではありません。
- 蒸されて汗をかいて、
- 水風呂や水シャワーで汗を流して、
- 体を引き締めたら、
- 座るか横になって目を瞑る。
これだけの流れなのですが「素っ裸で風に吹かれている時間」は、どこか自然と一体になったような感覚になることができます。
自分が「気持ちいい」と感じられれば、僕はそれを「ととのった」と認識しています笑。
サウナとはもともとフィンランドで生まれたもので、フィンランドではサウナで蒸された後に湖にダイブするのが基本だそうです。
それは「自然と一体となること」を目的としているのかもしれません。
「ととのい」はキャッチーな言葉ですし、あながち間違ってはいませんが、
「生きているという実感」
を感じるために、僕はサウナに行っています。おおげさかもしれませんが笑。
- サウナで10分くらいじっとする。
- 外気浴で10分くらいぼーっとする。
現代の人々は、このようなたかだか10分程度の時間を取れていないと思うのです。
この時間だけでも自然と一体となり、ゆっくりと時の流れに身をまかせることは、意外にも貴重な時間になるのではないでしょうか。
友人とシェアできる
こうして僕が様々な施設に行くのは、ただただサウナが好きになったことに加えて、友人たちと体験をシェアすることができるからでもあります。
一緒にサウナに入ることも楽しいのですが、
- 自分ひとりで行った時の記憶
- 他の人の経験談
が、重なり合うような感覚があり、とても心地が良いのです。
今回のテントサウナの体験も、事前に僕がリサーチしていたわけではありませんが、三浦半島はコロナ禍でひとりで回ったことがあったため、
「自分がたどった道を、なぞっているような感覚」
がありました。
「サウナ」に限らず、
- 「あの国いいよね!」
- 「あのカフェいいよね!」
- 「あの施設いいよね!」
と共有できることは、世の中にはたくさんあるはずです。
しかし僕にはそのような「体験」に寄せた趣味がなかったため、友人とシェアできることがあまりありませんでした。
ところがサウナひとつとってみれば、
- 「あそこのサ室、半端なく熱いよね!」
- 「オートロウリュがイイ!」
- 「水風呂がキンキンで…」
- 「外気浴が気持ちいいですよ!」
- 「ご飯が最高でして…」
と、様々な話題について話すことができるようになりました。
こうした「体験の共有」ができた感覚は、「人との繋がり」を強固なものにしました。
サウナのおかげで、様々な地方に出向くようにもなりましたので、その地方出身の方との話のきっかけになったりもしました。
人との繋がりもまた、ひとつの「ととのい」である。
僕はそう思っています。
気持ちよくなるという意味の「ととのい」を求めた先に、様々な形の「ととのい」が僕を待っていたのでした。
おわりに
「テントサウナ」は、まさに自然と一体となれる最高のサウナでした。
特に、サウナ仲間とワイワイしながら行くサウナは、より気持ちがよく、また今度みんなで行きたいなと思いました。
- 自然と一体になる。
- 人との繋がりを感じる。
と言いますと「何をおおげさな!笑」と言う人がいます。
でも、もともと僕がこのブログを始めたのは、
「僕にとっての幸せってなんだろう?」
という疑問に対する「答え探し」がスタートでした。
結果として、サウナのように「生きる」ことをダイレクトに感じられるものが、僕にとってミラクルフィットしたのですね笑。
だからこそ「幸せ」を肌で感じられることは、どんどん発信していこうと思っています。
- 「なんか良さそうだな」
- 「いいな。今度行ってみようかな?」
と思える人が増えたら幸いです。
みなさんにとっての「幸せ」とは何でしょうか。
一緒に探していきましょう。
それではまた!
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