こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki)
以前に反応しない練習という書籍を読みましたが、今回はその内容も含んでおります。
最近YouTuberたちが荒れに荒れて炎上していたのですが、以前の僕だったら考えられないくらい、反応の仕方が明らかに変わりました。
そうです。
いちいち炎上に反応しなくなったのです。
ではどうしてそうなったのか。見ていきましょう。
以前の炎上に対する反応
特にコロナ禍、すずきはその「ハイエナのごとき嗅覚」で炎上を楽しんでいました。
ちょっとダークすぎましたね笑。
その時期は、
- 毎朝毎晩テレビをつけて報道を見ていたこと
- 日本中が不安に押しつぶされそうになって、異常なほどにお互いに自粛を強要していたこと
この2つが、僕を「ダークサイド」へと引きずり下ろしてしまいました。
当時は芸能人からYouTuber、政界から一般人まで、飲み会だの宴会だのをすれば総スカンを喰らい、「謝罪しろ」だの「土下座しろ」だのと集中砲火を浴びていました。
- 外に出られないストレス
- 自分は我慢しているのにというイラ立ち
が爆発していたようでした。
僕も外で走り回って踊りまくって「生の価値」を確かめる人間ですので、当時は相当のストレスを抱え込んでいたと思います。
「こんなにメシウマなことはない」と報道を見てはすぐにネットを開き、YouTubeで炎上に対する喝入れ動画を見ては、楽しんでいました。なんてやつなんだ…
環境のせいにしてはいけませんが、ある程度は仕方がなかったのかなとも思っています。
1回目の緊急事態宣言の不安感は凄まじく、今思い出してもすごく濁っていたものであり、どんよりと黒ずんだ気持ちでしかありませんでした。
そこから緊急時代宣言が終わり、ある程度コロナに対してわかったことが増えてくると、僕の感覚も変わってきました。
報道やニュースを見なくなる
これは以前、テレビを見なくなったという記事で書かせてもらいましたが、現在も絶賛テレビはただただ置物としてしか役割を果たせずに、部屋の隅でただずんでいます。早く売らなきゃ。
(追記:売りました!)
そこからでした。本当にテレビや報道、ニュースを見なくなりました。
特にデメリットはなく、むしろ幸福度が赤丸急上昇中です。
必要な情報は、たまに討論番組やネット記事で仕入れている程度です。
普段からネガティブなニュースに触れなくなると、考え方もポジティブになってきて悪い気持ちがスーッと消えていきます。
2020年は「体内にブラックホールでもあるんじゃないか」というくらい笑、他人の炎上をエサにして生きていたと思います。
しかしテレビを見なくなったおかげで、だんだんポジティブな生活に慣れてきました。
さらに、
- ネガティブなニュースが流れたり
- YouTuberの炎上を目にしたり
と、そのような瞬間に「これは見なくていいや」「どうでもいいや」と思うようになったのです。
ダークサイドより無事生還したのでした。
ニュースや事件の概要だけさらったら、あとは深追いしなくなったのです。
さて、それはどうしてでしょうか。
最近の炎上を見て
いつも通りYouTubeをサーフィンしていましたら、ふと「武井荘さん」の動画がおすすめに出てきました。
「もの申す!」的な動画だったので興味本位で見て、それから少しだけ彼が話していた「炎上した話題」について調べることにしました。
どうやら、
- 誕生日会か何かでお店や路上で乱痴気騒ぎをした
- その後相次いで謝罪動画を出しまくった
というものでした。
去年のコロナ禍ではよくあった話題でしたね。僕は「またか」と思って見ていました。
中には反省していないYouTuberもいて、いわゆる「勘違い野郎」でした。
特に何も感じず、スルーしました。
以前の僕を見てみましょう。
- そのYouTuberたちの名前をYouTubeにおいて検索し、
- みんなでフルボッコにしているのを眺め、
- 嘲笑していました。
もう最悪です笑。
それが今となっては、
「もういいや。もっと生産的な動画や幸せな動画を見よう」
と考え方が変わったのです。
テレビを見ていなかったことで、耐性がついていたのでした。
意図的にネガティブな動画を避けるようになっていたのですね。それは、
- ネガティブな思考になり、ダークサイドに落ちるから。
- 時間が無駄だから。
- 放っておけばそのような人たちは、勝手に潰れるから。
という3つの理由があったためです。
特に以前では考えられなかったであろう「2. 時間の無駄」という概念は、僕に有意義な時間をもたらしました。
炎上によって飛び火した動画を見ていくと、沼にハマってしまってものすごい時間が割かれてしまいます。
その時間をもっとポジティブな時間に変えることができたのは、僕にとって大きな変化でした。
そして「3. 勝手に潰れる」については、武井壮さんがその理由を話していました。
簡単に内容をお伝えします。
- GoogleによるYouTubeっていう偉大で優秀なプラットフォーム上に「俺らはいるだけ」って考えておいたほうがいい。
- テレビだと1つでもコトを起こせば長い間出られなくなる。
- YouTube業界にもその波が来始めていて、騒ぎを起こせばニュースにもなる。
- 優秀なプラットフォームのおかげで、僕らは広告収入を得られている。
- 自分たちがすごいと勘違いしないほうがいい。
という主旨でした。
YouTube界では謝罪動画を載せれば情状酌量と言いますか、「何もなかった」かのように続けることができます。
しかしコロナ禍ではものすごいアンチコメントが湧き、活動を制限されたり精神的に攻撃されたり、命を落としてしまうことも起こりました。
YouTube側が、これらの事実を黙って見過ごしていくこともできなくなってくるのだと思います。
特に広告はイメージ勝負でもありますから、YouTube側から削除されることもこれから頻繁に起こってくるでしょう。
実際にアカウントを削除された方もいますしね。
- 仮に炎上してしまい、
- その後反省の色を見せない場合は、
- 次第にファンたちが離れ、
- いずれはいなくなってゆく。
と思うようになりました。
現代は、
- SNSのフォロワー数
- チャンネルの登録者数
がものを言う時代となってきていますので、炎上は致命的だなと思います。
そう言う人たちは息が長くないでしょうし、誰も相手にしなくなってきます。
- 行く末のない人たちの動画
- それを叩く動画
これらを見ていても、嫌な気持ちになりますし時間の無駄です。
どうせ消えて無くなるのだから見なくていい。こういう結論に至ったわけです。
おわりに
あまりトレンドに乗るのは好きではないのですが、気持ちが熱くなったものはできる限り早く書こうと思って記事にしました。
この「反応しない境地」に至るまでは、習慣と考え方の変容も大きく影響したなと感じております。
「ゴシップ」や「人の悪い噂」って、体に毒なんですよね。
それよりも、
- 楽しい動画を見たり
- 自然を満喫してみたり
- 大切な人と一緒にご飯を食べたり
- 本を読んでインプットしてみたり
- 検定に向けて勉強して資格を取ってみたり
今の自分には「毒」を取り入れるよりももっと大切なことがたくさんあって、そちらに時間を割いた方がいいなって思っています。
武井壮さんも、
「彼らもまだ若いし、騒ぎたい気持ちやお祝いしたい気持ちはわかるからさ」
とおっしゃっていて、本当に素晴らしい人だなと思いました。
彼らYouTuberにも悪気はなかったでしょうし、仮に反省していなくてもいいのです。
でも若くして多くの人を元気にする力があるのですから、反抗的にならずに人に感謝されることで、その対価としてお金を受けとってほしいなと思います。
現在はこのコロナ禍で、人々の感覚はかなり敏感になっています。
いちいち周りの不誠実な行為に目くじらを立てていても、消耗するだけです。
一方でその感覚に訴える誠実な行動をしていくことが、僕らにとって必要とされているアクションなのではないでしょうか。
僕も微力ながら精進しますゆえ、ともにこの混沌とした世界を生き抜いていきましょう。
それではまた!
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