こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
投資を始めて少し経ちますが、僕は海外生活でいわゆる「キャッシュアウト」をしてしまいそうになりました。
そう思った僕は、実際に、
- 高配当株
- 積み立てNISA
を切り崩してみることにしてみました。
売却するときはやり方がわからなかったものでしたが、実際にやってみますと、
と実感したものです。
積み立てとは「出口が大変だ」と言われています。
でも実際に売却してみますと、全く感覚が変わってきます。
今日は「投資の実際」について語っていきます。
実際に取り崩してみる
旅の途中で、実際に株を売却してみたことがありました。
その経験もあってか、「取り崩すこと」に対する抵抗はほとんどなくなりました。
「インデックス投資」とは、一定の間隔を開けながら長期的に投資する「ドルコスト平均法」によって投資タイミングを分散させながら、長期的に運用する投資方法です。(ざっくり)
つまり、
と思っていますと、何のために長期的に投資しているかわからなくなってくるため、基本的には15〜20年ほど売却することはありません。
数十年後に膨れ上がった後も、運用を続けながら取り崩していくのですよね。
一方で、長く置いておけば置いておくほど、「売りたくない」という心理も働いてきます。
2〜3年しか運用していない僕でさえ、
と感じたくらいです笑。
でも必要なんだから仕方がない。
そしてこの「一旦の売却」は、僕にとってものすごく良い経験になりました。
そう思ってしまったからです。
つまり少額でも取り崩してしまえば、経験となって今後に生きるようになります。
長期運用をしていますと「いかに長く引っ張れるか」が勝負となってきてしまい、最期を迎える時に(ほとんど)使い切らないままとなってしまうリスクもあるからです。
リンク
少額でも売却した僕は、そういう意味ではとてもよい経験をしたと言っていいでしょう。
一度、何口か売ってみるといいかもしれません。
それだけで将来の自分の生き方について、見えてくるものがありますから。
高配当株との付き合い方
インデックスの後に始めた高配当株は、一般的に「感情と付き合いやすい」と言われており、四半期にキャッシュフローが生まれるので、数年前に始めた僕にとっては「なくてはならない存在」となってきました。
高配当株のいいところは、自ら売却せずとも定期的に配当金がもらえるという点です。
また良い投資信託(ETF)を買っておけば、インデックス投資のように最終的には元の株も良い状態になって売却することができます。
旅の途中で米国高配当株(ETF)を多少売却しましたが、基本的にはプラスとなって返ってきました。
インデックスで取り崩し方法を学んだ僕は、
- 何かあったら取り崩せばいい
- 基本的には高配当株からフローをもらう
というマインドを持てるようになりました。
このマインドに行き着くまでは、インデックス投資はまさに「マボロシ」でしたからね笑。
インデックス投資の利益が「幻想だ」と言われる所以(ゆえん)は、実はここにあります。
取り崩すまでは利益が確定しませんし、実際に売却してみたことのない人からすれば、やり方がよくわからなくて実感がないからです。
ゆえに、同時に「高配当株」への投資をしていますと、それだけ心理的に「安心感」が生まれるようになります。
だから、
- 高配当株
- インデックス投資
の二刀流で行くのがいい、と言われる理由もわかります。
僕の場合、積み立てNISAは最低限の33,333円を変わらずに毎月入れていますが、ちょいちょい取り崩したりする時があります。
それだけ、
という意識が生まれているのです。
あとは、できる限り高配当株の投資に回す。
そのほうが「今」の生活を豊かにできるだけでなく、将来取り崩していくよりも精神的に安定すると思っているからです。
これは人にもよりますが、「積み立ては老後資金」と捉えている僕にとっては、今を豊かにする方が大切ですね。
みなさんはどうしますか。
世界はいい方向に向かっている
高配当株にぶち込もうとしますと笑、タネ銭を得ようと頑張るようになります。
結局投資は規模の勝負ですから、さすがに数千〜数万円を投資したところであまりバックは期待できません。
おかげさまで、
- 高配当株に投資したい
- もっと稼げるようになりたい
という好循環が生まれるようになったので、結果的に「高配当株への投資」は僕の人生を豊かにしてくれました。
でもこの感覚に行き着くまでには、自分なりの「納得感」がなければなりませんでした。
- 今どうしたいのか
- なぜ投資をするのか
- 未来にどうなっていたいのか
そして何より、
という疑問も、当時はありましたね。
この「信用の根底」を作ってくれたのは、「Factfulness」という著書を読んだ後でした。
リンク
この前提に立てない限り、投資はできません。
- 暴落がどうのこうの
- 始めたいが重い腰が上がらない
と言っている人は、投資先を信じきれていなかったり、やらない理由を見つけたりと、要は軸がブレブレなのでしょう。
それならやらないほうがいい。
キャッシュでじっくり貯めていけばいいのです。
リスクを取らない分、減りはしませんが増えもしません。
インフレにも対応できなくなってきますから、苦しくなっていくことは間違いないでしょう。
- プラスサムゲーム
- みんなでいい方向に向かう
という感覚を持てるようになってからは、投資に前向きになりました。
あとは自分のできる範囲で投資を続け、たまに取り崩したり高配当株を買ってみたりすること。
これだけで、お金の問題はだいぶカバーできます。
もう残されている問題は少なくて、僕の場合は「いかに稼ぐか」にかかっているといったところでしょうか。
ただし自分にとって必要な生活費や、求めるべき人生の理想像を明確にしておかないと、
という思考停止状態になってしまいます。
「未来」は確かにいい方向に向かっていますが、それは「今」があるからこそであり、「今」も大切にできるようなバランス感覚を持ち合わせておく必要があります。
- 本を読んで
- 内省をして
- 行動に移して
- また振り返る
この繰り返しです。
地道にやっていけば大丈夫。
未来に向かって、みんなで幸せになっていきましょう。
おわりに
投資と一口に言っても、いろんな手法があります。
それぞれの状況に合わせてやることも大事で、間違いない投資法をやることもまた大事です。
一方で「実際に取り崩す」という行為をしていないと、将来しんどいもの。
僕は必要に迫られてやったのが、功を奏しました。
みなさんも未来を考えながら、「今」もまた大切に生きていきましょうね。
それではまた!
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