こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki)
以前1人暮らししていた時の僕は「怠惰の極み」であり、8時半から17時まで働いたかと思えば、
- 朝はギリギリに起き、
- 夜は遅くまで起きている。
という最悪の生活リズムでした。
しかも、これと言って何か生産的なことをしていたわけでもありません。
ある意味、本能に従って自分の思いのままに過ごしていましたので、言い換えれば「幸せ」だったのかもしれません笑。
教員という形は変わっていませんが、「仕事以外の時間」を大切にするようになりました。
ブログを始めたこともきっかけとなり、朝や夜の時間もみっちり予定で詰まっています。
時にサウナでゆっくりしたりもしますが、それ以外は動き続けているというもはや「謎の生き物」です笑。
今日はそんな「元ズボラ男子」が、どうやって時間管理術を得たのかについて、書いていきます。
自分に残されている時間を計算しよう
現代は「人生100年時代」と言われていることは、みなさんすでにご存知かと思います。
僕の人生も、当たり前のように30年ちょっと続いてきましたが、残された年数はざっくり70年です。
こう聞いてしまいますと、
「なんだよ。まだまだあるじゃないか」
と思いがちですので、1日の中の自由な時間の計算をしてみようと思います。
【朝:起床 ➡︎ 6時25分】
- 起床後:英語の勉強(20分)
- 電車の移動時間中:漫画ワンピース(必読)+ 読書(20分)
- 駅から職場:リスニング&シャドーイング(20分)
【夜:就寝 ➡︎ 22時半〜23時半】
- 放課後:たまにランニング(1時間)
- 電車の移動時間中:漫画ワンピース(1話分) + 読書 + ブログ(20分)
- 帰宅後:ブログ(2〜3時間)
- 就寝前:お金の勉強 or 読書 or 英語の勉強(30分)
見ればみるほど、自分にほぼ時間がないことがわかります笑。
もし仕事を続けていけば、残された年数は70年ではなく、もっと少ない時間ということになります。
今はこうして「自分のやるべきこと」を毎日のようにあてがえていますが、もしこれがなかったら、1日のうちの4〜5時間をドブに捨てることになる計算です。
こ、こわすぎるッ!
いえ。
以前の自分は、文字どおり時間をドブに捨てていました…
- テレビをだらだらと見る。
- 飲み会に行きまくる。
- ネットサーフィンをする…
など。
途中で気づいて、本当によかったです。
この時間確保のためにやったことは、
- テレビを見なくなったこと。
- 早く帰るようになったこと。
- 早寝早起きを心がけるようになったこと。
- 隙間時間を使うようになったこと。
などです。
もちろん「1分1秒たりとも無駄にはしねぇ!」とは、さすがに思っていません笑。
僕は細く長く続けていくために、時に自分をうまく甘やかしながら毎日のルーティンをこなしています。
また休日には、思いっきり「体験」や「休息」に振るようにしています。
とにかくまとまった時間がとれるのは、サラリーマンとして働いている限り、朝と夜しかありません。
様々な勤務形態がありますので、まとまった時間が「昼にある人」もいるかと思いますが、余白の時間に大差はないでしょう。
この「まとまった時間」をとにかく大切にすること。
これが時間管理術の、第一歩なのかなと思っています。
優先順位をつけてみよう
これもよく言われることですよね。
「優先順位は大切」と。
僕はブログを始めてからというもの、1日の中での最優先事項は「ブログ」となっております。
こういうと気持ち悪がられますが笑、仕方のないことですね。
以下を見てみてください。
- 「毎日更新することにしている」
- =「毎日ブログの時間を確保する」
- =「1日の中で2〜3時間ほどは持っていかれる…」
と、簡単に逆算することができます泣。
「自分の自由な時間」は1日に4〜5時間しかありませんので、ブログの時間を確保するためには、その時間を「最優先すべき時間」として確保しなければならないのです。
「1日の残り時間」はほぼないため、他のすべきことは自然とルーティン化するようになりました。
ブログ以外の「こまごましたやるべきこと」は、調整が効きますしね。
そもそもやることがない人
それでは「状況が違う場合」はどうでしょうか。
「特にやることがないのだが…」という方は、以前の僕のような「怠惰な生活」を送るのもアリです笑。
しかし、あまりオススメはしません。
その時間によって得たものは、僕の場合1ミリもなかったからです。
- テレビが悪いとか、
- 自己投資していない時間がダメだとか
そういう単純な話ではなくて、
「自分がどのようなスタンスで、その時間を過ごしているか」
がとても大切です。
- 「リラックスする時間」として決めていればそれはとても有意義な時間ですし、
- 「テレビを見て情勢を学ぶ」と決めていればそれも立派な勉強時間です。
僕にとっては、テレビやネットサーフィンが自分の肥やしにはならないと分かったため、ただやめただけです。
これも「優先順位」を考えた結果ですね。
「特にやることがない人」は、個人的には「インプットする時間」を確保したほうが、人生が豊かになると思います。
偉そうなことは言えませんが、少しでも何かを学んで取り入れていきますと、だんだんと「自分という芽」が育ってきます。
人生が豊かになるだけでなく、対人コミュニケーションの際の引き出しにもなりますしね。
ただ、根(こん)を詰め過ぎますと疲れてしまいますから、「1日〇分」といった軽い感覚でルーティン化し、それを最優先事項にしてしまいましょう。
まずは小さな習慣づくりからスタートです。
これについては後述します。
家事・育児などで忙しい人
一方で、
- 家事
- 育児
- 介護
など、逆に十分なゆとりが取れない方もいるかと思います。
まとまった時間が取れないのであれば、時間確保の手段は自然と決まってきます。
- 隙間時間を有効活用する。
- 外注して時間を作る。
- 時間単価の高い仕事をする。
- 睡眠を削る。
などでしょうか。
1日24時間は決められた時間であり、誰も変えることはできません。
最後の「睡眠時間を削ること」は本末転倒だと思いますから、しないにこしたことはないです。
「塵も積もれば山となる」の考え方で、隙間時間を有効活用していくことが望ましいでしょう。
大きな仕事から始める
自分の優先順位さえ意識的に決めてしまえば、その時間(あるいは残りの時間)は何をしようと有意義で生産的なものになります。
やってはいけないのは、
- 何も考えずに、
- 漫然と、
- ただただ細かいことで、
- 時間を消費してしまう
ことですね。
- 優先順位を決め、
- 空いた時間をいかに有効活用できるか
こうして時間を捻出していくことが望ましいです。
「時間は作るものだ」と僕も思ってはいますが、物理的になかなかできない人もいらっしゃいます。
そんな時は、
- 「1日の5分だけは、英語の勉強をしよう」
- 「この本の1ページずつだけ、毎日取り組もう」
と、やりたいことややるべきことを小さく分け、1日の中の最優先事項にしてしまうことがよろしいかと思います。
それを起点にして、
- 「今日はちゃんとできた!」
- 「やるべきことはやった。残りの時間はリラックスしよう」
- 「移動時間で終わっちゃった!夜は自分の好きな時間にしよう」
と、時間管理もさることながら、達成感も得られ自己肯定感も上がりますし、人生がどんどん豊かになってきます。
最優先事項を1〜2つ決めて、
- その時間をどんどん増やしてみたり、
- 他のやるべきことを見つけてみたり
するのもよいのかもしれませんね。
空(から)のビンに、大きくて重要なもの(岩、石)から入れてしまえば、あとの隙間に瑣末なこと(砂利、砂、水)はいくらでも入る。
しかし、瑣末なことばかりを先にビンに入れてしまったら、大きくて重要なものは後から決して入れることはできない。
有名なお話ですね。(※うろ覚えなのでざっくりです)
- 毎日の可処分時間(フリータイム)を計算し、
- 優先順位を決め、
- 大きくて重要な仕事からこなしていく。
「時間をどう使うか?」といった細かなテクニックよりも、まずは自分の中にある優先順位を見直すほうが、近道になるのかもしれませんね。
そこから片付けていけば、自然と時間管理ができるようになるでしょう。
おわりに
「人生は一度きり」
この言葉を、このブログでは幾度となく書いてきましたし、これからも書いていくことでしょう。
「ブログに意味なんてない」と言ってしまえば簡単な話ですし、人によっては他のことをやったほうが生産的なのかもしれません。
しかし1年近く続けてみて、ブログは僕にとってとても大切な作業だということがわかりました。
よって、変わらず僕の最優先事項としていきます笑。
来年は、フリーになった時が楽しみですね。
- さらに可処分時間(自分の時間)が自由に使えるようになって、
- 1日の時間管理を好きなようにできる
からです。
どんな時でも「自分の優先順位」を常に問い続け、時間を管理していきたいと思います。
それではまた!
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