こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
先月から、西日本を旅することを計画していたため、今は計画通りに広島に向かっています。
実際にバックパックを背負って歩いていますが、本当に重いですし、世界に出たらリュックから目を離せませんから、結構厄介です。
さて、そんな「バックパッカー練習中」の僕ですが、せっかくの旅なので人に会おうと思いました。
やはり人に会いにいく旅はいつも感動的で、会う人がいてくれてよかったなと思っています。
今日は「人に会いにいくこと」について書いていきます。
出会った人たちに会いにゆくこと
僕はこの1年に限らず、大学生時代から「人に会うこと」を大切にしてきました。
先日から海外渡航前に、
- 同僚たちと会ったり
- ダンス仲間と会ったり
- 英語関係の友人と会ったり
- ダンス部の顧問たちと会ったり
と、多くの人たちに会いにいきました。
遠方のものもあれば、地元のものもありました。
以前は、「人に会いにいくこと」とは、とても難しいことのように思っていました。
それでも、人に会いにいくだけで「とにかく喜んでもらえること」がわかりました。
これは逆を考えればすぐにわかります。
僕が神奈川にいる時に、
なんて友人が来ようものならば、みなとみらいから箱根まで案内して回ることでしょう笑。
それくらい、「わざわざ来てくれること」は僕自身ですら嬉しく感じることなのですから、友人だって喜んでくれることは間違いありません。
家族もそうですよね。
帰省してくれたら親だって嬉しいものです。
その「貴重さ」がわかっていたからこそ、海外に飛び立つ前に僕は、
と思ったのだと思います。
お金も時間もかかりますし、予約したり移動したりと、何かと大変なことは多いです。
しかし、その手間をかける価値があると思うこと。
そこに価値を見出せたのなら、あとは行動に移していくのみです。
人と会うとはそれくらいのものなのです。
出会いの一瞬を噛み締めること
以前から、「人に会いにいくこと」についてはいくつか記事を書いてきました。
僕の好きな漫画ワンピースは、現代とはかけ離れた世界です。
スマホもなければネットもない時代設定です。
海賊たちは世界を旅していく中で、
「いつまた出会えるかわからない」
という現実から、その島々での「出会い」を大切にしていました。
僕ら現代人はネットでいつでも繋がれますから、物理的な距離が遠くても、
「いつでも会える」
と思っているふしがあります。
心のどこかで、
とも思っています。
僕自身も「人と会うこと」をそこまで意識したことはありませんでしたが、旅を続けていく中で、
「人に会えること」
の大切さを実感するようになりました。
先ほども書いた通り、現代に生きているとはいえ、
「時間もかかればお金もかかる」
からです。
僕もいつどこにいるかわかりませんし、自分の身に何が起こるかもわかりません。
だから海賊の彼らは、その一瞬の出会いを「一生モノ」としています。
別れ際に涙を流すことは、その別れが「今生(こんじょう)の別れ」になる可能性を感じているからですね。
ただ、現代では連絡も取れますし「会おう!」と思えば、気合いで会いにいくことができます笑。
あまり深刻に考える必要はありませんが、それくらい「人と出会う瞬間」を大切にしてきたことで、一瞬一瞬がとても輝く時間となることがわかりました。
「人に会いにいく」という行為は、実は本当に短い時間でしかないからです。
この「物理的な出会い」は、時間をかけて会いに行くからこそ、大きな価値が生まれます。
オンラインで出会う時間に価値がないとは言いませんし、その大きさを比べる必要もありません。
シンプルに、
「リアルで会うことには価値がある」
それだけのことなのです。
その時間を噛み締めて、人と一緒に過ごし、笑い、思い出を共有すること。
その時間を大切にすることができるようになったことは、僕にとって大きな成長だったのでした。
特別なことはしなくていい
人と会うことを深刻に考えれば考えるほど、
と考えてしまいがちです。
僕が各地を飛び回ったり、神奈川で友人を出迎えたりした時に感じたことは、
「あまり気を張らなくていい」
ということでした。
大切なことは、
「無事にその人と会うこと」
これが「最優先事項」だからです。
家に帰るまでが遠足とはよく言ったものですが笑、「旅の無事を祈ること」は、
- 送り出す側
- 出発する側
のどちらもが一番大切にしていることだからです。
僕が神奈川で人を迎える時も、「人と出会えた時」が一番嬉しい瞬間ですし、もちろん各地へ出向く時も、
「無事にその場所で落ち合えた時」
が一番嬉しいものです。
以前の僕は、
と思っていましたし、
とも思っていました笑。
その気持ち自体は大切にしておいて構わないのですが、あまりにも気を張り過ぎてしまいますと、会うこと自体が目的のはずなのに、どこかでお互い気をつかってしまいます。
それ以上の楽しみは「+α」くらいで良いですし、どうしても何かしたいのであれば事前に計画しておけば大丈夫です。
それくらい、僕は人と会うこと「それ自体」を大切にするようになりました。
昔の人々が出航する船を見送るように、港に着いた船を出迎えるように、そこからドラマは始まったり終わったりを繰り返します。
その島に滞在した時間が例え短くても、それは尊い時間であり、それこそが「そこに来た意味」なのです。
それさえクリアすれば、もう目的は達成されたようなもの。
あとは一緒にいる時間を目一杯楽しむだけですね。
オンラインではまた会えるかも知れませんが、リアルでの出会いをしっかりと味わっていきましょう。
おわりに
僕は人との時間を特別に感じています。
一方で、その時間自体をあまりにも「貴重なもの」として扱いすぎるのもまた気を張ってしまいます。
ただその時間を楽しめていれば、それでいいのだと思います。
だって「人と会う」ということは、
- いかにアナログで
- いかに再現性のないものか
は、誰もが知っていることだからです。
それなら、あとは身を任せてしまえばいい。
もう二度と繰り返すことのできない、そんな瞬間なのですから。
そうやって、人との時間を過ごしていきましょう。
それではまた!
コメント